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プライシングの勇気

プライシングの勇気

「30分30000円」。
すきやばし次郎の予約を試みる。
二日間電話をかけ続け、見事につながらない。
特別ルートをたどっても、あえなく、断念。

一流のニットデザイナーのデザインで
気仙沼の編手さんが心を込めて編む気仙沼ニッティング。
完全オーダーメイドの第一作は15万円で、
レディメイドの第二作「エチュード」は75000円。
何人かで贈る大切な人へのギフトとして、
エチュードを提案したら、一瞬で合意にいたる。
喜ぶ顔が浮かんで、買えて、うれしい。

ひるがえって自分はというと、
自分のお花教室のレッスン代を
一回5000円+お花代にするか、
5000円(お花代込み)にするか、
しょぼしょぼと悩みすぎて、
数ヶ月教室自体が開けてない。

高い値付けは、こわい。

「いろんな人に経験してもらいたいから」というのは
単なる言い訳で、
要は、自分がそこまでの価値があるのか、
その事実に直面するのが、こわいだけ。
お得感があれば、満足度も高まる、と、
逃げているだけ。

提供するのは教える2時間ではなく、
私がお花と向き合って来た15年の経験であり、
そこで得てきた感覚。

だから堂々と、値付けすればいいんだけど。
それで逆に自分が提供できる価値も上がるのだろうけど。

腹も肝もすわってないんだよね…

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