甲斐選手へのファンレター

甲斐選手へ。
甲斐選手が新たなステージに向かわれると知り、観戦記もまだありますが思わず書き始めてしまいました。

甲斐選手を初めて見たのは2017年のクリスマスでした。
ハンドボールのことを何も知らなかった私が、生まれて初めて見た試合で一番に覚えたのが甲斐選手でした。
選手の入れ替わりが多いハンドボールの試合の中、ゴールの前にずっといてくれたからでした。
相手選手の動きをキッと見据え、目にも止まらない速さのゴールを止め、ガッツポーズをするその姿は、誰よりも格好良く見えたのです。

2018年に初めて駒沢で車体の試合を見た時は、勇気を振り絞って話しかけた私に親切に話をしてくれました。
試合の時とはまた違う穏やかで紳士な人柄を知ることが出来て、私はすっかりファンになってしまったのです。

翌2019年の駒沢では、日本リーグ初優勝を見届けるという大きな大きなプレゼントをもらいました。
その時も甲斐選手はファインセーブを連発していて、本当に格好良かったです。
あの日のことはずっと忘れないです。

甲斐選手をみていて、瞬発力や柔軟性がとても高く、試合中は相手選手との駆け引きや読み合い。
キーパーというポジションの難しさとハンドボールの面白さも教えてもらいました。

この先も、私のように甲斐選手がきっかけでハンドボールを好きになるひとがきっとたくさんいます。
甲斐選手のプレーや思いがたくさんの人に届き、心を揺り動かすことでしょう。

甲斐選手の前途が素晴らしいものになることを願って、そしてそれを信じています。

これからも応援しています。