マクロス劇場版新作見ました(ネタバレ含みます)

公開から1週間が経ちましたが、遂に今日「マクロスΔ劇場版〜絶対LIVE‼︎‼︎‼︎/マクロスFrontier短編〜時の迷宮〜」を観に行ってきました。

※この先は盛大にネタバレを含むかつ、本当に個人の感想でしかありません。考察の議論等も全くしたくありません。私の気持ちの整理のために書いているので、見る方はその点ご了承いただいた上で自己責任でご覧いただき、このような感想もあるのだなと心に止めていただいたり忘れたりしていただけたらと思います。

なお、途中からただのオタクになりますが、その点はご愛嬌で。




【見る前の気持ち】
私はシェリル・ノームが大好きです。強くて、時に儚くて、ひたすらに歌い続けるシェリルが大好きでした。マクロスFrontierはリアタイしていないですが「シェリルのコスプレをしてほしい」と言われてから見始め、初めて女の子のコスプレをしたいわゆる”キッカケ”の作品です。

サヨツバを観てからランカのことも大好きになったけど、それでもやっぱりシェリルが好きな気持ちが強くて、憧れが止まらないなと。F劇場版は悲しくも希望が残る終わり方だったので、そこに"短編"で何が加わるのか・・・それよりも推しが映画館で動くところが見れるのか、叶わないのか・・・楽しみでもあり怖くもありました。

Δに関しては初めてリアタイしたシリーズなので思い入れもありますが、ひたすらに美雲ちゃんが好みのタイプで惹かれていたことと、16話「ためらいバースデー」でだいぶミラージュに心を持っていかれたので、ハヤフレがメインのストーリーにはあまり魅力を感じていなかったというのが正直なところです。今作もまぁフレイアの結晶化は気になるけど、ワルキューレの”歌で救う”要素でなんとかなる感じのそれかなぁという予想でした。


いよいよ鑑賞。
告知が終わって館内がライトダウンした瞬間に「あぁ、これからフロンティアの映画を、シェリルを劇場で見るんだ」という気持ちでもうだいぶ泣きそうに。

最初は短編の「マクロスFrontier〜時の迷宮〜」
開始すぐランカのライブのラストシーン。超時空シンデレラ、頑張ってるんだね・・・と思った矢先に「ホシキラ」イントロのピアノ音。これを聞いた瞬間にもう泣いてました。
だめだろ、ホシキラは。それは無理。サヨツバのラストがフラッシュバックして。ランカ、ずっとずっと信じて待ってくれてるんだなって思ってたまらなくなりました。

ライブ後の遺跡探索、シェリルとアルトの大好きなたい焼きとマグロまんを並べるランカ。やめてよ、死んじゃったみたいなさ・・・と思ってたらミシェルが「墓参りみたい」とかなんとか言いやがった。お前お前お前ぇぇぇぇ!!!!!言っていいことと悪いことがある。そもそもお前アニメだと死んでるからな!?(ちなみにミシェル激推し勢なので、生きている喜びの方が勝っているので秒で許します)

「アルトくんが呼んでる!」と駆け出した遺跡の中で出てきたアルトの幻。まーーーーもうかっこよすぎ。某ファンイベント中は散々ひどい男とののしってきたけど、アルトくんとランカの想い出が作った幻影があまりにもキレイで泣きました。ランカが歌い上げる、まさにマクロスフロンティアらしいステキな曲・・・そして私の推し・シェリルが幻の中で歌う姿でまた号泣しました。「神様に」というワードがもはや号泣。ランカとのデュエット、その一瞬の部分でも号泣。シェリルが「アルト・・・!」と言った瞬間に全私終了のお知らせでした。


最終的にまた残されたランカやみんな、そして我々は少しの希望だけのこされて終わるわけですが。

もうそれでいいんじゃないですか。ここまででいい。幸せな姿は見たい。けど、アルトが戻ってきてシェリルを起こしたら・・・ランカは・・・?彼女にとってはもちろん、二人とも大事な人だから戻ってきて目覚めてくれたら嬉しいんだと思うし私もその気持ちだけど。もう、この気持ちのままでいいからランカを幸せにしたい。
厄介オタクになりまりましたが、なにはともあれただただありがとうの気持ちで胸がいっぱいです。短い時間だけど、こうして短編を作ってくれて、神よありがとう。これでライブはますます全私が終わりになると思います。




そしていよいよ「マクロスΔ〜絶対LIVE!!!〜」へ。


なるほど、ウィンダミアへ里帰りね〜と思った矢先に美雲ちゃんがめちゃくちゃお姉さんしててひっくりかえった。

お待ちかねのLIVEシーンは・・・思ったより衣装が地味?フィギュアスケート感のあるフリ、なるほど。・・・絶妙に透けるスカート、どう作ろうかな。

・・・なーんて思ってたらまぁ別の衣装も出まくる。1曲で3着はレイヤー泣かせすぎえぐ〜〜〜となってまたオタクひっくりかえりました。そしてボーグが”赤騎士様”って呼ばれてニヤニヤが止まらない。なんだこりゃかわいい。
と思ってにやけてたのに宴シーンではありえんイケメン登場で急激にハートを掴まれる。一瞬キース様かと思った。顔良すぎ。名前を結局覚えられん。とりあえず美雲ちゃんピッチャー一気はやめろ。


ハヤフレ密会シーンはすん・・・って見てたのにハヤテが突然イケメン発揮しちゃうからおばさん困っちゃったよ〜!若者らしい大変わかりやすい告白でよろしい。よろしすぎ。

ただ。気持ちに反してなかなか応えられないフレイア。大変切ない気持ちになりました。

そうこう言っているうちに、平穏な宴もつかの間で敵襲なわけですが・・・えーーーー!!!第三勢力きちゃった!?ここにきて知らん敵出るん!!!しかもなに、敵のネイル可愛い!ネイル!かわいすぎて意識が完全にそちらへむいてしもた!と興奮しつつもこのへんはふーんと見ておりました。

で、油断してたらね、出てしまったわけですよ。出るとは聞いてましたが。

そう、マクシミリアン・ジーナス艦長。知ってます?マクシミリアン・ジーナス。しかもイケオジの姿。クソデカスクリーンにドアップのマクシミリアン・ジーナス(イケオジの姿)CV.速水奨。大事なことなので2回言いますが、「マクシミリアン・ジーナス(イケオジの姿)CV.速水奨」ですよ?死ぬでしょ。こんなん。人が死ぬ。無理だよ、人類には早すぎる。

なので、このあとは事あるごとに天才に目を奪われて頭がポワポワになります。アフタヌーンティーが豪華すぎて「お前らなにしてんの?」とはなりましたが、そこはマクシミリアン・ジーナスなので・・・同じことを思った人、一旦そこは忘れろ。その後演練でハヤテに銃口を突きつけるマクシミリアン・ジーナスで全人類恋に落ちますので大丈夫です。
このへんの道中のツッコミどころは正直いろいろあります。ハヤテが恋のお悩み相談室をカナメさんに開いてもらうシーン。いいところではあるけど、ガウン羽織った風呂上がりのアイドルが楽屋でくつろいでる時に凸して、そこに入れちゃうカナメさんもどうよ〜とか。まぁとりあえずおいときましょう。

終盤に向かい、負傷したフレイアを戦線から離脱させたカナメさん。つらかったろうな・・・そして美雲ちゃん。ずっとずっとつらそうにしていたけど、フレイアと一緒に歌いたいと泣いているのを見て一緒に泣きました。美雲ちゃんが気持ちをぶつけてくれるようになったんだね。なんと純粋でかわいいことよ。


最後の出撃前にハヤテが病室を抜け出したフレイアを探して見つけるシーン。まぁ抜け出すだろうとは思ってたけど・・・というか、この・・・背景・・・。これはなんというか、F劇場版のランカの告白シーンと・・・。意図してか、しないでか。わからないけど、私はそれを思い出しました。思い出して「あぁ、ダメかもしれん」と思っちゃいました。

戦闘シーンはわりと毎回圧倒されてみてて、単純にいつも良し悪しはわからんけど好きという感じ。まぁ今回は天才がいたので釘付けだったんですが・・・・とにかく闇キューレちゃんの楽曲がかっこよくてよかった。ワルキューレ側のメドレーはわりと簡単なつなぎで「それはそう」みたいな感じで聞いてました。でもやっぱ今までの曲がいいな〜となりました。


とまぁ、こんな感じでつらつらとオタクの感想を書いてきたわけなんですが。

ここから先、ラストの結末は・・・正直いうと忘れたいです。


16話からどこか片隅でずっと考えていた。最終的には避けれないであろうこともわかっていた。でも正直、この結末を、実際に目の当たりにすると思っていなかったんだよ。心の準備も出来れいないうちに早々に訪れてしまって。いやできてても無理だけど。

この結末じゃないとだめですが?私たちはこんな、こんな重いものを受け止めないといけないの?待ってよ、あんまりすぎん???


ネタバレあると最初に言ってるからいいんだけど、直接的に書くと受け入れることになりそうだから書けないです。


とかまぁ過激派オタクの思想になってしまったんだけど、それぐらい衝撃的で、忘れたいけど忘れたくないから、とりあえず文字に起こしてみました。

「一人でもかけたら 意味を失ってしまうから」

フレイアが歌うその歌詞を思い返して、ただ泣きました。


正直なはなし、ショックが大きかったのであまり気が進まないですが、ここまでマクロスΔを見てきた方は「最後」にぜひ劇場で見てきてください。

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