見出し画像

THE FIRST SLAM DUNK

2022年最後の映画は、原作・脚本・監督井上雄彦の「THE FIRST SLAM DUNK」。
ボールの重さと硬さが素晴らしかった。冒頭の、手描きイラストが動き出すところも震えた。
私は飲んでる席で「スラムダンク」の話になると、みっちゃんを許してない件と、流川のキャラクターはよくわからない、性格の作り込みがぬるいという話をしつこく(本当にしつこく)している。みっちゃんに関しては「まだ⁈」と呆れられるだけだが、流川に関しては「流川はただの天才っていう設定でしょ」と返されることが多い。ただの天才ってなんじゃ。居眠りばっかの無口なイケメンでただの天才って、設定が適当過ぎやしないか。そんなんで、みんな納得できるのですか。
許してないみっちゃん含め、ほかのキャラクターがみな魅力的で存在感あるから、流川だけとてもノイズに感じる。井上先生、本当にこれでいいんですか⁈ といつも心で問うていた。
今回の映画、私の長年の不満がちょっと解消される内容だった。

3年かけて映画は完成したので、井上先生には早く「リアル」の続きを描いてほしい。なんなら続きは映画でもいいです。「バガボンド」はもういい、あきらめた。原作読んでるし。小次郎が負けて武蔵はどんどん哲学者みたいになってくのは知ってるので、そっちはいいから、とにかく「リアル」は描いてほしい。お願いします。ともちゃんはどうなるの? 高橋は? どうか続きをー!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?