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房総寺社巡り【小湊誕生寺】

千葉県・房総半島の寺社を巡る旅。
今回は、鴨川市の「小湊誕生寺」を参詣する。

国道128号の交差点を小湊漁港の方へ右折する

国道128号の交差点を、小湊漁港の方へ向かって右折する。

駐車場に車を停めて、歩いていく

右手に漁港と漁協直売所の「ウオポート」、有料の駐車場が見えてくる。
駐車場に車を停めて、ここから歩いていく。

総門

歩いて道を進んでいくと、総門が見えてくる。誕生寺の入り口となる。
日蓮聖人生誕800年の立て看板が建っている。

参道の両側に石灯籠が並ぶ

総門をくぐると、石畳の参道が続く。
両側には、石灯籠がずらりと並んでいる。

誕生水井戸

日蓮聖人誕生三奇瑞の一つ。
三奇瑞とは、日蓮聖人が誕生した際に起こったと伝えられる三つの不思議な出来事の事である。このうち「誕生水」は、”庭の片隅から清水が湧き出し、産湯に使ったと言い伝えられている。今日まで枯れる事無く、誕生の井戸として護られている。”(引用:日蓮聖人降誕800年特別サイトより)
その他の三奇瑞として、「蓮華ヶ淵」、「妙の浦」がある。
”時ならぬ時節に浜辺に青蓮華が咲き誇り”、”本来深海にすむ回遊魚で群れをなさない鯛が、大小の群れをなし日蓮聖人の降誕を祝った”とされる。(引用:日蓮聖人降誕800年特別サイトより)

蘇生願満の大灯籠

誕生水井戸の向かい側には、蘇生願満の大灯籠がある。
日蓮聖人生誕800年を迎えるに当たり、建立された。

誕生堂

仁王門の傍らには、誕生堂がある。
堂内には日蓮聖人幼像と、その両親の像の3体が安置されている。

仁王門

境内を進むと、仁王門が見えてくる。
千葉県指定有形文化財(建造物)にされている。

鐘楼

仁王門をくぐると、右手に鐘楼が見えてくる。
梵鐘は昭和17年戦時供出されたが、昭和24年に再興された。

祖師堂

誕生寺で最も大きなお堂が、この祖師堂である。
度重なる災害により滅失したところ、10万人講という信徒の浄財によって足掛け11年という歳月をかけ、弘化3年(1846)に落慶した。

祖師堂と鬼瓦

祖師堂の脇には、鬼瓦が設置されている。
日蓮聖人誕生800年記念事業の一環として行われた屋根瓦の大修復の際に取り外されたものである。

間近でみると、その大きさに驚く。

宝物館

祖師堂の向かって右側には、宝物館がある。
平成元年に新築され、日蓮聖人御真筆、歴代の墨蹟等を展示している。