彼らは、選挙活動において「市民党」というイメージ戦略に成功したようだが、「100万都市の復活」とか「稼げる街」という公約は、市民が本当に求めているものだろうか。
政治家は演説で熱弁を振るうだけでなく、何が本当の課題か、守るべきものは何かを冷静に考えてほしい。
「空飛ぶクルマ」が描かれていたり、遊園地や娯楽施設ばかりのような北九州市の「未来構想図(第一弾)」の第二弾はどんなものになるのだろうか。
トランプの「Make America Great Again」と同じようなナンセンスな公約にとらわれると市民の生活を守り向上させることはできなくなる。
「我々こそが保守本流」と言ったようだが、これはどういう意味なのだろうか。
自民党内の派閥の脈絡の中で麻生太郎氏や武田良太氏を意識してそう言ったのか、それとも自民党としての「思想信条」にこだわり「保守主義」を再定義しようとしているのか。
あるいは、単に市議会の自民党系会派を批判して自分たちの行動の正当性を印象づけようとしたのか。