後出しジャンケンのダブスタ

■参院選、一票の格差は最大「3・03倍」　「違憲」訴え全国一斉提訴
(朝日新聞デジタル - 07月11日 20:23)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7030300

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言いたいことの純度・中立度が落ちるので私の主義主張はさておいて。国民の意思表示を行う現行の制度で結果が出たわけだ。

・・・私にとっても少なからず意に沿わない部分はあるものの（特に組織票の有効性とか一部の議員になるべきではないと思うような人物の当選とか）「自分の意に沿わないから」という理由だけで今回の結果を軽んじたり、無視したりする人間にはなりたくないものだ。

結果が出てから「一票の格差で無効だ」と騒ぐのは感覚的には「後出しジャンケン」な気はしてしまう。ジャンケンして負けてから3回勝負とか言い出す感じで。

たしかに「一票の重みに差がありすぎる」のは憲法違反だというのは原理原則論で言えば間違いとは思わない。とはいえ選挙のやり直しとなれば多大な費用が再度発生し、やはり現実的ではない。うがった見方かもしれないが「選挙結果が気に入らないから提訴してる」ようにも見えてしまう。それこそ原理原則論でいうなら「選挙結果が出る前にこそ提訴すべき」だろうし「選挙結果が出てしまったからには今回の無効ではなくて次回以降の是正」と主張するのが現実的な落としどころのように思うんだが。