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激重アイドルに出会い、激重ヲタクにされるまでの話

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彼、白岩瑠姫は自他ともに認める「アイドルが天職」の男である。

推しにこんなことを言うのは少々心苦しいが、彼は、「アイドルが1番向いている」のではなく、「アイドルしか向いていない」要はアイドルになるためだけに生まれてきたのだと思う。

そう考えるようになった経緯を少しかいつまんで話そうと思う。

まずは単純に。顔。

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まあなんとも懐かしい写真を引っ張り出してきたなぁという感じですが。
綺麗に通った鼻筋
キュッと上がった口角
どちらかと言うと女性的な二重幅
目がデカすぎる故の三白眼
少し凛々しい自眉
パーツ配置に完璧に対応する輪郭

中性的な顔立ちをする白岩瑠姫にとって日プは最高の舞台だったのではないかと今でも思う。


実際のところ、ほとんどの瑠姫のヲタクは「顔がかっこいいから気になったけど性格も良かった」のルートを辿っていると思う。(これは後ほど。)



先述した通り、彼は生粋のアイドルであるが、1番現実と向き合ってきた苦労人だとも言える。

彼の経緯を軽く話そうと思うが、ぶっちゃけよく分からない。複雑すぎて。

ジャニーズJr。東京ヴェルディの下部組織でサッカー。
美容師専門学生。
Jrを辞めて地下入り。ツキクラで声優活動。
YsR(仮)。
ジュノンボーイ。
プデュ。
デビュー。

って感じでしょうか。


ざっくりであるが経歴を振り返ると今の彼にここで出逢えた事に感謝せざるを得ない。


これ程にも苦労して挫折を経験してもあきらめないでくれたから。

さらにこの白岩瑠姫という男、過去を大事にしてくれます。

私だったら挫折だらけの過去なんて捨てたくなってしまいますが、彼はそれをしませんでした。
過去を大切にしまって、糧にして今を生きてるのです。

過去を宝にするって、案外難しいことです。
しかもこの経歴。

現場に来てくれたお客さんが1人だった時もありました。たくさんの経験を宝にして誰一人漏れなく救ってくれる彼だからこそ、今の環境に置かれている自分を俯瞰し、感謝してくれます。一人一人に激重感情をぶつけてくるアイドルの完成です。

だからこそヲタクは瑠姫が幸せそうに笑ってると泣きます。激重感情抱いてしまいます。

蓮くん曰く、瑠姫はアイドルとしての経験をJO1に還元してくれている。らしいです。なんて良い奴。




ここで白岩瑠姫、天性のアイドル語録を2つ程紹介しましょう。

もし俺らのことを見に来てくれるお客さんが1人だったとしても俺はその人のためにステージに立つ
みんなが無力か無力じゃないなんて俺が決めること。俺が無力じゃないっておもってるんだから皆は俺の力になってくれてるよ。


かつてこんなにも「アイドル」を正面から受け止めて真剣に人生を賭けて全うしてくれる人はいたでしょうか。少なくとも私は知らない。


これはほんの一部だが、「白岩プロ」またの名を「激重アイドル」と呼ばれる所以はここにある。

しかも彼、「エゴサはあんまりしない」のに、欲しい時に欲しい言葉をくれるのだ。こんな福利厚生あっていいものか。

長年アイドルというものに真摯に向き合ってきただけあって、彼はヲタクの心が読める。彼の中に自分のヲタクでも飼っているのだろうか。

冗談ではなく、あながち間違っていないといえる。彼の自己肯定感は驚く程高いからだ。


100人のことが自分を嫌いだと言っても、どんな時でも自分は自分自身のことを愛してあげないといけない。たとえ全世界が敵でも1番自分が信じてあげないと。


貧乏ゆすりを上品な縦揺れといったり
コーラをお酒よりハイになれる飲み物といったり
瑠姫画伯は自分をピカソ的才能といったり。

自分をここまで正面から肯定できるアイドル。推してて不安なんかありません。

さらに瑠姫は自己肯定感を分けてくれます。
他者を肯定したり、ファンを勇気づけたり。

多方面への配慮ができる子なので、いつも勇気づけてくれるんです。トピックが自分に全く無関係なものだとしても。

ここまでは瑠姫の生い立ちを軸に人格についてを書きましたが、ここからは日プ〜JO1までの話をします。

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日プ時代は全バトルでセンターをした瑠姫くん。

しかし今のデビュー組のメンバーの半数以上もセンターを経験しています。

そう、ただでさえ人見知りの瑠姫くんはデビュー組との接点はほとんどなかったのです。

そんな中デビューした春が過ぎ、夏頃。

ここで川西拓実。

拓実は瑠姫に、
「瑠姫くんって、メンバーの中で一番メンバーのこと、愛してないよね。」

と言います。

瑠姫としては図星だったようで、1年くらい経ったら脱退しようかなと考えていたくらいです。

しかし、それをメンバーである拓実に言われたことで抱え込まなくなった、寧ろ開放的に関われるようになったというエピソードを瑠姫自身から話してくれました。

思い返せばその頃から笑顔が柔らかくなった気もする。

ヲタクとしては紛れもない「あの頃の現実」であることがいつ聞いても苦しくなるが、なにより瑠姫自身から話してくれたことが嬉しい。

過去を宝にしてくれた証拠。

これこそが川西拓実の力だ。ありがとう。



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また、彼は「王子」のつもりだが、「王子キャラ」を全うしているのに過ぎないのだ。

よく友人に、『王子様系キラキラアイドルが好きなんだ〜、意外。』

と言われるが、そうではないということはここまでで分かっていただけたと思う。

だが実際、彼も生粋のアイドルではあるが、生粋の王子ではもちろんない。

少々現実的な話をするが、消費者のニーズに応えてるだけなのである。それを悟るのが上手なだけ。

日プ時代に王子台詞を強要された時、あまりの棒読み具合に、私の中では二度と見てはいけない白岩瑠姫として印象づけられてしまっているのが事実だ。

また、その際に「練習しますね」と言っていた。その成果が今だ。なんて健気なんだ。

白岩瑠姫に感じる「キラキラ」要素もどうしても100%を純粋に受け取ることが出来ない。

彼の纏うキラキラは努力と挫折によってようやく手に入れたものだからだ。


彼の「リアル」なところはまだまだある。

絶対に現実を崩さないのだ。

私の知らない時代のことを多く語るつもりは無いので省略するが、白岩瑠姫の過去を聞くと口を揃えて「裏切らないアイドル」だと言います。

私が感じるのは、絶対に永遠を語らない。いつか終わるその時が来ることを知っているから。

守れる約束だけする。嘘はつかない。気持ちを素直に伝えてくれる。

現実の中で夢を見させてくれるという彼なりの愛の伝え方なのだと考える。


アイドルは職場の自分と素の自分を一致させる必要があるが、一般人はそうではない。

しかしアイドルの供給を受け取るのは一般人。
アイドルは人生を賭けて仕事をする。
それほど全てを賭けたって、一般人の趣味以上にはなれない。

そんな脆くて儚い世界を天職という白岩瑠姫。

このあたりが白岩瑠姫の本質だと言えよう。

どうしても最推し視点が入るのでここからは軽く白岩瑠姫の入口について紹介しよう。

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1997年11月19日生まれ
175cm
O型
人見知りだけどおしゃクソ。
ビビり
虫嫌い。東京喰種は好き。
あまいものがすき。魚は嫌い。
料理はできない。(出来ないんじゃなくてしないだけ)
負けず嫌い
ゲーマー
テーマパーク大好き
お笑い好き

こんなあたりだろうか。矛盾だらけである。

カメラとの距離感はバグってるし、年長組なのに弟気質。

いつもイケイケなのにファンには「みてみて!いいでしょ!褒めて褒めて!」の5歳児に変身するのだから。

頭の回転が早く、どこまでも計算高い、あざとい男である。


これがアイドル激重感情を被弾し続けた女が激重ヲタクに成り上がった実情である。


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おやすみ。よく寝てゆっくり休んで。

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