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武内市長の、高橋都 議員の質問に対する答弁(2023年12月1日)

門司区のまちづくりにつきまして、旧門司駅舎跡発掘調査について、文化財的価値に対する見解のお尋ねがございました。  
門司港地域複合公共施設整備事業に伴う旧門司駅舎跡の発掘調査につきましては、令和5年9月19日から開始をしまして、令和5年11月30日をもって、現地で予定されていた一連の作業を終了いたしました。  
今回の発掘調査では、旧門司駅舎の関連施設と考えられる機関車庫や倉庫の基礎、また、旧門司駅舎の外側の石垣と考えられる遺構などが確認されたところでございます。また、門司に港が築かれる前の護岸の石垣や、九州鉄道のロゴマークが入ったおわん、アメリカ製の銘板なども確認されたと報告を受けております。  
ただ、こうした明治時代以降の遺跡につきましては、発掘調査の事例も少なく、その取扱いについても国において統一的な見解が示されていないのが現状であると承知をしております。このため、今回の遺構の文化財的価値につきましては、今後文献資料などの検証、専門家の意見などを伺った後、判断をしてまいりたいと考えております。以上です。  
残りは関係局長等から答弁いたします。
武内市長の、高橋都 議員の質問に対する答弁:北九州市 令和5年12月 定例会(第4回) 12月01日-01号

https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kitakyushu/MinuteView.html?council_id=964&schedule_id=2&minute_id=51&tab=list

門司港地域複合公共施設整備事業は、行財政改革の重要な柱として、公共施設マネジメントの方針に基づき、門司港地域に点在する老朽化が進む複数の公共施設を門司港駅周辺に集約し、複合化、多機能化するものでございます。  
平成28年2月の公共施設マネジメント実行計画でモデルプロジェクトとして位置づけ、その後基本計画、基本設計、実施設計と進めてきたところでございます。その中、門司港地域複合公共施設の建設予定地において、令和5年の年末からの造成工事に先駆け、埋蔵文化財の有無を確認する試掘調査を行ったところ、今回の遺構が見つかったところでございます。  
この遺構の取扱いにつきましては、現地で予定されていた一連の作業は終了いたしましたが、今後最終的な発掘調査の結果を基に、どのような取扱いにするかを検討することとしており、その検討結果を踏まえ、必要に応じ関係機関と協議の上、適切に対応してまいります。  
一方、本事業は、構想の段階から利用者の利便性や地域の活性化に資するよう、市民の皆様や議会などに説明し、御意見をいただきながら、出された意見を可能な限り計画に取り入れてまいりました。また、建設予定地は門司港駅に隣接した場所であり、交通アクセスなど公共交通の利便性がよくなることなどから、多くの市民から賛同をいただいております。さらには、施設の早期完成を待ち望む声も多くいただいております。  
これらを踏まえまして、鉄道遺構の取扱いも考慮しながら、北九州市といたしましては本事業を適切に進めてまいりたいと考えているところでございます。
(この部分は建築都市局長)
武内市長の、高橋都 議員の質問に対する答弁:北九州市 令和5年12月 定例会(第4回) 12月01日-01号 

https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kitakyushu/MinuteView.html?council_id=964&schedule_id=2&minute_id=57&tab=list


会議録(速報版)

令和6年2月定例会

【大庭千賀子副市長の、山内涼成議員の質問に対する答弁】
価値づけと議員がおっしゃっているものについては、文化財の指定に向けての調査のことを一般的に言われていると思っております。これについては、市文局長、それから建都局長が先ほどから繰り返しておりますように、複合公共施設をどこに造るか、どういう建物を造るか、 それについては、私も企画調整局長の頃からこの議会で何度も御説明申し上げましたが、あの場所しか適地がないという判断をして議会にも御理解をいただいているものと承知しておりま す。確かに、遺構はその後の事象でございます。なので、私どもは一生懸命、施設の整備と遺構の共存ができないかということは本当にもろもろ検討をしました。だが、その中でも、先ほどから局長たちが言っているように、どうしても集約される対象の施設がまだ一部、現行の耐震基準を満たしていないような建物が残っております。これにじゃあ多額のお金をかけて耐震のための補修工事をするかというと、北九州市の財政状況を考えると、それはなかなか難しい こともございます。ここで立ち止まって調査をするということはイコール価値づけの調査につ ながり、それは文化財指定につながるための最初のプロセスの一歩ということで、これは私どもは、この地で複合公共施設を造ろうと思ったら、残念ながらそれはなかなか難しいということで、そこには入れないと。ですが、先ほど議員からも御紹介いただいたように、試掘のときの調査については質の高いものを残して、今後活用してまいりたいと思っております。以上でございます。

第3号


議会中継

北九州市議会 議会中継

文字化されていないが、6月定例会の分も見ることができる。




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