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ソウルサウンドライアーってなあに? 製作編

製作場所は、神戸甲山
ソウルサウンドライアーを衝撃の出会いから、
長いようで、あっという間に製作のための山籠もりの日がやってきました。

皆さんどうやってここへ導かれたのか…
自分のライアーを産むために20数名が、日本のあちらこちらから、神戸の山中に集まりました。

代表の美幸さんと、サポートして下さるスタッフ彫師さん4名。
そして、
………ドイツから、アンドレアス・レーマン氏。

アンドレアスは日本語がしゃべれないので、
通訳は美幸さん。
アンドレスの英語と、それをくみ取るように訳して伝えて下さる美幸さんの声が印象的でした。

まるで、美しい詩の1節を聞いているような会話。
いよいよ始まりです。
第一声は…

【まずはこの中から、お見合いしてください】


ずらっと並んだライアーのラフモデルから、自分のパートナーとなる材を選ぶ時間。
同じようで全部違う。
木目、色、年輪、枝の生えていたであろう場所…
木の種類でも全く違う。

不思議だね…20人、選んだライアーのラフ、誰一人かぶらなかったんだよ。


まるで、彫ると決めた日から、
ワタシの元へ来るライアーが決まっていたように。
見えない糸で呼び合ったように…。

【彫刻は、木の目にそって彫りますが、ライアーは木の目に直角に彫っていきます】


えっ💦 それじゃ硬くて彫りにくいよね💦


木目に逆らって彫ることで、
この木が目を覚ましていきます。
眠りから起こしていきましょう


…そうなんだね。

ワタシのライアーは
グランドルフィン。
初めてでは、お勧めできないらしい種類。
通常の倍の大きさで、
弦の数は78弦

【5日間の製作ワークで完成しなくても大丈夫ですよ。
お手伝いしますから】
…と申し込みの時に優しくお声がけいただいたんだけど、

ワタクシ ココカラ 3ニチデホリアゲル


ワタシ、やりたいことには驚異の集中力を発揮するんです(笑)

しかも、ワタクシ 自由人。

製作場所が、大浴場もある宿舎だったので、
みんながホリホリしていても、

ワタシハ アイマニ フロニハイル。

ワタシハ アイマニ マッサージチェアデ マッサージ

あとで言われました。
『居ないとおもったら、お風呂。
居た!と思ったら、コーヒー飲んでる(笑)
 マイペースなのに、休憩しながら
よくもまあ、この大きい子を
 過去最速日数で彫り上げたね。』

【注】言っておきますが、ただ雑に早かったのではありません。

なんだかわかんないけど、

木が出してもらえるのを待ってるようで、
ただひたすら、木を起こしてあげただけ。

すぐ出してあげるからね!!


そんな感じ

ー続くー





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