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物書きならば開けづらい扉に挑め【2023年3月18日(土)】

中年にもなると、新たに気の置けない仲間ができるというのは貴重で、ありがたいことだ。パパ友と飲みながら、そんなことをいつも思う。

今回集まったメンバーはみな、小学校でのサッカーチームが同じで、審判を務めたという共通点がある。3級審判をとって、ひーこらひーこらと走り回って、時にはジャッジミスに反省して打ちひしがられながらも、無我夢中でグランドでホイッスルを吹いていた。大変だったが、今となっては懐かしい。

今回は6人のパパ友が集まった。一次会はおなじみの笑顔亭にて。旨いメシと酒がリーズナブルに。この日はおでんと串盛りを中心に。

18時集合とあって、3時間飲んでもまだ21時である。どこにいくんべ、ということで、ラーメン屋やBARなどの意見も出たら、結局は未開拓のスナック「志雅」へ。

私は会社員時代に少しだけ行ったことがあるくらいで、プライベートでは初めてだ。なんという入りづらい扉だろうか。しかし、物書きならば開けづらい扉にこそ挑まなければ。ええい、ままよ!

と飛び込んでから、数分後には……

大盛り上がり。私の熱唱して、一次会で眠くてもう飲めないはずの酒も進んでしまった。思えば、カラオケって歌うほうも聞くほうも、ちょっとした緊張状態がある。スナックはただ適当に飲んで歌っているだけ、という感じがして、ものすごく楽だなと。玉袋筋太郎さんの本でも読むかな。

そんなわけで、帰宅は1時過ぎ。飲み会前に買った、栗下直也さんの『政治家の酒癖』(平凡社新書)を少し読んでから、寝る。


「偉人」や「名言」「歴史」にまつわる執筆多数。 【メール】 mayama.tomoyuki(at)gmail.com ※ (at) は @ に置き換えて下さい