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読み聞かせの試み
幼稚園を巡回させてもらって気づくのは、1日子どもたちはほぼ席に座っているなぁということです。
読み聞かせの時間になりました。
その前は、アルファベットや数字の練習をしていたのでずっと同じ所に座りっぱなし。
小さな挿絵で長いお話しだったので、子どもたちの集中力は切れてしまい、どつき合いを始めたり、寝ちゃったり。
先生も苦笑いでした。
先生に「読み聞かせもっと良くなる方法あるよ!」と提案してみました。
読み聞かせの環境を変えてやってみよう!
先生から遠いとお話しも聞きづらいし絵も見えにくいので、椅子を並べ替えましょう!
絵が大きい本を用意しましょう!
本を読む時は自分は有名俳優だと思って思いっきり演技しちゃって下さい!
こう伝えたらHenintsoa先生がめちゃノリノリに!
こんな風にし本を読んだ事がないそうです。
早速校長室の図書コーナーに連れて行ってくれました。
絵本ないないと聞いていましたが、使えそうな絵本が実は沢山!
宝物が見つかったように2人ウシャウシャしました。
Henintsoa先生はとても愛がある先生です。
高校生の時ガールスカウトで小さい子の世話をして以来子どもが好きで、幼稚園教諭になったそうです。
子どもたちを良く褒めます。
忘れ物がある子どもにもさりげなく貸してあげ、その姿にジーンとなります。
葵ちゃんもその事に気がついて、
「こっちの先生って本当に優しい。なんで日本の先生って忘れ物するとあんなに怒るのでしょうね」って。
本当、なんであんなに怒るんだ?
私も小学生の時、教科書忘れたら立たされて本で頭叩かれたのを思い出しました。忘れるのは良くないけど、立たせて叩かなくてもいいのでは?
Henintsoa先生が優しくフォローするので、子どもたちも真似します。
チョークを持ってない友達に自分のを折ってあげたり、おやつを持ってない友達に分けてあげたり自然にしています。
こんな子どもたちがもっと幼稚園で楽しく過ごせるように、Henitsoa先生と読み聞かせ大会やってみます!
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