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アニメ「BANANA FISH」

ここ最近では自分的に一番のヒット。。

アメリカ、ニューヨーク、マフィア、華僑ネットワーク。
実際海外では、小児性愛、薬物依存、性的暴行は日常的なものなんだろか。あぁ、また?くらいの確率で起こるような。日本で普通に生きてるとそんなに出くわさないので、アメリカって現実もこうなんだろうかと気になった。

出てくるのは、血も涙もない大人たちばかり。
でも、そんな苦しみや悲しみの溢れた世界を経験するからこそ、人は人に優しくできるようになってるような気もする。

以下、心に残しておきたい登場人物たち。

ユエルン。
非道ではあるが、心に傷を負った、かわいげのある人。
※声の強弱と話すスピードの緩急が、ユエルンの醸し出す雰囲気を表現しててとてもよかった。

シン
仲間想いのいいやつ。
ユエルンに「あんたの心は泣いている」と言ってのけた。優しい子。

ブランカ
大人。アッシュを育ててくれてありがとう。

英二
アッシュの心の支えになってくれてありがとう。。
最後の手紙。号泣でした。
「君は言ったね。俺たちは住む世界が違うと。でも本当にそうなのかな。僕たちは、肌の色も目の色も生まれた国も全て違う。でも僕たちは友達だ。それで十分なんじゃないのかい?
(中略)
それなのに僕は、君のことを守らねばと、ずっと思っていた。僕は、何から君を守りたかったんだろう。
(中略)
僕は、運命から君を守りたかった。」
声がまたよかった…


アッシュ。
ただ、一生懸命に生きる、心の優しい17歳。
つらいこといっぱいだったはずなのに、諦めずに闘い続けてえらかった。
どうか幸せになってください。


起こっていること自体はこの上なく惨いことだらけだったのに、なぜか全編を通して心が温まった。
人を慈しむ気持ちを教えてくれたアニメでした。
数年後にもう一回観たい。

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