【ワイド的中○2着◎3着】スプリンターズステークス2023 予想

買い目
単勝  10
枠連  1-5
ワイド 10-1.9


結果

回収率 254.5%


レース回顧

空模様の動向を気にしながら平場をチェックした当日
雨自体は降らなかったものの先週半ばの大雨+最終週で時計は低速化

ジャスパークローネはテンの速さの違いですんなり逃げ
ハイペースとはいえ落ち着いた流れで完全な前残り決着
上がり3Fの上位3頭は全てが掲示板外に消えた


勝ちタイム 1:08.0 (H)前傾1.4秒
11.7-10.4-11.2-11.2-11.2-12.3


1着 06 ママコチャ 川田J 3人気 BP
ゲートの出は早く番手を取れるスタートを切ったがまずは落ち着いて周りを確認
10を行かせてから内ラチ2頭目を追走し1をマークする形を選択
ペースが緩いとみるや内ラチ3頭目を回しロスを覚悟で逃げ馬のすぐ外、3番手まで進出
直線は早めの仕掛けから押し切る競馬で後続の猛追を凌いだ

当日のトラックバイアスを考えれば4角で外を回すロスは大きい
苦しくなったところを持たせる騎乗はさすが川田将雅
馬の特性を理解し勝負根性を活かす騎乗が光った
2着とはハナ差だがレース内容には大きな差を感じたG1勝利となった


2着 10 マッドクール 坂井J 6人気
スプリント路線に限れば単勝オッズは過去最大2.5倍
常にファンから大きな支持を得ていた素質馬
前走は熱中症の影響で9着と大敗、人気落ちで単勝14倍と狙い目だった

坂井Jはこのレースで取るべき100点の騎乗で文句の付けようがない騎乗
テンはある程度押して内ラチ沿いを確保し先行する形(想定通り)
この競馬で負けるなら諦めもつく好騎乗だった
本質的は中京向きと考えており来年の高松宮記念も期待

余談だが結果はスプリント重賞未勝利馬のワンツーとなった
今年が混戦と言われていたのは納得の結果だ


3着 01 ナムラクレア 浜中J 1人気
道中のポジション争いでことごとく敗れ、4角までの騎乗が結果に繫がった
ゲートの出は遅かったが二の脚を活かして先行集団で追走した

マッドクールに内ラチ沿いのポジション確保される

出遅れに近いゲートがポジション争いに繫がってしまい
マッドクールにあっさりとベストポジションを奪われた
事前の発言に反してテイエムスパーダがあっさり控えたのも誤算だった

川田Jが外から徹底マーク①
川田Jが外から徹底マーク②

浜中Jの動きに合わせて徹底的に進路を切る川田J
コーナーでスピードが緩み前の馬と接近、ポジションを1列下げることに

前に4頭が横並びになり、外も塞がれて下げる選択肢しかない
4角ではメイケイエールとポジション争いで競る形に
直線の進路は1番枠を活かせない位置取り 1人気馬の宿命か

黒の四角が前にいた2頭、これを避けつつ内を差す選択の場合
位置取りは●辺りになり前が遠く掲示板も怪しい状況
ゲートが遅かった時点で厳しい道中の状況を考えるとマークされた中で3着を死守した内容を評価すべきか

能力は現状のスプリント路線ではトップレベルも
やはりワンパンチ足らない馬感は否めない



まとめ
金曜/土曜の買い目のままだった場合はハズレていた
その中で土日の馬場や天候のチェックを活かし修正できたことが結果に繋がった
死に馬券なしの買い目で回収率upに成功
秋G1はハズレを恐れず強気に絞るスタイルを継続していきたい




以下、予想推移の流れ

金曜夜の印
◎ 09 アグリ

セントウルSは向かい風6mの中、上がり3F32.4秒の末脚で2着
高松宮記念も不向きな道悪で先行馬最先着の7着と能力は証明済
枠は先行狙いの馬に挟まれる形なので不利を受けずにポジションを取れるかが重要のポイント
先行集団の後ろで有力馬をマークする形を想定

◯ 01 ナムラクレア
今年の1200m戦は2-1-0-0と申し分ない内容だが
・シルクロードS 進路ロスなく追い風4mで差し切り
・高松宮記念 極端な外差し馬場に得意の道悪も2着
・キーンランドC 突然の雨で道悪/結果的に外差し◯
と恵まれた面も多く脚質自在で連軸向きだが
G1を勝ち切るにはあと一歩が足りない印象
斤量56.5kgの重賞勝ちは高く評価できるが
川田Jの厳しいマークが予想される1番枠も不安要素

▲ 10 マッドクール
シルクロードSでは0.1秒差の3着に敗れはしたが
差し有利な状況の中、単騎逃げで粘りこみ差のない競馬
⚫︎今年のスプリント路線で最も高レベルの評価
前走のCBC賞は9着大敗となったが
34℃の猛暑で熱中症の症状が確認され度外視できる
※22年7月小倉の大牟田特別(1着)は29℃
先行集団の先頭から好位差しで粘りこむ競馬を期待

買い目
単勝  9
枠連  5-1.5
馬連  1.9.10 BOX
馬単  9→1
三連複 1-9-10
三連単 9→1=10

※枠連/馬連はオッズ比較して券種選択
※馬単/三連複はオッズ次第



土曜の馬場
1200m戦は未勝利/2勝クラスの開催
1着 逃げ
2着 逃げ馬のすぐ外を番手追走
3着 逃げ馬のすぐ後ろを番手追走
と緩いペースで展開も向いたが同じ隊列の決着
馬場自体は内外フラットと考えるが
道中のロスを少なく立ち回れる内前がやはり有利
※当日のレース時間帯は向かい風3mの予報

ただし先週の大雨で芝が使われた影響は大きく
先々週までの超高速馬場には戻らず時計は低速化
土曜メインの3勝クラス秋風S(1600m)は
前傾4.2秒のハイペース1:33.6
【参考】開幕週の2歳1勝クラスのアスター賞(1600m)は
後傾1.3秒のスローペース1:33.1の2歳レコード

・低速化が進むと持ち時計の遅い穴馬も台頭しやすい
・逃げ宣言の馬が内外に大きく離れハイペース必至
・天気は曇りの予報/通り雨の可能性あり
と単純にトラックバイアスで判断するのは危険か



日曜7:00
雷の音で目が覚める
中山は朝の時点で影響ないがレース時間帯には雨マークが出現

馬場への影響だけではなく「雨」の中で行われたレースの好走実績も重要視
馬は繊細な動物、人間には些細な雨でも影響する例も多い

雨考慮の印
◎ 01 ナムラクレア
道悪(2-1-0-0)/雨の1200m戦(2-1-0-0)と懸念材料なし/1番枠が課題
○ 10 マッドクール
本質は良向きも重の春雷S(中山1200m)で好走歴あり/雨のレースは未経験
▲ 09 アグリ
不良の高松宮記念は先行勢最先着の7着/本質は良向きも能力評価
△ 13 ジャスパークローネ
道悪(2-0-0-0)/雨(3-0-0-0)と渋るほど狙い目/逃げ争い激化必至も本格化
☆ 14 エイシンスポッター
道悪(2-0-0-0)/馬場が渋り時計の遅い決着なら差し馬の出番も期待


印の相手が5枠/7枠にそれぞれ2頭ずつ
枠連の出番か、馬連とのオッズ比較を行い券種を選択をする

買い目
枠連 1-5.7
※オッズ比較で馬連に変更

【参考】8:00時点の暫定オッズ
枠連 1-5(5.6倍)  馬連 1-9.10(平均オッズ5.5倍)
枠連 1-7(13.3倍)  馬連 1-13.14(平均オッズ13.7倍)


日曜14時
芝/外回りのレースは3つ
2R/1600m 1:34.7/後傾0.5 逃げ→中段外差→番手
3R/1200m 1:11.0/後傾0.8 先行インベタ→逃げ→番手
8R/1600m 1:35.8/前傾1.4 先行インベタ→先行→中団外差
※2歳未勝利は後傾ラップにも関わらず2歳1勝クラスより速い
 暴走気味にまくる馬がいた特殊なレース展開だったとはタフな馬場?

傾向は内前有利もハイペース必至のレース展開が予想される
逃げ馬から離れて追走する先行勢の中でも
内ラチ沿いを走ることができそうな馬を中心とする

※追記時点で天気は回復傾向で道悪勢の活躍は不透明
 本線はワイド1-10で三連複の3列目を検討していた7枠2頭は印のみ
※レース傾向から狙いやすい内枠に関東馬が多く入ったが
 スプリント路線において坂路閉鎖は影響は大きい
 と判断し今回は印を見送った

自分に合った自分の考えで予想を組み立てよう!