「Wake Up, Girls!新章 」 第12話 BDでの修正箇所まとめ(暫定版)
アバン
・文字の変更。
「がんばっぺ!~」の末尾に「全国ツアー」が追加。
・会場内がペンライト処理に変更
WUG!メンバーの作画と、ステージエフェクトが変更。
エフェクトが効きすぎていて却って見づらくなった弊害も感じます。
(*アバン内で同様のシーンが続くため、以後省略します。)
引き続き
「背景の完全差し替え」という表現を使います。
サブタイトル表示位置も変更。
Aパート
Check.1
動画でないとわかりません。
オンエア版:用紙全体に向けてズームイン
リテイク版:用紙の左下が次第に見えるように
変更点は
1:窓のブラインド
2:上記1の手前にメニュー追加
3:左上の人の顔と眼鏡
4:大田の顔
「平成2017年」というとんでもない誤字はさすがに訂正。影と大田の顔も追加。
紙をやぶる大田の動作が変更。オンエア版はぶっちゃけ、2分割させた用紙が画面下方に流れるだけ。
また、リテイク版では途中で大田の顔が拡大。顎への修正もあり。
【左端の人】
右耳、目、口の変更
【右端の人】
右手指の爪変更
右端の背景。ブラインドが無し→閉に。
またオンエア版の窓は画面上から下まで続くほど大きい。
結論。
影の追加、フレーム枠の形状変更など眼鏡が眼鏡らしく。
また大田自身も眉毛の変更と、シーン途中で目が変わることに。
そして、動画でないとわかりません。
オンエア版:眼鏡とそれに反射された文字の両方が画面左側へ移動。
リテイク版:眼鏡に反射された文字のみ固定で、大田の顔と眼鏡が画面右側へ移動。
Check.2
画面手前側の明度が暗く。
上記シーンの続き。更に右端の菜野花は総描き直し。
麻衣の周囲の人々含めて総描き直し。
なお、I-1クラブメンバーの並び順については後述。
白木の登壇シーン。
作画のみならず位置も完全に変更。
変更点は
1:リテイク版のみカメラズームと白木の上方移動追加
2:位置変更含めてI-1メンバー総描き直し
ここで一連のシーンでの麻衣の両隣について。
左から
オンエア版:里佳(白木の真ん前)、麻衣、ティナ
リテイク版:菜野花、麻衣(白木の真ん前)、里佳
両者共に他のシーンでも同じです。
アングル変更と共に総描き直し。
総描き直しに加えてカメラワークも変更。
リテイク版で焦点を合わせる先が右上のティナからから左下の志保へと移動。
背景の完全差し替えその2。白木、志保も総描き直し。
変わったのは背景のみです。
1:天井の蛍光灯が横一文字→縦一文字形に変更
2:フロア壁が暗く
1:ボカシ処理が異なるものの、今度は天井そのものは同じ
2:椅子、モニター含めて白木は総描き直し
3:表示部分の減少含めて志保も総描き直し
ただ、両方とも立体感の無い机・・・。
Check.3
はっきり言ってオンエア版では5秒も無い場面です。
リテイクで3人の動きの確認を。
上記シーンの続き。
これも僅かながら志保の歩く動きが動画で追加されました。
志保へ向かって走る里佳の動き変更。
そしてモブのI-1メンバーは作画の修正。
メンバーそれぞれにストレッチの仕方が違うことは、まあ評価できるでしょう。
これも動画で見ましょう。
リテイク版では里佳が駆け寄ったのちに立ち止まり、
志保を見上げる動作がそれなりに。
1:机に対する光の反射が減少
2:モニター機器並びに映し出された画面差し替え
(ただ、リテイク版でモニター外枠が黒色なのはこの場面のみ)
3:椅子が総描き直し
(肘掛けは明らかに形状が異なる)
ダルマ(*クレジット表記ママ)との連絡中場面。モニター全体を出し、白木の顔はそれに反射するという構図に変更。
これもオンエア版は一枚絵のみです。
リテイク版で
「ダルマとの通信切断→白木が画面右方に頭を動かす」
という動作が追加。
これも動画で確認を。
リテイク版は志保の姿が画面右上へと
拡大してゆきます。
志保の帽子が追加され、全員描き直し。
ズームアウト処理も追加。
Check.4
変わったのはズームイン処理が追加されたのみです。
(*以後、ズームに関する変更のみの場合、記載を割愛します)
さてモニターに映し出されたのは、"Polaris"曲での最後のポーズ。
・中の人らの実際のパフォーマンスから絵に起こした(と思われる)。
・アニメにおいては二度と出ず
という特徴が。
すなわちこの絵の意味するものが解るのは最速で、2018年4月1日に行われた
仙台バスツアーから。
直ぐには解って貰えなかったという不遇の曲でもあります。
第12話においても「ノーコメント」という表現を使います。
強いて言えば「全国ツアー公演予定」の掲示箇所が
オンエア版:出入口の扉
リテイク版:テーブルより上方の壁面
にそれぞれ統一されています。
背景の完全差し替えその2。
+ノーコメントPart2。
オンエア版では藍里のほくろが無かった訳で・・・。
背景の完全差し替えその3。
+ノーコメントPart3。
人物と背景の比率がめちゃくちゃ。
とはいえ評価できる点も時折あります。
リテイク版の表情と中割りに文句ありますか?
背景の完全差し替えその4。
それとリテイクで3人が画面左側へ少し移動。意味ある修正なのだろうか?
変更点は藍里のほくろのみです。
オンエア版:黒目の右側
リテイク版:黒目の左側
この表現でご理解頂けるでしょう。
ぶっちゃけ今作ではほくろの位置、いい加減。
ここで余談。
この時の藍里の台詞のきっかけとなる出来事は
舞台『Wake Up, Girls! 青葉の軌跡』にもあります。
少し考えてもわかるでしょう。
アニメのアフレコは収録日にOKが出ればそれで完結です。
しかし、舞台は数日間は続く稽古+公演期間中ずっと演者の心を支配します。
早坂とのやりとりがメンバー中最大で、かつそれが複数回あった永野愛理さんへの名誉の為、こう記して頂きます。
「前監督の方、謙虚になれよ!」
説明するのが遅れました。
「全国ツアー公演予定」
掲示場所の違いがこれ。
以後この公演予定一覧表に関しては省略します。
ノーコメントPart4。
但し、リテイク版でテーブル台の内容が他のシーンと合致するように。
この時の夏夜の台詞に関連した余談。
要するに。
閉店が告知され後はやることが在庫処分だという状況になったにも関わらず、今までを超えるほどのチケット申し込みがあったという話。
ブログ公開当時、筆者は本当に涙する思いをしました。
Check.5
ここから一枚絵が続きます。対応も様々。
『てーきゅう』の入った絵が再び登場。
そういえば、新庄かなえ役三森すずこさんの都合もあって次回作はやらないでしょう。
1:画面左側にあったバンジージャンプ用のロープが描き直し
2:夏夜の顔面では閉じた目、鼻の変更
3:画面左側とロープ下部に飛び散る汗が追加
第3、9話共々バンジージャンプでは肝心な物ができていないという・・・。
完全な別の絵に。
歌を披露したオンエア版の展開もありかもしれません。
第10話で子どもたちからいいようにされた後日談でもあります。
ノーコメントPart5。
人物ポーズの全変更含めて総描き直し。
とはえい真夢の服装はオンエア版ではこのシーンのみ間違いでした。
ちなみにかつてのWUG!ブログで「ハモリ」を調べると、いくつか裏話があります。
また、こんな発言も。
より
この発言への解釈は皆様にお任せします。
単純に考えて。
人数が増えた分、リテイクの手間が掛かっています。
それと未夕に追加された動きが動画にあります。
オンエア版について少々。
画面では未夕の右側に藍里がいました。
このシーンでは真夢の裏に隠れていたまではまあ、解ります。
しかしもともと佳乃より下段に真夢がいました。
よってこの構図は間違いです。
オンエア版は単なる止め絵の垂れ流しです。
ここで、特別ゲストの登場です。
吉川愛「大事なことなので、佳乃の顔を3回動かせました」。
Check.6
ずんだ、真夢共々総描き直し。
また、これに伴って真夢の手の動きも変更。
真夢はより描き込まれたものに。
背景はリテイク版の方が手抜きじゃないかと。
補足。とはいえ動画では手抜きではありません。
佳乃に続いて真夢が画面正面を向く動作が追加されています。
佳乃と真夢は総描き直し。
この時点では佳乃は立っているので、まだリテイク版のようにはならないはず。
補足。
リテイク版は左パンの先に奥の部屋もあります。
真夢のみのシーン、最初のカット。
真夢への光の当たり方が
確実に違います。
(*わかりやすいようにトリミングをしました)
続いてシーン最後のカット。
相違点は上から
1:不自然に暗くなっていた部分が髪に変更
2:真夢の左耳が描かれることに
背景の完全差し替えその5。
佳乃、真夢、ずんだ共々描き直し。
ここでは佳乃と真夢の頭の位置の差が少なくなりました。なので、(6:55)
リテイク版のシーンは先走り(?)という解釈もできなくはありません。
追記。
これまたリテイク版で追加された動作。
佳乃が直立から腰を下ろします。
ここでの変更は背景のみで、佳乃と真夢の間の部分のみ変更。
余談。
この時の佳乃の台詞も前作並びに舞台・青葉の軌跡を受けてのものです。
また考えます。
アフレコ現場に立ち会うのは、アニメ監督、音響監督らせいぜい5人程度でしょう。
一方舞台は多くの観客が観ています。
リーダーとしてここぞという時に、人間関係問題に立ち向かってきた七瀬佳乃役青山吉能さんの名誉のため、再びこう記して頂きます。
「前監督の方、謙虚になれよ!」
左側に佳乃追加。
また真夢も髪と首から下が変更。真夢の右前髪は却って間違ってしまったような・・・。
またもや追記。
リテイク版は真夢が「え?」というような表情から変化してゆきます。
Check.7
雑だった新幹線の作画が変更。そしてボカシ追加ももうお馴染みでしょう。
上記シーンの続き。
JR東京駅の駅名標の内容部分とその右の柱が追加。
画面右上に太陽光処理追加。
そして丹下社長御一行らの表示部分が減少。
縮尺を合わせたとするべきか、リテイク描き直しの手抜きとするべきか。
ノーコメントPart6。
なんだけれども
・真夢のスリッパ描き直し
・未夕と実波の前方にスリッパ追加
は意味があるでしょう。
夏夜の総描き直し×2。
結論を先に書くと
オンエア:戸の右側が開く
リテイク:戸の左側が開く
(*左右の基準は部屋の内側から見て)
少なくともリテイク版では以後続く設定です。
志保、愛、佳乃の3人共総描き直し。
また佳乃の位置変更により、志保の表示部分が増加。
Check.8
【背景】
ベッドの角にあった色抜き処理?が削除
【志保と佳乃】
1:志保の右手側に帽子とサングラス追加
2:志保が履いていたブーツが削除され
ニーソックスのみに
3:2と同様に佳乃も靴を脱ぐことに
部屋内で靴を脱いだことは・・・まあ一応伏線です。
(*わかりやすいようにトリミングをしました)
眉毛、まつ毛、口のみの変更。
(画面左側から)
・志保は表示部分含めて変更
・愛の位置は画面右側に移動
・真夢は腕の体勢含めて変更
ノーコメントPart7。
強いて言えば、リテイク版では佳乃以外の3人の視線の先が変わってゆきます。
リテイク版では真夢が画面手前側に向かって立ち上がるように。
この時点から部屋の外に出て行こうとしていたのです。
聞き耳を立てるシーン。爪が追加され、左側の背景と夏夜の目・髪が変更。
個人的に。
驚くような話ならばそれ相応に目自体も変形させるのはベタながらアニメならではの演出でしょう。
オンエア版は単に色を変化させて、ドアが開いてゆくように見せかけているだけです。
(新規カット)リテイクで中割り付き動画が追加されています。
カメラは動いていないことから、夏夜はしゃがんでいたという新事実が明らかに。
(新規カット)
コミカルなシーンはコミカルに徹すべきでしょう。
そしてリテイク版のドアは確実に左開きです。
Check.9
ドアに挟まれたヒール靴に関する絵、描き直し。やっぱり隙間から洩れる光も描かないと。
(*ここから先は展開との関係上ヒール、ドアに対する指摘が多くなります。)
壁面スイッチ、小部屋(バス、トイレか?)へのドア追加があります。
ただし重要なのはドアの開く方向です。
オンエア版:部屋の内側へ
リテイク版:部屋の外側、すなわち廊下側へ
丹下社長の吹き出し動作が、リテイクでパワーアップ(?)。
また部屋内装備の追加、変更もあるけれど重要なのはドアについて。
オンエア版:画面手前側に向けて全開
リテイク版:画面奥側に向けて一部のみ開いたまま
真夢の後ろにも注目。動画ではドアが閉まる動きが追加されています。
オンエア版の真夢は凶悪な面。
ちなみにここまでもそうですが両方とも社長が居る部屋のドアは、左開き。
追記。
リテイク版では途中で真夢の表情が変わります。
(*わかりやすいようにトリミングをしました)
丹下社長の眉毛と白目への反射、描き直し。
背景、丹下社長、真夢が変更。
特筆すべき点は
1:テーブル上のグラス(変更理由はその前のシーンを参照)
2:丹下社長の足元がスリッパになったことが確認可能
3:無駄に大作だった(?)壁掛け画が縮小。安いホテルだからか?
追記。
リテイクで真夢が前かがみになる動作が追加。
(8:46)の時に反してリテイクで部屋の照明追加。
ところが重要な点が。オンエア版は入口のドアが閉まっています。
背景が追加され、丹下社長へのアングル変更含めて総描き直し。
ハイ、今度は確実にオンエア版のドアが閉じていました。
リテイク版には目印となる丸を付けました。
そして一連のドア絡みのシーンへの結論。
まだヒールがドアに挟まっていたから、真夢以外のWUG!メンバーが気付いたのです。
リテイクで左に藍里、右に菜々美が追加。
そういえば第9話の時に「菜々美が追加」という指摘を何回かしたなぁ・・・。
追記。
実波の動作が指差しからヒールを手で持つように。ここでやっと実波の台詞が報われることに。
菜々美と未夕の体勢変更含めて総描き直し。
そして動きが少なくなった未夕について。
6人もひしめき合っていれば、菜々美の手前に移動するの無理だろうか?とも思えます。
いわばオンエア版の丹下社長の胴体は「全部正面」でした。
リテイクで動きが増えているけれども、シーンの最後で丹下社長はそっぽ向くことに。
動画の多さで「万策尽きた」とするべきか、顔を出さずに想像に任せることで「マンネリ回避」とするべきか。
以下の描写は旧シリーズ作からの流れを組んでいます。
1:ネット掲示板に「Ota」の名前を記す
2:文字変換中のアニメが入る
後者は動画で確認を。
Aパートアイキャッチ。スキーの周辺、下半身部分に飛び散る雪が追加。
Bパート
Bパートアイキャッチ。
変更点は
1:右下のロゴ
2:右上の笹
3:未夕の左目
4:ろくろ首の全貌(?)が明らかに
5:真夢が流す涙の色
6:飛び散った涙がより大きく
オンエア版では特にお馴染みの事務所全景。
リテイクに際してこれまたお馴染みの「グリ」の窓開きと、事務所内に居る人々を追加。
これもノーコメントです。
としたいのはやまやまですが、見逃せない点も。
リテイク版のみ実波だけ低い位置に。
何故かというと
1:事務所内のチェアは定員3人のもの×2設置
2:WUG!メンバー全員集合の際実波だけは外れていた。
そのため、実波専用の椅子に腰かけたこともありました。
本来このような設定です。
オンエア版を無視して見直してください。
天井が変更され、光のエフェクトと早坂の事務所名が追加。
"TASUKU'S OFFICE IN USA"というまんまなネーミング。
オンエア版のみで見られ以後完全に没となった絵。
「モブキャラを描くことでミルパンセ社の右に出る者はいません」。
「全国一斉!アイドルフェス」のイメージビジュアル。
リテイクで"Wake Up,Idols!"の文字が追加。
背景イラストは板垣監督自ら描いたものだと思われます。
内の画像2枚目に線のタッチが似ています。
身体、指、顔、髪の書き直し。髪は壁面に反っているあっちゃんの部分に注目。
また影も追加されました。
エンディング
・ランガ全員書き直し
・テーブルとランガの比率変更
・テーブル上にパソコンと再生機器追加
・壁に「全国ツアー 公演予定」の張り紙追加
公演予定については「終了」の赤文字が同話Aパートから1つ増えることに。
ランガユニット名の手書き文字が変更。
ちなみに今作における直筆・手書き文字についての裏話は、映像ソフト第7巻の特典映像参照。
*まことに勝手ながら暫定版につき、今後の内容追記については未定です。
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