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誤認しやすい16タイプ②〜タイプ迷子への案内図〜

16タイプは自分の内面と向き合うツールであるからこそ、自分を客観的に見ることが難しく、「タイプ誤認」「タイプ迷子」になりやすいツールでもあります。

そこで、前回に引き続き、タイプ迷子になりやすいシチュエーションの具体的な例をいくつかご紹介します。

今回は直観型(N型)と感覚型(S型)について取り上げています。

外向型(E型)と内向型(I型)で悩まれている向けの記事も是非チェックしてみてくださいね。


感覚型(S型)が自分を直感型(N型)だと思う瞬間

(1)現実や事実から目を背けたとき
誰しも辛い状況からは逃げたくなるものです。ストレス下に置かれた感覚型さんは、事実から目を背け、過度に現実離れした想像で遊ぶようになるかもしれません。

(2)想像しているとき
可能性の探求が好きな感覚型さんも多く居ます。特に慣れ親しんだり、スキルを磨いた自信のある分野では、感覚型さんの創造性が存分に発揮されることでしょう。

(3)実践が思うようにいかないとき
自信なかったり体調が悪かったりする感覚型さんは、物事を先延ばしにしたり行動が少なくなったりして、直観型さんのように見えるかもしれません。

(4)新しくオリジナル性を出すとき
前例や伝統にはないチャレンジをしている感覚型さんは、「可能性」に強い関心を向けるかもしれません。

(5)アイデアがポンポンと出るとき
アイデアマンの感覚型さんは多く居ます。注意深く観察された詳細から得られた着想は、多くの人にもって興味深く感じられることでしょう。


直感型(N型)が自分を感覚型(S型)だと思う瞬間

(1)全体像が見えないとき
全体像の見えない状態に置かれた直感型さんは、物事の繋がりを考えたり法則を見つけたりすることが難しいと感じ、感覚型さんのように事実やデータに着目しようとするかもしれません。

(2)実用的でありたいと感じたとき
実用や実践を大事にしている直感型さんは多く居ます。その場合アイデアそのものよりも、アイデアに必要なアイデアがもたらす効果や実際性を具体的に気にするかもしれません。

(3)実践しているとき
自身に自信のない分野では、事前にアイデアや理論を明確にすることが難しく、「当たって砕けろ!」と自暴自棄な気持ちで実践を始めるかもしれません。

(4)根拠の説明を求められたとき
根拠の説明には実際性のある前例や具体的な事実が重視されるため、ひらめきへの信頼が失われたり、推論をすること自体に対して慎重になったりするかもしれません。

(5)変化に抵抗があるとき
伝統を大切にする直感型さんは多く居ます。従うべき前例やしきたりの多い伝統においては、なかなかオリジナル性を出す機会が無く、変化や逸脱に抵抗を持つかもしれません。


いかがでしたか?

タイプを決める上では、「多く使う方」「なりたい方」ではなく、「使っていて自然な方」「納得感のある方」を認識することが大切です。
みなさんが納得できるタイプ探しの一助に当記事がなりましたら幸いです。

また、「タイプ迷子」になったときは、心理機能を分析することも一つの方法です。タイプに迷われている方や心理機能に興味のある方、AIを使っての分析が気になる方はこちらもご参照ください。

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