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第11回(7/6) 戦場ジャーナリスト:山本美香


0、導入


•ポージング(瞑想)
今日の講義内容
1、樋口が気になったニュース
2、前回の復習
3、コメントカードへの回答
4、田中龍作ジャーナルについて
5、戦争ジャーナリスト:山本美香
6、次回までの宿題(都知事選関連)

1、樋口が気になったニュース


●コメントカード

中国政府によるウイグル人弾圧にはなぜとめる人がいないのか疑問に思いました。アメリカでは人種差別に対するデモが起こっていますが、なかには白人の方も参加しています。しかし中国ではウイグル人弾圧を止めようという人がおらず、心の冷たさを感じました

●コメントカード

ウイグルのニュースについて、前回も小テストで回答しましたが、民族浄化策は直ちに止めるべきだと思いました。強制的に中国人の男性と結婚させられるのは人権侵害だと感じ、民族浄化策が全くもって解決されていないことに疑問を抱きました。また、私は新たにウイグルのニュースで中国人が人口抑制でウイグル人に不妊強制をしているという記事を見て憤りを感じました。妊娠の中絶を拒否した場合、罰則として再教育施設への強制収容を科したり、女性に子宮内避妊具の装着を強制したりと、あまりに残酷で日本では信じられない行為だと思った。本当に現在でも行われているのであれば、即刻取り止めて行った行為について悔い改めなければならないと思う

香港国家安全維持法 恐怖政治の始まり
「国家安全法成立で香港民主化団体を脱退した「女神」周庭の別れの言葉」
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/07/post-93833_3.php(2020年07月5日17時5分)
デモ参加者2000万人 (国民7000万人)
国家安全当局により、習近平国家主席を批判しただけで逮捕
天安門集会(民主化を求め、戦車に轢かれた男性)は違法集会、逮捕
逮捕者=「香港独立」という旗を持っていた

2、コメントカードの回答


マスメディア
単純に気になったのですが質問を1回しかしてはいけないという規制の中でなにか不都合があるのか、聞かれて困ることがあるのかと考えることが出来るがその一回の質問で痛いところを疲れた場合一体どうするのだろうかと思った。
→ペーパー

コメントでリストを作るとというのがありましたが、もう既に信用出来ないものに侵食されていってるなと感じました。専門家の言葉は無くしてはいけないし、全部嘘だともうテレビや記事を見ようと思わなくなってきます。
→なんてテレビを見なきゃいけないの?

私はワイドショーを見ていて、専門家が同じ内容、誰でもわかるような意見を繰り返し言っていて、さっきも同じことを言っていたし私でも考えられると思うことが増えたように感じています。AIによって管理されることが本当にいいことなのかは断言できないのではと思いました。もしも政府がAIを動かすのであれば、ますます正確な情報が流されなくなる可能性が生じると思いました

テレビはだれのもの?
・テレビに出る専門家が叩かれることを恐れ、言いたいことを言えなかったり、伝えなければ国民が困る情報を伝えられない世の中になってしまったら私たちは何を信じたら良いかわからない。この講義で自分で調べてみることの大切さを学んでいるけれど、やはり手軽に見れるテレビで情報収集する人がほとんどだと思う。そのテレビが忖度ばかりのコメントだとみんな本当の日本を知らないままになってしまう。政府に批判的なコメントをする人をリストに作ったり、政府のしていることは戦時中と変わらないと思う。日本は何も進化していない。
→テレビって何?誰が作っている?誰が支えている?
政治
●コロナと政治
政府の専門家会議が廃止されたことは驚きを隠せなかった。政治家は感染症対策のプロではなく何の知識もない。これからは保健衛生よりも経済が優先されると思う

●政治へのまなざし
それに対して声をあげようとしない国民も悪いと感じました。しかし、政府の一方的な意向で打ち切られることがあるという現状の中、国民が声をあげたところで無駄とも感じてしまいました

3 復習:写真家集団 マグナムフォト


詳細は前回noteより
感想
戦場カメラマンについて
戦場カメラマンは何かあった時、助けてもらえるのか疑問に感じました

戦争は残酷です。なぜ戦場カメラマンは記録するのかと感じました。


実際の現場に寄り添った臨場感のある写真で、社会に訴えたい気持ちが強くあることがよくわかった。しかし、川で家族が必死に逃げている写真や、隣の兵士が打たれた瞬間を撮った写真などは、人として写真を撮るよりも優先すべきことがあったのではないかと感じ、あまり気持ちの良いものではなかった

この写真を見ている限り、動揺なんてせず写真をとったように思えます。なぜ助けなかったのか、なぜ手を差し伸べなかったのかという意見もあると思います。気持ちはわかりますが、それでもシャッターを切った意味を、現代の私たちは理解していかなければならないと思いました。

ロバート・キャパが撮影した最後の写真は、最後であることを知らなければ、こんなにも心が締め付けられるような感情にはならなかったと思います。そして、写真に写る人々が歩いている地面に、地雷が埋め込まれているとも考えられませんでした。写真はジャーナリズムにおいて必要なものであると思います。しかし、その写真が何を伝えようとしているのかを知らなければ、写真に対する感情が薄くなってしまうこともあるのだと考えさせられました。

また、地雷を踏んだ時の写真も、この後地雷を踏んで亡くなったのかと思うと、恐怖に似たような気持ちになりました。

3 戦場ジャーナリスト:山本美香


地雷の怖さ
対人地雷には踏んだ人を即死させる威力はありません。踏んだ足が吹き飛ぶように作られています。戦場で戦っている兵士の場合、仲間の兵士が地雷で怪我をすると舞台に大きな負担がかかります。歩けなくなった兵士を運ぶことで体力が奪われ、すばやい行動ができなくなります。(中略)戦闘で緊張しつづけている彼らにとって、それは想像以上に強いストレスとなるのです。

経歴
1967年(昭和42年)5月26日
ジャパンプレス所属のジャーナリストとしてアフガニスタンやイラク戦争など世界の紛争地を中心

2012年(平成24年)
8月14日 シリア入国
20日 シリア内戦の取材中にシリア北部のアレッポにて銃撃を受けて、搬送先の病院で死亡が確認

家族への知らせ、テレビ中継

子ども兵士の実態
子ども兵士という存在
ジャングルからいきなり子どもが襲ってくる(銃撃)
10歳前後の子ども、反撃に躊躇する

なぜ彼らは兵士になったのか

誘拐(家や学校)、同時にトラウマ(極度のストレス状態)に

兵士として生きるしかない、人を殺すのが喜び、
という教育を受ける

自分の命がなくなることを恐れない兵士
→セラピストが子供の傷を癒し、親元に返す活動

美香さんの言葉
「医者には医者の、ジャーナリストにはジャーナリストの役目がある。医者は目の前で苦しんでいる人を救い、ジャーナリストは彼らの存在を世界に伝えることで、どうしたら救うことができるか、考えるきっかけを作っていく。」
「世界は良い方向にきっと変えられるはず! 平和な世界は、たゆまぬ努力を続けなければあっという間に失われてしまいます。世界の戦争を知ることで、平和への道を一緒に考えてみましょう」

マグナムの規約「死なない」
ぜひ、本物のジャーナリストの仕事を知ってください。
そして、あなたの考え方、生き方を決めてください。

4 田中龍作ジャーナル


コメントカード
政府があまり良く思われていない現状を聴衆の意見も加えてニュースを伝えている。田中龍作ジャーナルはマスコミが報道しないニュースを伝えると書いていて、こういう人材こそがいなくてはならない存在だと思いました。北朝鮮のカテゴリーでは、拉致問題は安倍晋三に利用されたという記事であったので、他のマスコミでは到底書けない記事だと思った。また、バングラデシュやベネズエラなどでは現地の複雑な生活上の問題やイランやウクライナなどでは戦争について取り上げていることを知り、普段日本では報道されない・伝えていないことを田中龍作ジャーナルは堂々と掲載していて、まさにジャーナリズムの在り方ではないだろうかと思いました
透明性
コメントカード
 「『田中龍作ジャーナル』はマスコミが報道しないニュースを伝えます。」と書いてありましたが、このページに行けば、普段知れない情報を知ることができるというのが分かりました。とてもいいなと思いました。 しかし、政府に目をつけられたりしないのかなと思いました。 他に、取材活動支援基金の欄に、口座記号番号や連絡先まで書いてあるのを見て、こういうことをしてもいいんだなと思いました。

こんなニュース
安倍政権が株に突っ込んだため大きく棄損した。8兆円もの損失を出したこともあった。

田中龍作の取材活動支援基金としてお金をwebページを見た人に振り込んでもらおうとしている。本人のジャーナリストとしての収入は少ないので読者に直接お金を振り込んで、取材活動をしようとしている。また会計報告を載せ、細かく何にお金を使ったか、支援金の額までも載せてある。支援金なんて10万もいかないだろうと思っていたが3.4月は60万弱、1月は100万を超えるなど結構支援金を貰っているのだなと感じた。しかし、基本は赤字でそこまでして記事を書くなんて素晴らしいなと思った。 日本だけでなくいろんな世界の記事を書いていたり、経済や政治はもちろん、ホームレスなどの社会問題も記事にしている。 左上にあるロゴマークのようなもので万年筆を銃に見立てているのかなと思った。旗を撃とうとしている(日本を批判している)ように感じた。


 「『田中龍作ジャーナル』はマスコミが報道しないニュースを伝えます。」と書いてありましたが、このページに行けば、普段知れない情報を知ることができるというのが分かりました。とてもいいなと思いました。 しかし、政府に目をつけられたりしないのかなと思いました。 他に、取材活動支援基金の欄に、口座記号番号や連絡先まで書いてあるのを見て、こういうことをしてもいいんだなと思いました。

コメントカード
財務省二人目の死者という記事を読みました。その記事の最後の方に上司から決裁書の書き換えを命じられていた近畿財務局の職員が7日に自殺したと書かれていました。書き換えを命じる時点で政府の闇を感じました。そしてその圧力に負けて自殺してしまう人もいるという事実に驚き、嫌気が差しました。また事実関係を聞かれてもお答えできないとはぐらかしていることもあり不信感を抱きました。他の記事では合同会見で大ウソをついたと書かれていました。もう政府に正しさや真実は存在しないのではないかと思いました。まだまだ知らないことだらけですが、少し読み、少し踏み込んで見るだけでも政府への不信感が強くなる一方でした。政府の人々は何を思って、何を目指して、何がしたくてその世界に入ったのかを改めて考え直すべきではないのかと感じました。しかし、「国民の為になりたいから」や「国を守りたい」等の綺麗な理由で政府に入る人は実際少ないのではないかと考えました。

課題

田中龍作さんに質問したいこと


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