行田に行ってき田

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昨日、埼玉県行田市に行ってきた。

我が家がある石神井は埼玉県の目と鼻の先で、翔ばなくてもちょっと歩けば埼玉。4キロ歩けば埼玉にある練馬区の飛び地に行ける。妻が以前書いたブログがこれ。

練馬区の飛び地 - 地図絵描き日記

行田は、ほぼ埼玉な我が家から優に2時間はかかる、最果ての地だ。埼玉の奥地である熊谷のちょい手前。なぜ僕は行くのか。そんなにしてまで。

目的は、ゼリーフライ。

ゼリーフライとは、行田市にしかない、ご当地B級グルメ。コロッケからパン粉の衣を剥ぎ取ったような感じらしい。「ゼリーフライってのがあるらしいよ。食べに行きたいね」と妻と話していたが、まだ実現していなかった。そんな夢の食品。

フライ・ゼリーフライ｜行田市観光協会

Fly Jelly Flyとか書くと、なんかの小説や歌っぽいけど、フライという料理と、ゼリーフライという料理は兄弟のような別物であるらしい。どちらも行田で食べることができる。ゼリーフライがコロッケライクなものに対し、フライというのはお好み焼きやクレープに近いもの。

どちらにしろ、この辺りでしか食べられないものだ。飽食の街、東京でも、御伽噺の王子でも、今でもとても食べられない。

このゼリーフライを食べに行くためには相当の時間的余裕が必要で、この7年、先延ばしにしていたのだが、昨日はbackspace.fmの収録がない土曜日で、しかも4連休の初日（月曜日をUQ休暇にしたので）。朝から余裕があるので、突然行くことに決めた。iPhoneマップで調べたら、昼過ぎには行田に着く。ちょうど良いではないか。ということで、ナビにしたがって行ってみた。