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三万石、十万石、百万石。勢力溢るるお菓子の話。

歴史にはさほど詳しくないけれど、石高というのが昔あった名残なのか、加賀百万石などと聞いたことはある。

画像1しかし、今回はお菓子の話。

小さな頃から「ままどおる」「えきそんぱい」が好きでした。近くで買えるところはなくて、車でなら行ける場所で買うことができまして、はじめて食べたとき(小学校二年生くらいだったかなあ)あまりにもうますぎて「自転車で買いに行く!」と張り切るほどでした。
しかし、子供がいける距離ではございません。
だからたまに食べられる時をかなり楽しみにしていました。それが、たしか三万石という名前の店だったような。

たしか、昔はそう遠くない場所に喫茶もあって子供ながらに美味しいお菓子を食べながら「こんなに美味しいのに、石高が名前の店ってすこし物騒だなあ」とかもぐもぐしていました。だけれど、ままどおるずというバンドがあるように、性格にはわたしの育ったまちの銘菓ではなくおとなりの福島県のお菓子です。三万石不二屋とか親はいっていましたが、今は三万石なんですね。ふむ。(そして実家の近くにはお店は何も無くなってしまったような気もする)

やはりお菓子も今はインターネットがありますから、全国どころか海外のお菓子までお取り寄せできますが、昔は近隣の県くらいしか流通していないような記憶があります。もちろんチロルチョコなどはのぞいてですが。
これはブルータス万歳!といったところでしょうか。

数年前、金沢、能登に初めて行ったときには百万石感がどことなくありました。なんというか和を感じるからというか、駅だけで立派でしたね。金沢のゲストハウスに泊まりましたが本当によかったです。一人旅大好きです。なんでも一人でするのをそろそろやめたいと思うのですが、このご時世にはちょっといい癖かもと思ったり(友達が全くいないはずはないのですが笑 どうしてもいますぐいきたいとかなると一人になってしまうのです。さまざまなことが。)

余談ですが、石高って誰が誰にくれたのかな?上様がそれぞれの地域にくれたのかな。そもそも石高ってなんだったっけ?米?土地かな?

石高(こくだか)とは、近世の日本において、土地の生産性を石という単位で表したもの。太閤検地以降、地租改正まで、大名・旗本の収入および知行や軍役等諸役負担の基準とされ、所領の規模は面積ではなく石高で表記された。

これはWikipediaより。なるほど。ちょっと理解できたような!

話が飛びまくっていますが、最近はすっかりままどおるを食べていません。久しぶりに食べたいな。

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