G1ななめうえ予想 参考あげ忘れてた朝日杯FS

ターコイズSは横山琉騎手の好発進からの良ペースで完璧な粘り込みだった。1着フィアスプライドの1番人気もそうだが、週中13番人気想定で2着に来たフィールシンパシーも8番人気になっており、競馬ファンが最もファインプレーだった様にも思う。

今年の朝日杯FSだが、社台RH対サンデーRの図式も頭に入れて見ていきたい。社台F対ノーザンFのリーディングサイアー争いは逆転しようもない大差がついているが、前述のリーディングオーナー争いなら社台RHは逆転がギリ可能な位置にいる。社台RHは1着5億、2着2億の有馬記念において、スターズオンアース・ソールオリエンス・ヒートオンビートと多士済々な布陣なのに対して、サンデーRはシャフリヤール・ディアスティマと何枚か落ちる布陣である。

現時点の賞金の差を考えると、コツコツとサンデーRよりも賞金を積み上げていけば社台RHは有馬で大まくりも有りうるのである。そこにきての、朝日杯の布陣は社台RHジャンタルマンタルに対して、サンデーRは無しである。ノーザンからモーリス×外国人騎手で3頭出走してきているがいずれも気性に問題がありマイラーというよりはスプリントで活躍しそうと言える。唯一シュトラウスについてはよくわからないレースを続けており、マイル対応の可能性を感じる。

社台RHの話を続けるなら、有馬記念のソールオリエンスに川田騎手が乗ることに違和感を覚えた方も多いと思うが社台RHの大捲りPJのカギは川田騎手が握っていると思う。ジャンタルマンタルで言えば、鮫島騎手の降板を残念に思う方も多いと思うが、今日のコナコーストの騎乗を見れば仕方がない。外枠だったから仕方がないではなく、外枠を引いてしまうことも内包して考えなければならない。

前置きが長くなったが、今回の朝日杯FSはジャンタルマンタルが有利である。3連複でこの馬を外す馬券は考えづらい。

セットアップが逃げて、エコロヴァルツ追走だが同馬はコスモス賞のラスト1000mを59秒台で纏めていてなかなかいないタイプの後半要素である。息を入れて直線で二の足を伸ばしたいセットアップと入れ替わってリレー形式の逃げとなる。この前の2頭が引っ張るので、縦長の展開となり外枠シュトラウスの不利は軽減となる。ダノンマッキンリーは出たなりの競馬となるが同じくノーザンFのミルテンベルク同様にスプリンター色が強く前進気勢が旺盛。前半は結構なハイラップが予測される。こういう流れになると、後半要素が魅力のオーサムストローク・タガノエルピーダは追走に足を使って良さを発揮しづらくなる。

最後の直線エコロヴァルツは突き抜けそうな勢いで先頭を走る。追いかける他馬だが、坂で末脚を削られる。セットアップから脱落し、ミルテン・ダノンがスタミナ枯渇、サトミノキラリとオーサムストローク、エンヤラヴフェイス伸びてくるが元の位置が悪く届きそうもない。ジャンタル・シュトラウスが追いかけて他馬を引き離す。エルピーダ・エンヤラヴフェイスもよく伸びてくるが、ヴァルツ・ジャンタル・シュトラウスの3頭による叩き合いとなりこのレースの消耗度の違いでジャンタルが1着でゴールすると予想します。

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