JKめし!はなぜクソアニメと言われるのか?

突然ある無職の元にBDが送りつけられる事件があった。

 周りは散々クソアニメと騒ぎ立てているが、果たして本当にクソアニメなのか?みないでクソアニメと騒ぐのは制作者に失礼だと思い、1話を見ることを決めた。そんな年末のある日。

JKめし!とはJKが飯を作るショートアニメーションだ。1話はニコニコ動画に公式でアップされていたので、それを見ることにした。

 僕が知っているJKめし!の前情報は「クソアニメ」ということだけ。クソアニメと言ってもいろんな「クソ」があると思っている。時間や予算が無くなった結果だったり、演出的なもの、そもそも題材が悪かったりetc....

JKめし!もその類いだろうと思っていた。そう、見るまではね。

 見始めて27秒、線のジャギが気になって話が入ってこなかった。古代ローマのくだりをやっていたと思う。しかし僕の脳内では「なぜこれが許されているのだ?」「作監や監督は何も言わなかったのか?」「?????」といったある意味情報量がこの時点で溢れかえっていたのだ。

 まぁとりあえず最後まで見ようと思い頑張って見た。そして見終わった時、一つの疑問が生じた。JKめし!はアニメなのか?

 ジャギが酷いのは勿論、腕の動きはおそらくAE(aftereffect)で動かしているのではないか?と思った。キャラのパース(角度)が変わるような動きは描いているのだろうが、腕の動きは描いてない気がする。

腕の動き凄く違和感があった。AEを使っているにしても妙にぬるぬるし過ぎている感じがしていた。大抵アニメーションでぬるぬるの違和感があるのはフルコマになっているからだ。

ここで用語を少し解説

アニメーションにおいて1秒を24コマとしている。1秒で24枚の絵がパラパラ漫画のようになっている。日本のアニメーションは3コマ打ちと呼ばれ3コマに1枚の絵が映されている。フルコマは演出として使用されることがあり、よりリアルな動きに寄せることができる。SHIROBAKOの用語集が本当に優秀


 さて、ここで話を戻すと、エプロンの紐を結ぶシーンがフルコマになっているように感じる。やたらとぬるぬるしているからだ。エプロンの紐をフルコマでやる意図がよくわからない。視聴者に違和感を与えるだけだ。

ジャギも酷く、変なところでぬるぬるになっているJKめし!はアニメと言えるのだろうか?3分と短いながらもアニメって何だろうと色々考えさせられるアニメ?だった。


 掲題のJKめし!はなぜクソアニメと言われるのか?ということだが、僕はアニメではないなにか、アニメのような映像だからクソアニメとは言えないと感じた。アニメーションになる前の映像。そんな捉え方だ。


※1話を見てのお気持ち表明文です。2話以降は見てないのでご了承ください。

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