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舞台上の怖さ

演劇学生時代、とある先生が
「君たちは "舞台上の怖さ" は知っているか?」
と授業でおっしゃっいました。

私が "舞台上の怖さ" を知ったのは10歳のとき、
国立劇場での日本舞踊の会の本番で振り付けが飛んで動けなくなった

あのとき、後悔、恥、恐怖 。

すべてを幼い小さい身体で、
ゾワゾワァ~と感じました
黒歴史、トラウマってやつです

でも、あの経験は今の私にとって
宝になっています

あの体験から、私の稽古のやり方とか
本番までの備えかたが変わりました

この "舞台上の怖さ" を知ることによって、
一つ自分の中に芯みたいなもんができた気がして

失敗って、
悔しい思い出になるかもしれないけど、
その経験ってしばらく経つと
宝物になるんですよね

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