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僕がピカゼクを組んだらこうなった 10/25シティ優勝


はいどうもみなさんこんにちはっ!
某四天王の挨拶、歯切れ良くて気持ちいいから真似したくなる。
ポケカ四天王じゃないもっくん(@mc_acekop)です。

主に都内でポケモンカードを嗜んでおります。
先日行われたシティリーグにおいて、色んな巡り合わせに恵まれた結果優勝することができました。

使用したのはピカチュウ&ゼクロムGX(以下ピカゼク)を軸とした雷タイプのデッキです。

誰かのレシピを参考にした訳でもなけど、オリジナリティがある訳でもなく、まあ完成形見て既存のピカゼクってこんな感じだよね、ってレシピになったので、、、

(じゃあなんでnote書くんだよ!!!)

と思ったそこのあなた
はい、『備忘録』のためです。
自らの記録と思考を言語化してこの世に残す作業をしてみたかったからです。

なお、ここで書いてあることは、あくまで僕の考えであって正解ではないので、予めご了承ください。

前置きが長くなってしまいましたが、この先は僕の自己満足に付き合ってあげてもいいよって方だけ読んでくださればもうそれだけで幸せです。

基本的には無料でほぼ全文読めるようになっています。ただ、頑張って書いたので投げ銭機能を設けたので、徳を積みたい方はぜひ。。。

それと、誤字脱字、質問等あれば、TwitterのDMまでお願いします。

当日のマッチング

https://twitter.com/mc_acekop/status/1320253736237686784?s=21

おい、お前どんだけサンシンザシアン引いとんねん!!!
といういちゃもんは受け付けておりませんし、なんならそれに全部勝ってる私を褒めてください。はっはっはっ。
冗談はさておき、決勝トーナメント初戦のムゲンダイナ戦以外は微有利以上のマッチを引けたと思っております。正直、運が良かったです。

それでは、どうしてピカゼクを使おうと思ったのか、次項でその経緯をお話していきます。

何故ピカゼク?

シティリーグより前に行われたチャンピオンズリーグ横浜、さらにもっと前に行われたPOG(ptcgoの世界大会みたいなやつ、説明は省きます)で優勝したのが、自分が今回使ったのと同じ、ピカゼクを軸としたデッキでした。

正直、自分の中ではピカゼクは現環境では勝ち切るのが難しいデッキタイプだと思っていましたが、上記の結果と、CL横浜の配信卓で女性プレイヤーの方が使用して勝利を収めていたのを見て、それがかっこよく、ちょっと使ってみたいなと思ったのがきっかけでした。

それからはptcgo上で様々な型のピカゼクも(博士の研究でガンガン引く型、オドリドリでパーツを集めて終盤逆転型、サンマ無いのにグズマ&ハラ型、クラッシュハンマーで妨害するコントロール型etc)を組み、回し、実際にデッキを組んで練習会などに持って行っては改良し、を繰り返して構築を煮詰めました。

主に練習したのはピカゼクでしたが、負けてヘコむことも多々ありました。
他のデッキに浮気しようとしたこともありました。
けどやっぱり、直前まで寝食をともにしてきたこの子で行こう、腹を括ろう、ともに心中しよう、ということでこのデッキをシティリーグ本番で使うことに決めました。

レシピ

見やすいように公式サイトで作ったレシピを貼っておきます。

僕ピカ

各カードの採用理由、採用枚数


ピカチュウ&ゼクロムGX ×2
メインアタッカー。
2枚ともサイドに落ちてたら、クワガノンVとライチュウ&アローラライチュウGXで頑張りましょう。

ライチュウ&アローラライチュウGX(以下ライライ) ×1
メインに近いサブアタッカー。
1枚だと
・サイド落ちケア
・準備しておいたこの子が不慮の事故で倒されてしまった時に逆転するプランが皆無になってしまう
などの理由で、2枚採用しても良かったと思ってる。

クワガノンV ×2
自分の中では
パラライズボルトは実質オルタージェネシス
だと思ってる。
序盤と終盤2回使うこともある上に、序盤から積極的に使いたい可能性、あまりサイドに落ちて欲しくない、等の理由で2枚。

カプ・コケコV ×1
倒されたらサイド2枚取られるポケモンの3枚目が欲しく、クワガノンVの3枚目だと多様性、戦術の幅に欠け、尚且つ逃げるためのエネルギー0のポケモンが欲しいと思った時に思いついた。(ライチュウ&アローラライチュウGXのタンデムショックとの噛み合いも〇)
実際に
・いれかえでとりあえず前に出す
だけでなく
・とりつかいの経由先
にもなるし
・サンダーボルト200ダメージ
も非常に有力でした。
複数枚必要なカードではなく、無くても戦える、等の理由で1枚。

ジラーチ(ねがいぼし) ×1
後述にあるポケモンいれかえを4枚採用しているため、バトル場とベンチのポケモンを入れ替える手段には基本的は困らない。
そのため、
・博士の研究やデデンネGXの特性で捨ててしまう前にポケモンいれかえを使いバトル場に出しておきたい
・エスケープボードやポケモンいれかえを後に引ける算段がある
時にバトル場に出すことで、その後に引いたポケモンいれかえが、ねがいぼしで手札に加えることのできるカードに化ける、という考えができます。
博士の研究等で引いた後にポケモンいれかえが引けなかったら意味がない、むしろねがいぼしでいれかえ手段を手札に加えないといけないじゃないか!
と思われた方が、もしかしたら極わずかでもいるかもしれませんが、もし仮にその時は、引いたカードの中にいれかえ手段ではない別の必要なカードが手札にある、可能性がある、ということです。
これ以上言うと今話題の確率警察に捕まるので、この辺にしておきます。笑
本質的な採用理由と採用枚数を述べるとしたら、
採用理由としては、前述のようなシチュエーションで欲しいカードを1枚手札に加える可能性を生み出すことができるから、です。
ただ、このジラーチの特性はあくまで、手札を1枚増やす、効果です。過度な期待は禁物です。またそれをして「ジラーチ何にも持ってこねーじゃん!!」とジラーチに八つ当たりもしたくありませんでした。
そのうえ、無くても戦えます。むしろ場にいない方が良い事もごく稀にあります(ピン刺しのジラーチにこれ以上の説明時間を費やしたくないのでその状況の説明は割愛)。無くても大丈夫なように構築を頑張りました。
以上の理由から、あったらいいな、なくても別にいいや、のポケモンなので、1枚。

マーシャドー(リセットホール) ×1
混沌のうねりを剥がしながら自分のサンダーマウンテンを場に出したいので1枚。
この子がいるだけで、クイックボールが劣化版フィールドブロアーに変わります。偉い。

カプ・コケコ♢ ×1
本当は4枚入れたいけど、ルール上入れられないらしいので1枚。

デデンネGX ×2
序盤の事故回避、終盤のパーツ集め、で使用したいので、2枚。
この子でスタートする確率もそこそこあるので、その場合でも1回は特性を使用したいので、この枚数は欠かせない。安心感。精神安定剤。

クロバットV ×1
デデンネGXと用途はほぼ同じです。ただクロバットVとデデンネGXを両方採用することで、1ターンに一気に20枚近く山札からカードを引くことができる可能性があります。
あとは相手の無人発電所下でも特性を使うことができるので、その点も優秀。
他のポケモンの特性やサポート、スピード雷エネルギーもあるので、1枚あればだいたい山札を引ききれるので1枚。

フィオネ(ひきよせのうず) ×1
クワガノンVのパラライズボルトと相性抜群。
ひきよせのうず+パラライズボルト≒オルタージェネシス
です。(時と場合による)
上手く使えば勝率はぐんと上がるものの、試合によっては使わないこともあるので1枚。

クイックボール ×4
脳死で4枚。

タッグコール ×2
タッグチーム限定ではあるが、山札をから無条件でカードを手札に2枚持ってこれるカード。手札に来ると口が緩みます。
この1枚が
・アタッカーとなるポケモン
・エネルギー
・ポケモンのどうぐ
・スタジアム
に変わりうることを考えたら、バケモンですね。
上手く噛み合えば、
タッグコール→ピカゼク+グズマ&ハラ(2枚)
グズマ&ハラ→スタジアム+スピード雷エネルギー+ポケモンのどうぐ(3枚)
スピード雷エネルギー→山札を引く(2枚)
2+3+2=7
ですね。
この7って数字どこかで見た記憶はございませんか……?
そう、博士の研究です。
グズマ&ハラの追加効果を使用するために手札を2枚捨てなければならないものの、必要なカードをピックアップして手札に加えることができる点では、非常に優れた能力を持っていることがお分かりでしょうか???
ただのタッグコールの有用性を紹介しただけになってしまいましたが、序盤に1枚手札に来たら嬉しい、けど終盤にゴミになる、等々の理由で2枚。
3枚入れて引ける可能性を上げたいと思ったこともあったので、3枚入れてもいいかも。

ポケモンいれかえ ×4
組み始めはポケモンいれかえ×3とゼラオラGXで前後のやりくりは上手くできるやろ、と思ってたものの、
・ベンチにいるゼラオラGXが邪魔、ゼラオラGXを持ってくるのが手間
・ポケモンいれかえ、でベンチとバトル場のポケモンを入れ替えたいと思うことが多かった
・スタートしたポケモンをベンチに下げたい時に、手札にあって欲しい
等々の理由でフル採用の4枚。

エレキパワー ×4
エレキパワー4枚からデッキを組むことを始めました。

大きなおまもり ×2
ピカゼクやライライ、場合によってはクワガノンVやデデンネGXにつけて、相手のプランを崩す、あるいはポケモンが倒されない状況を作り自分のプランを突き通すために必要なカード。
ツールスクラッパーで壊された後にもう一度着ける、等の行動が非常に有力なことが多く、壊されずとも2枚残ればより自分のプランを通しやすくなるので、2枚。

エスケープボード ×1
ジラーチ専用の乗り物。場合によってはグズマ&ハラから、逃げるエネルギー1のスタートしてしまった技を使わないポケモンを逃がすために使うことも。
その時は「ジラーチ、ごめんね……」と心の中でつぶやきながら装着します。
ポケモンいれかえが4枚フルで入ってる、ジラーチはサブプラン、けどグズマ&ハラでバトル場のポケモンを逃がすカードに触れる可能性が欲しい、等の理由で1枚。

カウンターゲイン ×1
ピカゼクのデッキにはあまり見ないカードだと思います。
グズマ&ハラと相性が良く、サイドが負けている状況から、突然ライライやクワガノンV、カプ・コケコVを起動させやすくします。
ピカゼクに着けて効果を発揮させることはできませんが、技が豊富なこのデッキにおいて、擬似的なエネルギー加速を可能にするこのカードは非常に有力でした。
このレシピと今回のシティリーグにおいて、MVPと言っても過言ではありません。
タッグコールやクワガノンV、ライライを軸としたデッキに見ることが多かったので、練習から試しで採用してみたところ、非常に感触が良かったのでそのまま本採用。
ただ、あくまで逆転への切り札的なポジションなので、枚数は1枚。

エネルギーつけかえ ×1
実は最初は入れてなかったカード。
理由としては、本質的な解決にならないカードはなるべく使わないようにしたかったから。
そう思ったきっかけは、三神ザシアンに入っているエネルギーつけかえが、ただただ邪魔者扱いされて中終盤にトラッシュに送られているのを見ると、だったらもっと本質的にエネルギー加速手段になりうるカードを入れた方が良くないか?と思っていたからです。
ただ、全く入っていないと、それはそれで技選択の幅が狭まり、逆に1枚あるだけで、プラン変更の幅が一気に広がり、プレイもしやすくなりました。
1枚だけじゃ、引けなかった時や序盤に捨ててしまった時に意味が無くなってしまうじゃないか!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、その時はその時です。そもそも本質的な解決にならないカードだと割り切ることもできるし、無ければ無いで、それを念頭に置いてプレイすれば全く問題ありません。
ってなわけで1枚。

リセットスタンプ ×2
魔法の呪文、「スタンプタンデム!」を言うために採用。
2回使うことは稀だか、1回はほぼ必ず使いたいため、2枚。

クラッシュハンマー ×1
皆さんが気になってるであろうピン刺しクラハン。
正直特筆することはありません。
本気で「このクラハン、試合中のどこかで当たればいいな〜」
と思って採用しました。
大事なことなので2回言います。
本気です。
ただ、では何で2〜4枚採用して、相手のエネルギーを破壊するぞ!という確固たる意思表示をしなかったかといいますと、
複数枚採用して、重要な場面で使ったクラッシュハンマーのコイントスでウラが出た時、精神的なダメージが大きく、後のプレイに支障をきたすと思ったからです。
・裏が出まくって負けた時
・逆に全て表で、それが原因で勝てた時
どちらも精神衛生上良くありません。
自分が使うなら
「ピン刺しにして、当たったらラッキー!」
くらいがちょうど良いと思いました。
もちろん、全く必要が無ければピン刺しすらしていないので、ムゲンダイナや三神ザシアン等を相手にした時、1つエネルギーを割るだけでプランを一気に崩せるぞ、とふと思ったので、前日の夜に採用しました。
なのでここはあまり参考にしないでください。笑
だったらエネポーターの方が良いんじゃね?って意見は受け付けません。多分そっちの方が良いです。
直前に気付いた上に、調達が間に合わないのが怖かったので。
てなわけで1枚。

グズマ&ハラ ×2
タッグコールの項でほとんど書きたいことは書いたので、採用枚数だけ。
試合中1枚はだいたい使いたい、2枚目を使うことも時々ある、もう後は使わないなーという時でも、タッグコールから山札を圧縮する選択肢となりうる、等の理由から、2枚。

博士の研究 ×2
リソースを大事にプレイしたかった。
また、博士の研究を3~4枚採用して、サポートの枚数を抑えて、なのに博士の研究で博士の研究を同時に複数枚トラッシュに送る、という現象を避けたかった。
もともとは1枚のみの採用だったものの、中終盤で一気にエレキパワーやリセットスタンプを引きにいくというアクションをしやすくするために、2枚。
それ以上欲しいと思ったことはありませんでした。

マリィ ×2
リセットスタンプの節約になります。
ただ、リセットスタンプを使った上でカードを引き込みたい、といった時に、リセットスタンプとの噛み合いが悪いため注意が必要。
手札干渉をしてリソースを確保しながらドローしたい、といった理由でしばらくは3枚採用だったものの、終盤のリセットスタンプのパワーを上手く活かそうと思うとこの枚数で落ち着きました、2枚。

とりつかい ×1
ポケモンいれかえの5枚目。
リソースを大事にしたい、こととポケモンを入れ替えることのバリューの高さ、の双方の利点同時に活かせる、と思ったので採用。
ただ、どうしても3枚ドローのアクションは、やや進展性に欠け、マリィのように相手に干渉することができない、また、最序盤でポケモンが2匹いないと使えないので、その点では噛み合わせが悪いと感じました。
利点と欠点を比較した時に、1枚なら入りうるし、利点を活かしきれるだろうと思ったので、1枚採用した。

ボスの指令 ×3
2枚じゃ足りないし、4枚じゃ邪魔、なので3枚(そろそろ書くの面倒になってきた)。

サンダーマウンテン♢ ×1
4枚入れてもいいですか?

プレイヤーズセレモニー ×1
ここも気になっている方多いでしょう。
最後の気力を振り絞って書き記したいと思います。
そもそもピカゼクにサンマ以外にスタジアムの2枚目は必要なのか、というところですが、個人的には必要でした。要らないやろ、って思われる方はそれはそれで良いと思います。
必要だと思った理由としては
①グズマ&ハラで持ってくることで、山札を圧縮するという行動ができる。また、そこで手札に加えた、その試合では不要だと判断したスタジアムをクイックボール等のコストにできる。
②サンマが貼り替えられた後、相手のみメリットが働くようなスタジアム(巨大なかまど、無人発電所など)をさらに上書きして張り替える。(マーシャドーと併せて二重のケア)
の2点でした。
最初はこのスタジアムの枠は混沌のうねりでした。しかし、混沌のうねりは、先に自ら出してしまうと、その後にサンマに貼り替えるためにマーシャドーが必要となり、手間が生じてしまいます。
自分で自分の首を締めていては話にならないと思い、混沌のうねり以外のスタジアムで、何か自分にメリットをもたらしうるスタジアムは無いかなと探していました。
トキワの森は候補に上がりましたが、相手をあまりにも手助けしてしまう可能性があったので、それは避けたいで却下。
そんな中で浮かんできたのがプレイヤーズセレモニーでした。
現在のポケモンカードは、技を使えないターンの価値が非常に低い、と個人的には考えていました。技を使い、相手ポケモンにダメージを与え(あるいはオルタージェネシスGX等の補助技を使い)、サイドを取りきる事に向けて相手にプレッシャーをかけていくことが大事にだと思っていました。
しかし、このデッキは、最序盤は技を使え(わ)ないターンが生じることがあります(特に後攻1ターン目でサンマを経由してパラライズボルトを使いにいかない対面の時)。
そういった時に、プレイヤーズセレモニーを出て、2枚カードを引けたら嬉しくない!?!?
まぁそんな理由です。
先に混沌のうねりを相手に貼られていたとしたら、マーシャドーを使わずに相手の混沌のうねりを剥せるので、それはそれで良いと思ってました。
また、自分がサンマ以外に混沌のうねりしか採用していないと、相手の混沌のうねりを自分の別のスタジアムで割ることができません。
これも混沌のうねりではなくした理由の1つですね。
ざっとこんな理由で採用しました。

スピード雷エネルギー ×4
博士の研究やデデンネGXを使ってガンガンカードを引きにいくデッキならこの枚数も減らしたのかなと思いますが、タッグコールとグズマ&ハラを軸としてデッキを回しているため、+‪αのドロー要素は非常に重要でした。
また、終盤にスピード雷エネルギーが残っていると、博士の研究やデデンネGX、クロバットVで引けるカードが2枚増える、といった小学生でも分かる理論が現実的になります。
等々のことを考えると、序盤、中盤、終盤、スキがないこのカードはたくさん欲しいと思い、フル採用の4枚。

基本雷エネルギー ×9
序盤、特に1ターン目に手札にエネルギーが欲しいということを考えると、これ以上は少なくできませんでした。これでも1ターン目にエネルギーを引けないことがあるから増やそうかなとまで思うことも。ただこれで問題なく稼働していたので、
13-4=9
で9枚。

プレイする上で意識したポイント

①エネルギー
②技の選択
③サイドプラン
④リソースマネジメント

まず上から見ていきましょう。

①エネルギー

序盤の動きで重要になってくるのは、エネルギーをいかに順調に盤面に残していくことができるか、です。
初ターンで絶対に手札から技を使う予定の場のポケモンにエネルギーをつけたいです。
サンマ、カプ・コケコ♢がいるからどうせ初ターンでエネが付かなくてもええやん、なんとかなるやん、なんて甘い考えは止めましょう。
これは何としてでも遂行しましょう。
これを遂行できないと、中終盤以降で取ることのできる選択肢の幅が圧倒的に狭くなり、負けに繋がります。
初ターンに手張りができない
ことが
負け
に直結する。
これは大袈裟でもなんでもありません。
エネを手張りできなくても勝てたり、できても負けることはありますが、勝率は段違いです。

それでは次に進みます。

②技の選択

このデッキでは各ポケモンの持つ技の種類が豊富なため、その技の選択が勝敗の鍵を握ります。
①はここに繋がってきます。
・ピカゼクが技を使えるか
・技を使ったピカゼクが場に残るか
シチュエーションによっては
・クワガノンVが技を使えるか
・クワガノンVがサンマやカプ・コケコ♢を絡めずに技を使えるか
・相手に先制をされた時、ライチュウ&アローラライチュウGX(以下ライライ)やカプ・コケコV等で、サンマやカプ・コケコ♢、カウンターゲインを絡めて技を使えるか(相手ポケモンを気絶させることができるか否かも大事)

これでも序盤の選択肢です。
中終盤以降で大きく技自体の選択が変わる訳ではありませんが、各項からの分岐と次ターン以降に自分ができる行動の幅を把握して技の選択をすることが大事になります。

③サイドプラン

ポケモンカードの勝利条件は、山札切れ、タネポケモン切れ、アンノーン等のポケモンの特性による特殊勝利を除けば、基本的には先にサイドカードを取りきることができるかどうかで勝敗が決まります。

ですので、

自分のサイドカードをいかに先に6枚取りきるか

相手にサイドカードをいかに上手く6枚取らせないようにするか

この2点を同時に考えながらプレイを選択していきます。
エレキパワーやボスの指令を使ってサイドカードを取りにいくのか、単にダメージを与えにいくのか、手札に関わるサポートを使って盤面を整えるのか。

ここで僕が何を言いたいか、気付いた方もいらっしゃるかもしれません。

この①〜③を
逆算していけば
プレイの選択肢も取りやすくなるのでは……?

そうなんです。

③サイドプラン を考えて
どの ②技 を使っていけば良いかを考えて
どのポケモンを出し ①エネルギー を手札から付けていけば良いかを考えてみることによって、自分のやりたいことが明確になり、勝利に向けたプレイを、100点に近いプレイをすることができるようになると、僕は思ってます。

④リソースマネジメント

ちょっと追記気味で書き足したので、文脈の流れが悪いかもしれないですがご了承くださいまし。
このデッキでは、全てのカードの枚数を、ある程度ちゃんと把握しておかなければなりません。
ただ、試合中に全てのカードの枚数を完璧に把握するのは無理なので、ポイントとなるカードをピックアップしておきます。
つあります。
①エレキパワー
②リセットスタンプ
③ポケモンいれかえ
④ボスの指令
この4つです。
なんとなく切り(捨て)がちのカード達ですが、シチュエーションによっては引けるかどうかで勝敗を分けます。

①エレキパワー
は言わずもがな、あれば倒せる、無いと倒せない、状況をあるか無いかで左右します。

②リセットスタンプ
逆転お祈りをするために、このカードを引きにいくかどうかを考えます。
無理矢理引きに行くべきなら、その枚数は把握しておかなければならないし、それによってプレイの順番も変わってきます。

③ポケモンいれかえ
逃げづらいポケモンをボスの指令で縛ってきた時に、入れ替えることのできる可能性がどれだけあるか。
また、タンデムショックを追加効果有りで使う為に必要となる場合があるので、ちゃんとそのアクションが行えるかどうか。etc
まだまだシチュエーションによっては必要になる可能性が非常に多いカード。

④ボスの指令
手札にあれば選択肢として抱えていられているのであまり問題は無いが、デデンネGX、クロバットV、ジラーチを使ってどれだけ引きにいける状況が作れているか、を把握していることは非常に重要になります。
山札の残りが25枚程あるのに、もう山札にボスの指令が1枚しか無い、なんてことになれば、それはボスの指令が欲しい場面でも別の実現可能性の高いプランを選ぶことの方が勝利に繋がる可能性が高いかもしれません。

簡単にまとめると、

将来的に欲しくなりうるカードを山札にどれだけ残し、引くことができる可能性をどれだけ抱えた状態でその番のプレイを選ぶべきなのか。
が重要になります。
まぁこのデッキに限ったことではないですけどね。てへ。


もちろんこれらができても、できたと思っても負ける時は負けるし、それも含めてポケモンカードって楽しいよね、楽しくやりたいよね、ってことが僕が一番言いたかったことです(綺麗にまとめるな)。

おわりに

ここまで長々と読んでいただき、ありがとうございました。

また、練習に付き合ってくださった皆さん、普段からポケモンカードを通して遊んでくださっている皆さん、本当にありがとうございました。

これからもたくさん楽しくポケカやっていきましょう!!

以下おまけです。

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