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第5回 メディアリテラシーとしてのフレーミング理論ーコメントのリプライとともにー

ポージング
渚のアデリーヌ

1 本日の講義内容

●前回の復習
●小テストのリプライ
●フレーミング理論  フレーミングはできている。これからこの講義で取り扱う。

小テストの解き方
・いきなり入力せず、wordなどで保存しながらすべて書く。
・最終的に貼り付けて提出。
・wordの小テストのデータは自分の手元で保管。


・小テストの出来が素晴らしい。あなたたち、本当に1年生?
・理想的な学問ができています。
・私の1回生の時よりもずっとよい。
・勉強が苦手な人、いますよね?
・この講義が嫌いではない人。
・学問に自信を持ってください。
・「わからない」と書いた人は、伸びしろがある。
・学問に慣れてください。

・私にとっても、皆さんに学問を教える大事な1時間半。
・後悔したくないので、今日はリプライに多く時間をとります。

2 前回の復習

*各自動画を見る、または前回分のnoteを参照。

3 小テストのリプライ


◉講義の受け方(5分間トーク)
「なるほどと感じる事ができてぼんやりと理解したかな」
→ぼんやりで十分。「わかっていないかも」と疑わないで。OKです。
「コメントの内容に対して自分自身の考えをどんどん掘り下げていくことによって、より考えがまとまるのではないかと思った」
→たくさんのコメント。まさに。深めて欲しい。
「他人のコメントの方が自分のコメントよりも断然よかった。なぜ良いのか考え、私は自分が思った事や感じた事ををそのまま書き起こす事の大切さにめ初めて気づいた。」
→いいものがわかるってすごいこと。=できるってこと。あなたの目は確かですね。もし感じたことそのままだったら。あなたのままで良い。
「自分以外の人の意見を見て、合ってるか不安になったけれど正解がないことを思い出した」
→そのとおり。
「たくさん思考をする機会があるので、楽しいです。 身になっている感覚があります。」
→楽しいと思えることが素晴らしい。自分でこのくせをつけてね。

「今回の5分間トークでは、先生が小テストのリプライで言っていたコメントやリプライに対するアドバイスを意識して取り組んだことによって前回よりよく話すことができ、5分があっという間に感じました。次回の授業も楽しみにしています」
「他学生の感想の多くが「5分間動画を撮ってみて、ノートを書くより喋る方が内容を理解できる」でした。 当講義の工夫は、僕ら学生に対して「学びとは」を再考させてくれている機会になっています。 僕らはどんどん本質的な学び方になっているし、下手したら「オンライン講義の方が学びになっているんじゃ?」となり、通信制に編入する1・2回生が増えるかもしれないなと感じました」

「話す力をつけて欲しいと言っていましたがどうしたらつけれることができるのか」
→5分間喋る。それだけ。単純です。やるかやらないか。



◉講義を受けて、実践へ

・「私の祖父の家にもマスメディアについてという本がありました。 その本にはネットという文字が1つも出てきてませんでした。 今回のリプライを見て、ネットはここ10年前後で出てきたものであるから、昔の本には書かれてないんだとわかり、1つ疑問が解けました!☺︎」
・「週刊誌などのゴシップネタは世間では格好のネタになるが、それが真実かどうかは本人にしかわからない。火のない所に煙は立たぬということわざもあるが、近年では加工技術や合成技術が進化し、お金のためにフェイクニュースを書く記者もいる。全ての報道を信じることは自分にとってよくない事だと考えている。真実と嘘を見極める力を養うことが人にはもっと必要であると今回の講義で改めて感じた。」
・「つい先日、フジテレビのバイキングのニュースで、3月の人混みだらけの竹下通りの様子の映像を、週末に撮ったものだとして流していたことを思い出した。 マスメディアにはこういった捏造も多く含まれていると、今回の講義を通して改めて実感した。」
→マスメディア、捏造おおい。微妙なものを含めると、言い出すとキリがない。
→90歳、コロナから肺炎になり死亡  →「コロナで死亡」と報道。
→みなさんの解釈は?本当にコロナ?肺炎?寿命(老衰)?

「同じ出来事であっても見ているメディアが違ったり、同じテレビというメディアでも番組が違ったりすれば、フィルターが違うので別の色に変わってしまうんだと思った。また同じ人が別のメディアを見た時に色が混ざるのか、それとも後に見た方の色に染まりなおすのかなども興味を持った。今までこのことを意識したことがなかったのでまずは自分の場合では色が混ざるのか、そうでないのかなどを今週1週間テレビなどを見て考えてみたい。」
→テレビを見なかったらどうなる?
→ヒントを出します。私、テレビを見ません。習慣ではありません。ただし、ものすごくネットで調べている。コロナに関しては、テレビとは全く違う意見を持っています。正しいのかはわかりませんが、そういう思考になりました。テレビをOKとするなら、私はNGですね。ただしい情報ってなんでしょう?


「「信頼できる情報源としてテレビや新聞を凌駕するメディアは現れるのか」という話題について。私は小さい頃からテレビを見る習慣がない。つまり情報源として利用していない。Twitterから、今なにが世間のトレンドなのか何に世間の関心が向いているのかを把握し、YouTubeでメンタリストDaiGoさん、キングコング西野亮廣さん、堀江貴文さん、立花孝志さんなど忖度がなく、嘘をつかない、私が信頼できると思う複数の「個人」から情報、考え方を得ている。つまり、今自分の周りで起きていることに対してそれを鵜呑みにするのではなく、疑い、自分なりに深堀して考察するという癖がついている。私はメディアからの情報を信用しているのではなく信用できる「個人」の考察を信用している。」
→みなさんどう思う?

●音楽はメディアか
「私にとっての音楽は心に安らぎを与えてくれるものです。これは十分メディアではないかと思います。なぜなら、この音楽の価値観に対して、私だけではなく、結構な人が同じことを言っている人がいます。 さらに、音楽の歌詞の部分で自分の気持ちを表した歌詞、経験で学んだ歌詞、人を応援するような歌詞、さまざまなものがあります。私は、それぞれに共通しているのは、聴いている側の人たちにその歌詞の想いを伝えたいからではないかと思い、そして、これもメディアに含まれているのではないかと思います。」
→「同じこと」を思わなくてもメディア。
→あとで「ヤンキー」というものをキーワードに考えます

●「私はヤンキー」というメディア
「天気予報の話で服装や見た目が真面目そうに見えているだけで無意識に天気予報が正しいだろうと感じるだろうという意見になるほどなと思いました。しかし私は高校生の時にメイクも毛染めもしておらず先生に反抗したりなどもしておらず宿題もきちんと提出して部活動も真面目にがんばっていたのにヤンキーっぽいと言われていたのがますますなぜなのかわからなくなりました。」
→あなたはヤンキーなのかどうなのか、ということはさておき。

・彼(彼女?)がヤンキーと言われたことについてを考えてみる。
質問1、先生に「ヤンキーっぽい」っぽいと言われた彼はどんな人でしょう?思い当たる特徴を描いてください。解答時間は1分。

・「私(樋口)は、結構ヤンキー好きです。」ほかにも「ヤンキーちゃん、嫌いじゃないよ、実はいい感じ思っている」こう思っている人、いるのでは?
・質問2、ヤンキーが好きな私(樋口)またはあなたは、彼をどう評価している?解答時間は1分。

・答えは?
・最初の質問は、あなたをマイナスに評価したものが多い?
・次の質問は、あなたをプラスに評価したものが多い?
・でも全て、同じ1人のあなたです。


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https://www.kokuchpro.com/event/pointsofyou200620_11/
(ホラノコウスケのイベント告知ページより引用2020.05.24)
ビックバルーンコンセプト

フィルターもあれば、立場の違い。
思い込みもある。
このお話の結論は、いろいろな見方がある。
大事なことは、あなた自身でいること。
自分を否定せず、自分を好きになること。
これが一番大事。

●メディア論から人生論へ
やっぱりこの授業は答えがないし難しいけれどたのしいと思えてきました。
→生き方に答えはありますか?
恋愛に答えは?
おじいちゃんとおばあちゃんとの思い出に答えは?
ただ自分らしさがあるだけ。この講義では、そういうことを教えている。


3、フレーミング理論

クイズ:新聞やテレビは、事実をありのまま伝えているか?
1枚の新聞があります。
この新聞にはニュースが掲載されていますが、これは事実をありのままに伝えているか?答え→NG。
ではなぜ?

●みなさんからのコメント
「出来事のすべてを伝えると文字が入りきらなかったり、時間がなかったりするので、出来事をまとめて伝えてる。」
「読者な見やすいように要約している。注目を引きつけるために面白かったところを特に切り抜く。枠におさめるために切り取っている。」
「メディアというフィルターを通ること自体が、「ありのまま」の情報を発信していることの否定」
「政治的勢力による干渉もあり得る」
「それは、人が発信しているものだからだ。マスメディアに代表されるテレビや新聞、ネットの情報サイトなど、それらから情報を発信しているのは人間である。人間の手が入っている以上、その人の思想や感情が入り込んでしまい、完全にそれらを取り除いていくことは不可能だ。」
「事実は伝えているけどすべてのことは伝えれないのかなと思いました。世間のイメージ的に伝えれないことや全てを伝えてしまったら困る人が出てきたり、ばれてはいけないことが世間に知れ渡ったりすることを阻止するためにすべてを伝えれないのかなと思いました。」

●マスメディアが全てを伝えることが不可能な理由
紙面という物理的な限界
視聴率、購読者
メディアというフィルター
人による発信=主観、立場
組織としての発信=スポンサー
政治干渉→だれのためのメディア?
ばれてはいけない→だれのためのメディア?

4、小テスト

1、リプライへのリプライ
2、5分間、講義の内容とリピートして(動画を復習しながらでもOK)→あなたはどんなテーマをしゃべりましたか?
3、今日の講義で面白いなと思ったこと、ためになったことは?
4、「考える」講義を5回受講(実質3回)し、自分の変化と成長は?
5、質問および自由記述

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