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2021年9月③ ・後遺症外来初診日

こんにちは。数ヶ月放置してしまいました…

近況としては7月に仕事を辞め、ようやく落ち着いてきた所です。
体調も良くなってきました。
また少しずつこちらも更新していきます!

今回は一昨年初めて後遺症外来を受診した時の事を書きます。

2021年9月末、コロナ罹患から約1ヶ月。
一度は仕事復帰しましたが、私は再び会社を休んでいました。

まずPCを見るのと電話で話すのがキツい。
座ってるだけでも息が上がってくるし、強い頭の締め付けもありました。
2時間が精一杯。仕事になりません。

コロナは治ったはずなのに、何故こんな風になってしまうのか。
自分のこの症状はコロナ後遺症なのか…それがまず知りたかった事です。

そこで県内の後遺症外来を受診する事に。
予約を入れた次の日の朝、電車で向かいました。この時は母も付き添ってくれました。

病院までの道のりは、家から最寄り駅まではタクシー。
そこから電車と徒歩で何とか通う事は出来そうな距離。

それでも電車で立ってるのはなかなか辛く、到着した時点で既に息苦しい。

(朝は混むので、次からは座っていける時間帯に行こうと決めました)

駅からは近く、小さいけど綺麗なクリニック。

もうグッタリしていたので休ませてもらい、体調が少し落ち着いてから検査をして、診察。

検査の結果なども踏まえ、ここで初めてコロナ後遺症と診断されました。

先生に倦怠感は?ブレインフォグはありますか?と聞かれたのですが…

事前に調べていたので意味は何となく理解はできるけど、自分に当てはまるのかいまいちピンと来なかったです。

とにかくその頃の私は何をするにも動悸・息切れが辛かったので、怠いといえば怠いのかな?何か見ると頭痛いかな?位。

先生は私の話を最後まできちんと聞いて下さった上で、今の所対処療法しかないので、それでやっていきましょうと。

魔法みたいな治療も薬もないのだとわかっていたけど、効くのかわからない治療を地道に続けていくしかないのか…

特に辛い動悸・息切れに対しては吸入薬。
疲れやすさに対しては漢方。
微熱があったので、解熱剤も頓服で。

診察の最後にアップダウンしながら半年過ぎた位から徐々に良くなっていくよ、と言われました。

この言葉でかなり安心したのを覚えています。こんなに長引くとは思っていませんでした。

とりあえず2週間後に再び受診の予約。
10月からはまた時短勤務で復帰すると会社に連絡しました。


話は少し変わりますが、厚生労働省のHPには後遺症についてはかかりつけ医に相談をと書いてあります。

が、ちゃんと後遺症を診てくれる病院はまだまだ少ないのが現状だと思います。
有名な病院に患者が集中してしまう状況。

2021年の時点では私の住んでいる市には一件も後遺症外来はなく(自分で調べた限りですが)
、結果身体が辛いのに1時間かけて通院しなければなりませんでした。

またまともに患者の話を聞いてくれない、後遺症を否定する医師も未だにいる様で…
症状以外にも辛さ・大変さがあり、その一つが医師または職場・家族の無理解。

時折テレビで後遺症の特集などやってますが、こういった面はあまりクローズアップされてない気がします。

まずコロナに感染すると軽症でも後遺症が残る可能性がある事、そして発症すると生活が一変してしまう事を1人でも多くの方に知ってほしいと思います。








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