チューリップ賞大反省会

(稍)1:33.1 前傾1.1秒
12.5-10.8-11.2-11.5-11.7-11.5-11.6-12.3
46.0(34.5)-(35.4)47.1


主に予想に大きく影響したペースに関することを振り返る

①前走逃げた馬は1頭 エラトー
ただし前走1800mの距離短縮組で枠とテンの速さで逃げられるか疑問だった
②前走1400mの距離延長組は3頭
そのうち出遅れの経験がないのは2着のセキトバイーストのみだった
③当日は金曜の雨が残り、朝から稍重スタート
当日は外回りでも逃げ馬が残る馬場状態
外差しも届くが基本的には内前有利の馬場だった


テン1F

絶好のスタートは前走1400m組の4番ワイドラトゥール
すぐ外の5番ミラビリスマジックが番手追走
その外を8番セキトバイーストと近2走逃げている13番エラトー
これをタフな朝日杯FSで先行して3着に入った16番タガノエルピーダが追走

テン2F 距離ロスを嫌がった16の仕掛けに13も反応しペースアップ

馬場を考えるとかなりのハイペースだがその要因はこの地点
最内をロスなく回るセキトバイーストは1400mからの距離延長組
マイペースで逃げるが他の先行馬は未経験のペースに戸惑うことに
馬のリズムを重視する田辺Jですら手綱を引いて抑えるほどの激流になった

テン3F 勝ち馬と3着馬はこの位置で追走

我関せずを貫き中団/後方で脚を溜めた2頭が1.3着に好走
両馬ともペースと馬場が噛み合った感は強いが
特に勝ち馬のスウィープフィートは完勝の内容
桜花賞も当日の馬場が渋るようなら怖い存在か



●まとめ
・逃げ馬は1400mからの距離延長組でペースに対応しやすかった
※鞍上の藤岡佑Jは特に逃げ馬で注意したい騎手
・16番に入ったタガノエルピーダは距離ロスを防ぐためにポジションを取る
※距離短縮組のエラトーは外から被される形でヒートアップした
・騎手心理として過去のレース傾向当日の馬場状態から
 ポジションを確保したい心理が多くの騎手働いていた

※一方スウィープフィートの武豊Jは末脚の爆発力を信じる騎乗に徹した
 また焦らず権利取りに徹した(差し漏れても3着以内を確保)

自分に合った自分の考えで予想を組み立てよう!