やるべき事は仲間を信頼する事~実践・振り返り編~

2020年の元旦にとち狂ったかのように上達の秘密~準備編~を上げてみましたけど次は実戦をしていく上に如何にして経験値としてため込める様になるか?村中での基本的の立ち周りについて語っていこうと思います。

実践編に関して今回は基本的な振り返るポイントやメンタル的な側面にアプローチしてみようと思います。

『まずは同陣営が陣営として全力を尽くすだろうという信頼をする』
 実戦でしていく上でまず最も大事なのは
<自分一人では人狼ゲームは勝てないゲームである>という前提を持つ事だと思います。
ネット猛者と呼ばれるプレイヤー達は口をそろえて「自分以外全員殺せば人狼ゲームは勝てる」と言います。これは傲慢で自己中心的なプレイをするわけではなく、「当然この役職者は最低限勝つ為にこの程度の事はするでしょ」という信頼を踏まえて初めて成り立っているセリフだとも捉えられます。
「自分以外全員を殺す」=「自分が正しい判断をしていると村も当然理解をしてくれている」という信頼の前提で成り立つロジックのはずが、「自分以外全員を殺す」という言葉をそのまま知ったかぶりの状態で傲慢なプレイを行ってしまう対面人狼プレイヤーが多いのは残念でなりません。

特に昨今、ゲームに対しての勝ち負けに関しての議論も起こったりしましたが、本来ゲームを進めていく上で重要になる「信頼」も同じゴール(勝利条件)を目指してないと分かった時に果たして相手の行動を「信頼」することはできるのでしょうか??

『事前準備を踏まえ役職者それぞれのタブーを知ろう』
 人狼ゲームにはさまざまな役職があり、それぞれ能力を持っています。そして準備編で記載した通り確定情報という物の組み合わせによって狼側の狙っているストーリーを如何に遂行させないか?というのが村に取っては重要になります。
占い師の能力は放置すると狼は当然勝ち目がないです。しかし、村側がその占い師を本物と信頼できない様な情報が同じ村陣営からもたらされた場合、狼陣営にもチャンスが生まれてきます。
故に村が占い師を騙って占いアーマーをするなどの行動は身分の補填ができる共有や役職確認がのちのち可能な役職者以外がすることはタブーとされている。
様に役職の行動そのものが陣営に対して不利益をもたらしかねない事に関しての知識は実戦をしながら経験を積んでいくべきだと思います。
当然状況に応じてそのタブーは変化するので、自分が決断して取った行動に関しては村終了後に改めてリスクやメリットがどの程度あったか振り返っていきましょう。

『テーブルリスペクトとは?』
 ネットでも若干存在するケースがありますが、これは対面では非常に大きな物です。自分はあるポーカープレイヤーがこの言葉を使っていてそれから言語化の表現で使うようになりましたが、主に同じテーブルを囲んでいる相手に対してのリスペクト度がどのような感じで存在しているか?は必ず意識すべきポイントです。
特にメタ禁止論者の方はこの辺りのポイントについてはネガティブなイメージを持つかもしれませんが、前提として同卓している相手もそれは人であり感情を持っているのは当然の現象です。
なのでその相手がどの様なリスペクトをテーブル内で持っているかは議論の論点として口に出すのはマナー違反ですが、頭の中では当然この影響も考えながら議論を進めていくといいでしょう。
内面的な共感意識を感じさせるためには必要不可欠な物でもあり、このテーブルリスペクトに関しては素のままの状態を村全体に感じさせる事で優位に立つ事は可能です。

例えばゲスト会等でゲストの方を人外目にしか見えないと初日に言ってもそれに乗ってくれる人がどのくらいいるでしょうか?
「同村者はそのゲストとゲームをするのが目的で来ているので少しでも長い時間一緒に議論をしたい」という意識を持っているという前提を踏まえた場合、そのゲストの行動は序盤は肯定化されやすくゲストを攻めているプレイヤーは分が悪い初日を戦う事になりますよね。

これを理解してこの影響を消そうとするゲストも居れば、これの影響だけで頑張って威厳を保っているゲストプレイヤーもいるのでテーブルリスペクトの空気感がどういう物かを感じるには観戦して流れをみてみると面白いかもしれません。

しかし、これはゲスト会に限った事ではなく、人狼ゲームでどういう卓でゲームを進めても存在はするものなので、まずはメタは嫌だと否定をせずに、テーブルリスペクトが存在することを肯定するメンタルも成長の秘訣の一つになります。


今回のまとめ
①自分にできる事には限界はあるけど味方を信頼することでよりプレイできる幅が広がる。
②どの役職者にも限定状況下ではタブー的な動きは存在するが、事前準備の段階で予測できるタブーな動きは基本的にしない
③人は感情を持っていて、対面ではより距離が近い形で行うのでテーブル内で起こるメタは意識的には承認する必要がある。(発言等のマナー違反はできる限りしてはいけない)

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