仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判 を再視聴した感想文(箇条書き)
1回目は劇場、今回はアマプラ配信です。
・アマゾンズSeason1で「食べたいものを本能に素直に食べるアマゾンたち」「食べたいものを本能に逆らって我慢するアマゾンたち」「食べるものは本能でなく理性で決めるオメガ」、「食べるものは自分で狩るアルファ」などが出てきて、映画でついに「食べるものを決められている養殖アマゾンたち」が出てきた〜!という気持ち。
・アマゾンズSeason1では「もし人間を好んで捕食し、強く、思考的にも(おそらく)成熟した生物が同じ生息区域に現れたら?」が提示されたけど、最後の審判では「もし人間が、その生物を隔離し、弱く、未熟な状態に家畜化したら?」なのでテーマ的に好きです。
・草食動物は雑食動物よりおいしいから、畜産アマゾン少年少女が草食を強いられるのわかる。人間と一緒なら成長期なのにかわいそうだけど。
・通常の家畜育成した後に食肉として得られるカロリーより穀物を普通に食べるほうカロリーのほうがエネルギー効率がいいという問題があることを鑑みても、畜産アマゾンが自力で食料の一部を畑で作れる(たぶん小麦はあの村では無理だけど)のは画期的な気もする。
・そのために群体として養殖アマゾンを飼育する必要があるがどうせ養殖するなら現代では基本、群体だし……。
・出荷時期がわりとバラバラっぽいのは気になるところ(金持ち道楽なのでどうでもいいです)(畜産動物は国の基準で決められているんですよね)(体重基準を満たしたので年齢基準前倒しの例が"若鶏"です)。
・もっと遺伝子をいじって太ももとか可食部位を肥大させられたらいいのにね。
・養殖アマゾンだけでフレンチのコースっぽいことしてたけど、飽きが来ない?娯楽だからいいのか?
・急ハンドルの車内で水澤美月の傷が広がってしまい、手当ができるところはないかと駆除班メンバーが出かけるシーン、戦闘集団なのに車内に救急箱ひとつないのちょっと無理がないか?
・アマゾンズSeason2から2年らしいけど、やはりアマゾンたちの急成長すごいな?
・養殖アマゾン61番の名前が「ROCKY」だとめちゃくちゃ面白い。
・「内閣総辞職ビーム」←作中にない
「無人在来線爆弾」←作中にある
「(無名街)爆破セレモニー」←作中にある
「アマゾン牧場」←作中にある
・水澤悠、やはりエゴがエゴいな〜。
・51番ゴロウくん「なんで、生きようとするんですか?」私「はぇぇ……」
・「ムクちゃん『施設を脱走して、汚れた肉食に変わり果てて……』→"肉食"たちの映像」から考えても、"肉食"元養殖アマゾンたちは同じ養殖アマゾンを食べようとしていたのか?たまたま居合わせた悠もそうとは知らずともアマゾンだし……。それとも数少ない人間の院長か事務員を狙っているのか……?共食いだとしたら悲しい。
・川辺で悠とムクが会話してるシーンで飛んでる鳥、30cmくらいはありそうな大きな鳥だしムクドリだったら面白いな。わざわざ羽ばたき音まで入れてるし。
・駆除班と脱走養殖アマゾンの対話、マモルと三崎ちゃんは"関係性"があったので苦しんでたわけで、ほぼ初見の人間(駆除班)食って何が悪い?という感じでもある気がするのだけど……。
・駆除班(三崎はさておき)はさすがに食べられたくないからおべんちゃらという見方もあるが、どう見てもそうではないので……。
・養殖アマゾンたち、食事前シーンは何度もあるのに、肝心の食事中シーンがラスト除いてないの意図的だな?
・そのおかげでラストのシチューを恐る恐る食べるシーンが尊いですね。食育……。
・スーツアクション、スーツを着ている限り打撲音のみで痛くないという特徴がある気がするんですけど、劇場版痛い痛い痛い〜!スーツ血まみれ〜!ってなる。
・悠の進化系のほうのオメガも現代的武器みがあったし、そうなるとネオアルファくんのチェーンソーマシンガンもどうでもよくなるな。チェーンソーマシンガン自体は大好き。チェーンソー攻撃の生々しさめちゃくちゃ良い。
・エゴだけで生きてたのに揺らいだ男vs厳格なルールのもと生きてたのに超えてしまった男がいいですね。さらにそこに「人殺し集団」に成り果てた4Cと「アマゾン親衛隊」に成り果てた駆除班(駆除班?)が関わってくる構図が良い……。
・水澤美月は孤児院(孤児院ではない)の経営する資金をどうしたのか、服の購入代はどこから生まれたのかなどが気になってしまうな。
・どうでもいいけど最後に悠が登ってる坂、角度すごいね!?
・神尾さんんんん!劇場で見たときはなんやこれはとなったが、アマプラ配信動画だとそうでもないな。配信を予期してこういう唐突な意味不明シーンを入れたのか……?
・モヤモヤもあってこうじゃねえの気持ちもあるがどちらも一線を超えたために決着がついてしまった構図は好き。