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【機材紹介その2】Tokai LS146QZ


一ヶ月以上空きました

夏が終わって一気に涼しくなり、プラス秋花粉でくしゃみが止まらないたくおです。
Red Houseのレビュー記事が少しずつ伸びてますが、前回同様に以前から所有している機材を紹介します。

今回はTokaiのレスポールタイプ(以下、都合上レスポールと呼びます)のギター、LS146QZについて書いていきます。

ギターについて

本体全景

購入動機~購入

LS146QZ(以下LS)は2021年の12月に購入しました。通常は生産されていないカタログ外モデルです。今は型番(数字の部分)が変わり、私が購入した時よりも数万円値上がりしているようです。

レスポールは前々からずっと欲しかったのですが、前回紹介したNTLを購入してからはその欲求も収まっていました。

それが再燃し始めたのは2021年の夏頃、大好きなB'zがサブスクを解禁したことがきっかけです。そこから「俺もTak Matsumotoになるぞ!」と言わんばかりにレスポール購入を決意し、例のごとく国産メーカーに照準を合わせて調べ始めました。そこで興味を持ったのがTokaiでした。

実は最初はゴールドトップが欲しかったんですが、デジマートで見つけた個体を楽器店に見に行ったらタッチの差で売り切れ。落ち込みながら入った違う店舗で見かけたのが今回のLSです。まさに一目惚れで購入を決め、試奏して2,3分でレジへ向かいました。

特徴

何と言っても極上のキルトトップが目を引きます。キルトメイプルの突板を貼り合わせているのでしょうが、それでも手に取る度うっとりします。オープン/ゼブラのハムバッカー、べっ甲柄のバインディングもカッコいいですね。

ピックアップ間の木目は特に良い
バインディング部

実は、このギターの上で挙げた特徴は全て、先程も名前の出たB'zの松本孝弘のシグネチャーモデル、『Gibson Tak Matsumoto Les Paul Tak Burst』と酷似しています。デジマートで調べるとカラー/フィニッシュが『TKバースト』ってなってるし、明らかにインスパイアしていますね。オリジナルの画像はここには貼りませんが、気になった方は調べてみてください。

そこからさらに本人仕様に近づけるべく、以下の点をカスタムしています。
・ピックアップ:Vintage Maniacs HystricPAF(Reverse Zebra)に交換
・ジャックプレート:GOTOHの金属パーツに交換
・コントロールノブのポインター取り外し
・ストラップピン:Schaller S-Locksに交換
・トラスロッドカバー:ヤフオクで見つけた「玲」カバーに交換
・バックパネルにフェラーリのステッカー貼付

バックパネルのフェ●ーリステッカー
B’z好きギタリストなら知ってる「玲」カバー

上の4つは恐らく見た目上は本人と同仕様で、下2つは個人的なアレンジです。
また、カスタムは松本さんも御用達の都内の某ショップに依頼しました。ナット溝の調整を含めた全体の調整もしていただき、まさに最高の仕事をしていただきました。

特にピックアップは気に入っていて、ルックス面での変化を狙って交換しましたが、トーン面も大きく向上しました。メーカーの公式サイトに書いてある通りのサウンドです。
ちなみにLSの純正ピックアップは通常のゼブラタイプでした。交換したHystericPAFはリバースゼブラなので、その点もより本人仕様に近づけています。

https://vintagemaniacs.com/hystericpaf/

適度なパワーとわざとらしくない枯れ感があり、B'zやいわゆる邦ロックはもちろん、ハードに歪んだ曲でも柔軟にこなせる印象です。重量は4.44kgで、レスポールとしても特に重い部類に入ると思いますが、重量バランスが良いからかあまり気になりません。新品価格で10万円台の個体ながら各所の処理も丁寧で、全体的に弾きやすいギターです。

気になるところとしてはやはりルックスです。
見た目が良すぎるが故の弊害とでもいうんでしょうか。Tak Burstを意識したモデルだからか、たまーに「このギターではB'zしか弾いちゃいけないんじゃないか」とか考えてしまいます。
個人的には、アディダスのCMでモデルがナイキの服を着てるくらいの違和感を覚えるときがあるんです。

Tokaiの違うモデルやFUJIGEN EFLへの買い替えも考えますが、音やプレイアビリティは気に入っているので悩むところです。Tokaiはいい出物がないし、EFLは値段も張りますしね。まぁ焦らずゆっくり考えていきたいです。

ストラップはGrande uomoのLIFE LONG STRAPです

まとめ

念願叶って購入したレスポールなので、今でも手に取る機会の多い1本です。人生で初めてカスタムしたギターでもあり、より自分の好みに近づけられたのもグッドポイントです。
上でも書いたような表裏一体のルックスですが、とにかくいいギターであることは変わりません。Tokaiは皆さんにおススメしたいメーカーです。

今回でネタが切れたので、次回の更新まではしばらく時間が空くと思います。気が向いたらエフェクター・小物類も紹介しようかな。皆さんも気が向いたら次も読んでみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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