留学したら英語が出来るようになるのか/3カ国留学体験記#1


こんにちは。今までイギリス、アメリカ、スペインで生活をしたことがあり、長期留学から2週間の短期留学など色々な留学経験のあるmomoです。

「留学を経験すれば英語が話せるようになるのか」この永遠の疑問について少しお話をしたいと思います。

私なりに答えるならば「人それぞれ」でしょうか。

自分の経験を含め、確実に英語力がぐーんと伸びていつのまにかペラペラになって帰ってくる人もいれば

留学の末、大して成長せずに帰ってくる人もいます。

まず、私の経験をお話しましょう。

私は中学3年生の時に親の勧めでイギリス留学を経験しました。その頃の私はというと成績は壊滅的、特に英語に関しては学年最下位レベル。底辺にいました。趣味はジャニーズ。海外には何の興味もない普通の中学生でした。まず、英語というものがよく分からない。見た事のない不思議な文字だな程度の理解でした。(理解してるとも言えない)

結論から言うと、その留学が平凡で底辺にいた私の人生を変えてくれたのです。

1ヶ月の夏休みを使って参加した留学。現地の語学学校で他国の生徒たちと共に学び、交流し、寮で共同生活をしました。

そこで仲良くなったのがイスラエル人の子達でした。

お互い、大して英語も話せない中でもなんとか意思疎通をとって、共に時間を過ごすうちに、どんどん仲が深まっていきました。

当時はお互い子ども。どんなに仲良くなっても、もう一生会える事はないだろうと何となく分かっていて、そんな一期一会の状況だからこそ友情、絆は強いものになっていきました。

そして、一夏はあっという間に過ぎてお別れの時。

涙が止まらなかった。

お互い、また会おうと抱擁をしあいました。

世界の広さ、国境を超えた絆、視野の広がり。。。

これこそが留学で私が得た経験です。

ここで私のやる気スイッチが入ったのです。

もっと世界中の人と話せるようになりたい、もっと交流したい!という英語に対する強いモチベーションを得る事が出来ました。

目標が出来たのです。

そこから成績は右肩上がり。1から勉強をし直し、気づいたら成績は学年トップに躍り出ていました。その後も、高校時代には、学内のEnglish speech contestで1位を獲得するなどいつの間にか英語が強みになっていきました。

私の経験は一例ですが、こういった日本にいては絶対に得る事のなかった経験を得ることができるのが留学です。

その経験を活かすか殺すかが英語ができるようになるかならないかの差じゃないかなと思います。

また、英語が話せるようになるのか。という疑問に関しては、私のアメリカでの1年間の経験上(交換留学でカリフォルニアの州立大学に在籍しました)、環境をフル活用できるか。にかかってるのではないかと思います。

私の周りでも、日本人コミュニティーに属してその中で行動をしてた人達と周りをアメリカ人の友達で固めていた友人、比べてみれば、留学の終わる頃には歴然とした差が出来ていました。

留学という非日常的な環境をいかに活用できるか、貪欲になれるか。

そこが分かれ目なのではないでしょうか。