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子どもと娯楽と悪影響

前置き

ボクの知識を利用した考え方なので、嫌悪感があれば読まなくてもいいと思う。

子どもの気持ちや成長を心配している人にオススメだ。日本の研究をしている人にもオススメ。

無造作に組み上げられた文章なので、読みにくいと感じた時は、飛ばし飛ばし読んだり、休み休み読んでもいいと思う。

子どもの気持ちを考える

親の気持ちがわからないなら子どもに聞けばいい。もともとはみんな子どもなのだから、成長した子どもである大人を見れば心配が杞憂だとわかる。

アニメやゲームの残虐なシーンを見て成長を心配する声があった時に思ったことだ。

そして、成長した大人とは、今の20代~30代の大人達と言える。彼等はゲームの普及した時代を生きている。だから彼等を見ればいい。

結論からいえば、心配はいらないといえる。

そもそも、子どもは残虐シーンよりも早くに親に怒られる。悪いことをして怒鳴らない親なんてそうそういない。

そして、怒られた子どもは恐怖を覚える。そして泣く。怒られたくないと思う。怖いことから逃げる。だから暴力シーンも嫌なら見ない。

善悪感情はそこで理解する。怒られるということは悪いことをしてるんだと感じるようになる。泣く子どもは親の感情をなんとなく理解しているということになる。

そして、怖いシーンというのは楽しいことで忘れてしまう。名作を語る時に残虐性しか語られないモノはないだろう。

心配なら、昔遊んだゲームやアニメや漫画の思い出を語る人達の話を見るといいだろう。ジョジョとか昔の漫画は過激なものが多かったし。

いや、真似する子どもも居たにはいたのか。うむ。

今は表現規制に乗っ取っているので、昔ほど過激なものはないし、昔の子どもが真似できていても、今の子どもは真似ができないから大丈夫だ。精神的にも環境的にも。躾が厳しいし社会の風潮があるから。

話を戻そう。

親に怒られても子どもは優しい面を見たら嫌いになりきれない。それに、楽しい思い出が強ければ怒られたことなんてすっかり忘れる。

怒られたのにどうしてまたやってしまうのか?子どもは楽しいことで忘れてしまう。怒られると怖いから楽しいことに逃げる。

ということは、ゲームや漫画の残虐シーンは怖いから、楽しいシーンを見ると忘れるということだ。

それに、シーンだけでなく、楽しい別のことをすれば忘れてしまうし、夜眠れないなら一緒に寝ればいい。

肝心なのはその後の心のケアだ。

優しくできなくてもそれでいいのかもしれない。逃げられる場所さえあれば両親が怒鳴ろうがなんとかなる。例えば一人になれる部屋だとか。そして、ゲームや楽しいことで心のセルフケアが出来るんだろう。

とある精神科の女医さんの言葉を思い出す。「人間は今が楽しければ過去は許せるもの」だそうだ。

大人がそう言うのだから子どももそうだ。逆に、自分がどうなのかを考えてみて欲しい。自分だって楽しければ辛いことは許せるのではないだろうか?

「辛くないから言えることだろう?」というなら、まさしくその通りだろう。辛くないのは今は辛くないから。楽しくなくても辛くないなら辛くない。

通りすぎたことは忘れてしまう。忘れないのなら、生きていてずっと恐怖で震えてるということになる。死ぬまでずっと。

だから、親は子どもに怒るばかりではなく、楽しいことも提供していかないといけない。楽しいことの取り上げは逃げる場所の取り上げだから。

子育てに疲れるのなら、逆に子どもと向き合って遊んであげてもいいかもしれない。笑顔さえ見てれば癒されるだろうし。余裕のある時くらいはそうした方がいいだろう。

できないと言うのならそれこそ娯楽が必要だ。だが、子どもと向きあえなくても見ていた方がいいかもしれない。学校での人間関係に不安が出る。

親とコミュニケーションが幼いうちにとれなけば子どもはコミュニケーション力が育たない。幼児の場合だが。それ以降ならば友達がいるかどうかだろう。

暴力を振るう子どもは大概、辛い思いしか心に残らないから暴力に逃げるのだ。家庭環境が冷えきっている生まれの子どもに多い。大人だってそうだ。いっぱいいっぱいになって暴力を振るう。

ただ、この話は娯楽とは別になって来るので、別の方向から見直した方がいいだろう。

ゲーム世代の人達は

ボクが知ってるゲーム世代の男性━━ゲーム実況者の人達は別に暴力的では無い。ゲームを純粋に楽しんでいる。それはゲームが楽しいからでもあるだろう。

そして、男の人であれば、大概は親に怒られてゲームばかりしてるんじゃないだろうか。ゲームばかりではなく両立できているのなら、逆に、自己管理が出来ているということになる。

「親が厳しいからなんでしょう?」というならば厳しくない親の元で育った子どもを見ればいい。頭が悪いとかそういうことじゃない。自分のルールを作って独自に楽しんでいるんじゃないだろうか?

そもそも厳しいことを言われれば逃げる。怒りやお小言からは逃げる。だから、厳しくされてきたから出来るわけじゃないと言える。

学力の影響は?

学力の方も心配されている一つだろう。それも大丈夫だと思う。

「もともと勉強できる子なんでしょう?」というだろうが、別にできない子だった人も多いと思う。そもそも勉強は楽しくないからやらないのであって、ゲームや娯楽は全く関係ない。

だってボクは学校の勉強は嫌いでも好きなものは好きで伸びてた。得たい情報も知りたいことも自分で学んでる。楽しいから。

点数が悪かった時は心がすれていた時だ。やりたくない気持ちが大きかった。勉強なんてやってもどうせ、という気持ちだった。テストは全部諦めていた。だから赤点ばかりだった。

精神的な問題があるだけなので、負担をかけないことが大事かもしれない。「学力」で全て決まると言われようと、将来に影響されると言われても嫌なものは嫌だった。楽しくないから。わからないし、覚えられないし。

ゲームやマンガと付き合えるのか

それは出来ないことじゃないだろう。家計のこともあるだろうが、ボクは同じゲームを何度も遊んでたし。流行だけは懸念されるが。イジメと。

娯楽付き合いができる家庭はあまり不安にならず見守ったらどうだろうか。不安なら、ゲームや漫画好きの人達を見ればいい。その人達の親がどうだったのか聞けばいい。

ゲームといえば、ソーシャルゲームやMMOは例外なので気をつけて欲しい。ボクが知ってる心が豊かなゲーマーな人はストーリーのあるゲームを遊んでいる。

ボクも、ソーシャルゲームとかよりはストーリーのあるゲームが好きだ。物語が深くて、涙や共感を誘うものが多い。昔から好きだったし。

ということは、ゲームの種類やアニメの種類を見極めればいいのではないだろうか?情操教育は何も絵本や小説ばかりではない。

というか、絵本の読み聞かせは親や読み手が気持ちを込めて読むからこそ情操教育に繋がる。

子どもは怒鳴り声で恐怖を覚える。子どもは感情を知っている。

アニメやゲームだって声優がいて、日本ならとても表情豊かに演じてくれている。それが親だって刺さっている。子どもだってそうだ。感情が理解できるのだから。

ボクも幼い頃は親と同じものにハマったし、感情がわからないわけじゃなかった。

だから、どうしても心配ならばストーリーのあるものかどうかを考えてみてはどうだろうか?あるものならば、ちゃんと正義の味方がいるのかを心配すればいい。幼い子どもに見せる場合はだが。

成長すれば自分で見たいものを見るようになるから問題は無い。

ソシャゲもMMOも別の楽しみがある。格ゲーはストレス発散になるし。人の繋がりを楽しんでいる人が上手くゲーム付き合いが出来ているように思える。

一人よがりだとか残虐性だけを求めてる場合は不安だが、それは手のつけにくい大人になってからだろうし。

あと、真似しないか気になるだろうが、子どもはちゃんと現実を知ってる。そもそも格ゲーなら肉体的に無理だし。キャラクターが戦うから色んな必殺技が使えて楽しいのだ。

どうがんばってもノートとかにオリジナルの設定を作って楽しみ始めるだけなんで問題はない。あとは必殺技やポーズを真似するくらいだろうか。それはそれで空想力を育てているということ。発想力を育てているということになるだろう。

じゃあ、中二病も悪いものじゃないな。というか、本人にとって恥ずかしい思い出になってるし問題ない。周囲の目を気にする子どもになってるわけだし。異性の目は特に気になるだろうし。

ということは、恥ずかしいことはしたくないという羞恥感情が生まれているのではないだろうか。喜ばしいことじゃないか。

というか、悪影響が出た子どもは親の前でもやる。それを注意すればいいだけだろう。

学校の場合はちゃんと注意する人だっているし、生徒全員が冷え込んでいなければ子ども達で迷惑を伝える。

学校の生徒の雰囲気はそれぞれなので一概には言えないのだが。

ただ、子どもが嫌悪感を覚えるような貶し方だけは悪影響なので止めて欲しい。自分を否定されてる気分になるので反発してしまう。

それは夢を貶されているということでもあるから。夢から冷める気持ちは将来を潰しかねない。

友人や褒めてくれる人がいるならばいいのだが。

そもそも、ゲームやマンガは趣味にカテゴライズされているものだ。気になるなら、趣味にあげてる人たちに聞けばいい。

趣味とは娯楽であり、息抜きや生きる目的になる。心を休めるものだ。

だから、奪いあげないでほしい。趣味と思っているということは、ちゃんとやらなくちゃいけないことは分けて考えられているから。

趣味を仕事にしたい!だってそもそもが別れているし。目指すものになるならそれでもいいと思う。将来なんて自分で決めることだし。

精神的圧力が掛かる環境のせい

娯楽付き合いが出来ない子どもはそもそも環境に影響されているように思える。

精神的圧力を強くかけられてしまう子どもほど非行に走るし、ゲームに依存してしまう。

なので、娯楽の悪影響だけではなく、人間関係も考えた方が良いだろう。

非行に走らない子どもは精神的ストレスの少ない子どもだ。

大人だって精神的圧力がなければ健全に生きていける。

なので、改善するのなら、娯楽は娯楽、人間関係は人間関係と分けておけばいいだろう。

それが出きる両親や環境がどれほどあるかはわからないが。

モンスターペアレントや過保護過ぎる両親の元で育った子どもほど失敗や人間的欠点が多いように思える。

そんな親の元に育った上で変わりたい人は、学びたいと思って突き進むことが出来れば大丈夫だろう。

親が居なくても子どもは成長する

この言葉が全てを示しているように思える。

親から抜け出せた子どもは成長できるということでもある。

親のいいなりにさえならなければ、何処からでも変われるから心配しなくていい。

学生なら、学校を卒業してしまえばいくらでも始められるのではないだろうか。

大事なのは知る力と学習すること。

それが何より難しいのが一番の課題なのかもしれない。

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