ハンドボール観戦初心者雑記
完全に雑談。
第43回日本ハンドボールリーグプレーオフでのトヨタ車体の優勝を見届けて、
※蛇足だが、この優勝を経て、しばらくの間は「自動で思い出し泣き」できる燃費性能の良い涙腺になってしまうという思わぬ副作用があったことは書いておかなければならないだろう(笑)
めでたく「トヨタ車体ファン」を自認することになった私ですが、
いくら好きになったと言っても車体は愛知県のチームだし、関東での試合は多くない。
永遠の観戦初心者です(笑)
そんな永遠の観戦初心者こと私が、戦評を語るでもなく戦術を語るでもなく、ひたすら「ハンドボールのかっこよさ」だけを超主観的に書いているわけですが、
そもそも何故ハンドボールだったのか。何故ハマったのか。
そしてそこから何を感じたのか。
今回はその辺を書く番外編、というかある意味一番最初に来るべき記事です。
①きっかけは「良き先達」
私に一番初めにハンドボールというものの存在をきちんと認識させてくれたのは夫(かぷ夫。かぷお。カープファンのため。しかし雑食のあまり趣味が渋滞中)だった。
思えば、野球も、プロレスも、いくつかの映画も、彼に言葉巧みに誘い出されて見てみたら意外と楽しかった、というものが多い。
その最たるところが目下ハンドボールなわけだけど、
私は基本的に、「うわーーーーかっこいいーーーー!」ってテンションが上がれば幸せな人間であるので、
相手もそのファンも含めてリスペクトを持ち、決して悪く言わないで、基本的なことは教えてくれつつ一緒に「うわーーーかっこいいーーー!」と楽しんでくれる"かぷ夫"は良き先達であった。
もし誰かに自分の好きなものを勧めるのであれば、「相手の趣向にあった勧め方」で、「君が言うなら試してみるか」と思わせるだけの信頼関係がある良き先達でありたい。
②かっこいいにはじまりそしてかっこいい。結局かっこいい。
さて、そうして誘われて一度は見てみるか、と会場に行くわけだけど
そこで本当にハマるかどうかは、正直、行ってみないと分からない(笑)
私にとっては車体の選手たちが最高にかっこよかった、ということなのだ。
ただ、本気で初見ならば「かっこいいの価値観」も未完成。
各チームに色んな個性の選手たちがたくさんいるので、きっと誰かがツボを押してくれるはず。
そして結局ハンドボールはかっこいいので、多くの人のツボを押しまくると思っている。
一度でも誰か選手をかっこいいと思えたら、その人の動きや顔つきを見てみる。
(戦術的な意味において)難しいことを考えながら見てるわけではない。
ただただ、「はあああかっこいいーーー」と思いながら見ているだけである(笑)
かっこいいと思う人をかっこいいと思いながらずっと見てるので、感情が「かっこいい〜」だけになるのでそれはそれで幸せ(笑)
③かっこいいの正体
先程から問答無用でかっこいいを連呼しているのでかっこいいがゲシュタルト崩壊寸前。
何度か試合を観る中で、以前にも書いたけど「スピーディーで、クレバーで、タフ」と思ったのだった。
まぁ、何と比較してって話ではなく、感覚的なものです。
どんどんパスをしてボールを回さないといけないし、シュートを打たないといけないルール。
相手のディフェンスやキーパーの裏をかく戦術や動き。
激しめのコンタクトもディフェンス側のファウルも上等。
(ただし2分間退場、君はダメだ。)
攻守の切り替えが明確で早くて、ずっと走ってる。
その中でも出し抜くのが早い人、一歩目が早い人がすごい。
そんなことをしている選手が全員、とにかくかっこいい。(ゲシュタルト崩壊)
もうちょっと個人的な好みの話をすると、
キーパーがセーブする瞬間が超かっこいい。
ジャンプシュートがかっこいい。
サイドシュートもかっこいい。
ループシュートもかっこいい。
ディフェンダーが守り切った瞬間がかっこいい。
選手間でサインプレーしてるところがかっこいい。
レフェリーときちんとコミュニケーション取ってるところがかっこいい。
声を出してガッツポーズするのも、無言でガッツポーズするのも、どっちもかっこいい。
身体能力高すぎかっこいい。
そろそろ自分がきもいので止めます。
④何かを応援するということ。
その対象が何であっても、何かを応援するというのは良いことだと私は思う。
その対象の勝利や成功や素晴らしいパフォーマンスや、そういうポジティブな面を心から願うことができるのは幸せだ。
スポーツはその点、かなり分かりやすくコール&レスポンスがあるから応援しやすいよね。
私はいつも、選手たちがベストパフォーマンスを発揮できること、怪我無く、良い試合になることを願って応援してる。
たくさん応援すると、その競技の、その選手たちの素晴らしさを、もう一歩近くに感じられる気がして、少しだけそれを分けてもらえたような気がして、
勝手に何かを受け取ったような気持ちになって、勝手に幸せな気持ちにさせてもらえるのだ。
そしてままならぬ日常を「もうちょっと頑張るか。」と勝手に元気が湧いてきたりもするのだ。
ただ、これは私が勝手にそう思って幸せになっているだけで、選手を含めた誰かほかの人に「私を幸せにしてくれ」とは断じて思っても口にしてもいけないのである。
幸せは自分で見つけましょう。
でも!
ハンドボールはかっこいいから幸せになれる確率が高いです。
あとこれ大事。
勝てば嬉しい。負ければ悔しい。
でもそれも相手がいてくれるから出来ることなのでリスペクトを。
⑤まとめ
強引にまとめるよ!
何故ハンドボールだったのか→かっこいいから。
何故ハマったのか→かっこいいから。
そこから何を感じたか→かっこいいって最高だからいっぱい応援しよう!
身も蓋もないね!
つまり私が言いたいのは、ハンドボールかっこいいよ!ってこと!
観戦初心者でも大丈夫!(できれば良き先達がいるともっと楽しい!)
私は車体の選手としかコミュニケーションをとったことはないけど、礼儀正しくて感じ良い選手ばかりだから怖くない!
会場もアットホームな感じで怖くない!
また車体が日本一になるときを楽しみに応援するし、彗星JAPANが世界を相手に戦っていつか世界の強豪国入りするのも楽しみに応援するし、それで日々が確実に幸せなものになる。
選手たちの勇気や精彩や感情の発露が、ままならぬ日常を生きる私の背中を押して助けてくれる。
きっと、他のたくさんの人の背中も押して助けているのだろう。
これからも。
⑥追記
東京オリンピックが延期になると発表された。
まずはこの危機の一日も早い終息を。
そして、
この一年、ハンドボールの面白さがもっともっとたくさんの人に伝わったなら…。
この一年、日本代表チームがたくさんの準備をしてもっともっといいチームになれたなら…。
もしかして今、怪我をしているかもしれない選手が怪我を治して万全のコンディションで臨めたなら…。
もしそんな願いが叶うんだったら、私は毎日でも祈ろう。
ハンドボール界、頑張れー!!!
彗星JAPANも、おりひめJAPANも、頑張れー!!
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