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月に住む

毎年わたしはこの時期になると、もう会えなくなってしまったひとたちのことをよく思い出すんだけど、

今年の夏は、忙しさ、しんどさに加えて、そんな悲しく愛おしかった記憶を思い出したりしていると、自分のこれからをなかなかまえむきに考えることも難しい

わたしはいつもまえむきにいなきゃいけない、そんなメッセージがきらいだったし、そんなふうには思わない、

けれども、ゆううつや孤独を楽しめるような人ではないから、自分だけがあしぶみしているような感覚になる時は、抱えきれない重いものを背負っている気持ちになる、はやくこれをおろしたいって思う



今日はさいきんのわたしが好きな曲を紹介してみようかなって思って

Saucy Dogっていう、ちょっとなつかしい感じのする、スリーピースバンドがすきなんだけど

「月に住む君」って曲がある

ボーカル慎ちゃんによると、慎ちゃんのお兄さんのことをおもって書いた曲みたいで、
最近生演奏を聴いてふるえたんだ〜


もう会えないけれども、恋しくおもうひとを思いながら、わたしもこれを聴く


現実はこんなにも残酷で、めをそむけたくなるようなこと、あまりにもたくさんあって
わたしも段々立ち上がるためのちからを失っていって、今はできることも限られていて
社会運動もなかなかままならなくて、卒論もしんどくて〜…

ぼーっとしながら喫煙所に逃げてくとき、とてつもなく絶望する、どこまでも落ち続けていくような気がしてしょうがなくて


夢でしか会えないひと
夢の中では会えても、起きたらこの世界ではもう会えない人
そんな別れをずっと繰り返すのが人生なんて、って、自分が生きていくことへの絶望が、わたしの頭から離れてくれないよ
絶望しているひまなんてなくて、憂うまえにわたしはやらなきゃいけないことがたくさんあるのにってね、思うけれども


あらゆる挫折が、苦しさが、わたしを育てたように
この絶望もわたしを育てていく

思いっきり恋しがっていいよ
もう戻らない時間をいくらだって想っていい


そうやってわたしがその人のことを記憶していること、夢で会い続けること、それがわたしをずっと育てていく、


わたしはいつだって、過去にばかりとらわれて、これからを想像できない、ってことじゃないのでは
常にしっかり現実を見ていて、これからを考えているから苦しくて、ただその証であるだけのはず


いつも前向きならば、こうやってわたしが自分のあゆみを実感できることだってないのだから!!



うしろむき上等なのだ



だからこれからも夢で会おうね、わたしのたいせつなひとたち













現在わたしは進路にめちゃくちゃ悩んでて、全部うまくいかん気がしているし、周りのみんながすごくがんばっている姿を見てたら、わたしだけが止まってしまっているみたいに思うこと、ありすぎる!泣

だが、自分では分かりにくいけど、わたしのペースでしかないけど、着実にすすんでいるのだからと、自分に呼びかけ続けている、なかなかできんことも多く、お酒に逃げることも多々あるが、なんだかんだ大丈夫だと思っていたい!


ようやっとるよ〜〜!











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