見出し画像

人狼ゲームにおける暴言との向き合い方

こんにちは、teamまぜそば中の人です。
今回人狼ゲームを楽しむ皆様に行ったアンケートの結果が出たので、その感想をこちらにまとめさせていただきます。

まずアンケートの内容はこちら

人狼ゲームをしていると、よく"暴言"についての話題が挙がる

以下の3つの中でいくつ暴言と捉えるのかアンケートを取って見ます。リプで何が当てはまったか書いてくれるとありがたいです。

A.「貴方は黒目だ」
B.「貴方は整理位置だ」
C.「貴方は吊り位置だ」

深夜のお戯れと言いますか、夜中3時にこのアンケートを投下している自分の人狼バカ感が溢れ出ています(´・ω・`)

この3つの用語はできる限り近いゴールを目指して使われる言葉を選択しました。そのゴールとは『自分は貴方に対して追放投票を行う意志がある』という事です。

人狼ゲームとは昼の会議で誰か一人に投票をそれぞれがするゲームです、言わば『ゲームの勝利』を目指す為によく使用される”近い意味を持つ3つの言葉”として選んでみました。

では結果を見てみましょう。

得票数 520
全部普通  84% 436人
1個暴言   8% 42人
2個暴言   6% 31人
全部暴言    2% 11人


圧倒的多数で”全部普通”の項目が多かったです。正直これは当然の結果だと思いますが、注目すべきは”このうちの一つでも暴言”と捉える人が16%居るという事実です。今回のアンケートに関しては自分の周辺コミュニティーからの得票が多いと予想される為”ネット環境の出身者が多く、これらの言葉に対しての免疫力が高い”という点を踏まえたとしても約5人に1人がどれかしらを暴言と捉えてしまう恐れがあるという事は知っておく必要があると思います。1村を行うと2~3人はこれらの言葉に一定の嫌悪感を抱く可能性があるという事です。人狼ゲームに於いてのフェアな議論を目指す際に、この5人に1人にはこれらの言葉の使用はアンフェアに感じてしまう可能性があるため、人狼ゲームでの余縄は2~3つが多い点を踏まえるとゲームへの影響度も物凄く高いという点です。当然84%の人が普通と感じている事なので、残りのマイノリティーに対しては最初から同村しないという選択肢を取るのも一つの手かもしれません。
ですが、私はその選択肢すら人狼ゲームが持つ『誰と味方なのかわからない』と言うゲーム性を少し壊してしまう気もしてます。

ではなぜ、これらの言葉が”暴言”と捉えられるのかを考えてみましょう。
この3つの言葉の『黒目』『整理』『吊り』に共通する項目として、『否定をする』意図の言葉を並べています。ここから推測するに”人狼ゲームとは否定されるのが当たり前のゲーム”と言う大前提を学ぶ機会がなかったのでは?と思いました。否定される事に嫌悪感を示してしまうと、もうそれが暴言としてある種のトラウマ的な捉え方になってしまっているのかな?と勝手に考えています。特に経験者と初心者が混在してしまう卓ではその否定にも持つ意味や威力がかなり変わってきます。ゲーム中とゲーム外での区切りのない形で行われる方式のタイプの物も増えてきている為、”否定そのものをネガティブな要素”に捉えてしまうケースも増えてきているのではないでしょうか??人狼ゲームは否定される事すら陣営にとってうまく働くケースもあるゲームです

自分が人狼ゲームを始めた頃は、これらを”当たり前”として初心者に教えてくださる熟練者の方が居たと言うのも事実です、最近の初心者会は居心地の良さを優先しすぎて”他では人狼ゲームがやりづらい”と言う状況に持っていく傾向も少しあるのではないかなーと思っちゃったりもしました。(派生しすぎていたらすいません。)

自分もたまに主催を行う事があるのですが、人狼会や村立てを行う際にはできる限りこの辺りがフラットに行われる環境が作れることを常に目指していきたいですね。

最後にお暇な時に是非読んで貰いたい記事があります。

人狼戦術あるあるbot(@jinro_aruarubot)さんが以前投稿された記事にこの様な物があります。
煽りや暴言も有効?人狼ゲームにおけるおすすめ会話術・喋り方
この記事は興味深い一文で締められています。
”単に「感情的」「口が悪い」だけでは効果は薄い、そこに勝利への渇望がどれだけ見えるかがひとつの基準と言えるだろう。”

フェアとは何か?を追い求め続けていくことでより”人狼ゲームそのものを楽しむ”事を追求して行ければと思います。

今回はアンケートご協力ありがとうございました。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?