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ウスバキトンボ


沖縄は去る台風第6号(カーヌン)の
一過で、草木はすっかり潮焼けで、
葉や花、果物の実は風に飛ばされ
枝がむき出しになってしまいました

緑で生い茂ってた野原は一変、
赤く、焼けただれたようになってしまいました


そんな中、、
トンボが飛び回るのが目につくようになりました
(以前からチラホラ見かけてはいますが
最近特に、気になります)

台風の時期はトンボがよく大群で
飛び回ります

ウスバキトンボはキラキラ光る所に卵を産み付けます
車のボンネットも水面の様にキラキラするのか、ちょんちょんと
お尻を付けサッと飛び去って行きます


ウスバキトンボは
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習性  移動性の強いトンボで、たえず移動しながら生活している。春に東南アジアなどから飛来し、世代を繰り返しながら北上する。卵や幼虫は著しく成長が早く、生まれてから約1月半で成熟し、産卵する。世代を繰り返す。海上で移動中のものをみることも多い。盛夏時には各地で大群を見かける。産卵は平地の池沼や水田などのほか、水たまりプールなどで行われる。冬になり気温が低下すると死に絶える。

ウスバキトンボ


http://www.qsr.mlit.go.jp/chikugo/siryo/02-kawa/02_yabe/rikujoukontyurui/usubakitonbo.html

*国土交通省 九州地方整備局 引用
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なんと、東南アジアからはるばる世代を超えて北上して、丁度お盆の頃に日本に辿り着いているそうです!

北上だけの一方通行で冬になると越冬せずそのまま死んでしまう、、

儚くも健気なトンボだと思いました

季節毎に現れるウスバキトンボは、
繁殖を繰り返し、ただただ、北上移動していくだけの生涯、、


 体長わずか4~5cm程の小さなトンボに
壮大な命の力を感じます

 ウスバキトンボを見かけたら
 少し気にして見て下さいね!


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