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第6回(6/1) 日本のジャーナリズム史を概観する(2)

0、導入

ポージング(瞑想)

今日の講義内容
1、前回の復習
2、小テストへのリプライ
3、新聞の変遷(政権との関わり)
4、戦争と新聞

1、前回の復習

動画および前回のnoteをご覧ください。

2、コメントへのリプライ

・当時の日本人にニュースが必要なかったということは、当時の日本が秘話であったということなのでしょうか?また、海外の人達はニュースを必要としていたのでしょうか?
→これまでの講義で、なぜ新聞が発達したのか?ということをヒントに。

・また、当時は「新聞をあまり必要としていなかった」と聞きましたが、「新聞発行は人気がないので中止にしよう」とはならなかったのでしょうか?
→なりません。国家政策としての新聞発行でした。ではなぜ、新聞が国会政策になったのでしょうか?

かわら版のイメージの写真を見ましたが、わたしもこれをイメージしていました。しかし実際は違う。かわら版は、公式的なものでは無かったそうです。かわら版を売っているのが政府に知られてしまったら、何らかの処罰がされるそうです。 実際の写真を見て、かわら版の特徴がよく分かりました。
先生は、この「京都学校の記」が「学問のすすめ」のたった3年後に出でいたことを私たちの年頃の時知っていましたか?またこの前者のことを知っていましたか?→もちろん知りませんでした。自分で様々な書籍を読んで、勉強して学びました。

4、新聞の変遷

日本の新聞発行の変遷
・外字新聞、1864年『官板バタビア新聞』
・明治政府による新聞発行『太政官日誌』
・ジョン=ブラックなど、外国人による新聞発行『日新真事誌』
・各新聞先進都市における新聞発行『大阪朝日新聞』『横浜毎日新聞』
・政論新聞、政党新聞
・大新聞、小新聞(・中新聞)

*現在のアメリカの新聞のあり方(タウンミーティング)
→新聞を読まない人のための日本の政策=学校で新聞を読む習慣をつける
日本の新聞発行の変遷

•地方紙、全国紙、地域紙の誕生と定着
『京都新聞』、『奈良新聞』、
『東京新聞』、
『大阪朝日新聞』『横浜毎日新聞』

近代&現代日本における戦争と新聞の関係


1868年  戊辰戦争   
1877年  西南戦争
1894年  日清戦争 <新聞の発展>
1904年  日露戦争 <一般家庭における新聞の定着>
1914-1918年 第一次世界大戦  <1925年ラジオスタート>
1937-1945年 日中戦争
1939-1945年 第二次世界大戦へ  <プロパガンダ映画の隆盛>
1950-1953年 朝鮮戦争 <1953年テレビスタート>
1955-1975年 ベトナム戦争 <1954-1973年高度経済成長期>

5、小テスト:各社新聞社の変遷


*小テスト(30分程度)
・各全国紙のHPをみて、大手全国紙(3社任意で)の変遷をまとめてください
(創業、拡大、など5つくらいのポイントで)

文例
【●●新聞社】
●● ●●年 創業
●● ●●年  ●● ●●
●● ●●年  ●● ●● (続く)

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