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こんにちは。囲碁のインストラクターの瀧真有子です。 囲碁教室などで教えている講師には、囲碁のプロ棋士とインストラクター、他に囲碁愛好家の方などがいます。 プロとアマの違いや、お互いの関係性について聞かれることが多いのですが、立場上、言えないことがある人もいると思うので、忖度しない私が、実情をご説明しようと思います。
囲碁の子供大会のスタッフをしていた頃のこと。ビギナーのクラスでは、トラブルがたくさんありました。
少し前、プロゲーマーの方にお会いした。ゲーム繋がり、のようなことで引き合わせてくださった方がいたのだ。 勝つための戦略の立て方や、普段の練習方法、生活のほとんどがゲーム中心になっている姿に、囲碁棋士に似たものを感じた。だがその話をすると、囲碁をゲームと定義することに、難色を示す業界の人もいた。
インストラクター同士で、囲碁のどこが好きか、話し合ったことがある。 色々な要素はあった中で、囲碁のゲーム性が好きだという人が多く、「自分の好きな碁の、この作戦がたまらない、この棋士のこの1手が好きだ」と熱く語る人もいた。 「囲碁が好き」と胸を張っては言えない 私はこの話にあまりついていけなかった。「囲碁が好き」と胸を張って言えない自分がいたからだ。
子供たちに囲碁の指導をしていて、気になったことの1つに、「負け」を受け止めきれない子がいる、というのがありました。 対局で負けたときに、「大丈夫、今のは本気出してないから」と言うのです。
3歳から囲碁をやっていた私には、尊敬する囲碁の棋士がいる。 囲碁の世界で結果を残していることはもちろんだが、私がすごいと思うのは、勝負の仕方にある。