3D計測行ってきた
一度行ってみたかった伊勢丹マッチパレットに行ってきました。
コンピュータで身体を計測してもらって、その後似合う服を一緒に選んでもらえるという90分コース。
結論から言うと、めっちゃおすすめです!
おすすめポイント
計測&計測結果
・身体のサイズが細かくわかるので、今後のオンラインショッピングに便利。
バスト、ウエスト、ヒップだけじゃなくて、肩幅とか腕の長さとか股下とか、オンラインで買う時に知りたい、でも自分で測るの面倒くさいポイントが全部記録される。絶対便利!
・自分の体型だけを抽出して見れる
計測した後、自分の体型を3D画像で立体的に見れるのですが、まぎれもなく私!!体型と姿勢だけなのに、たぶん親や友人が見たら、100発100中で私だとわかる3D画像。自分というものが、顔や表情や服装ではなく、体型で特徴づけられているのだということをまざまざと実感しました。家に帰って夫に見せたら、「前から見ても後ろから見ても横から見ても上から見てもさやめきだー!」と大爆笑してました。
・体型に似合う服をアプリで見れる。
その驚きの3D診断結果をタイプ別に分けて、似合う服のスタイルを説明してもらえるのですが、説明だけじゃなくて、アプリでスタイリングを見ることもできます。実際売っているもののスタイリングが随時更新されているので、見ているだけで楽しいし、めっちゃ参考になります。
スタイリングアテンドサービス
・コートを預かってくれる
地味だけど確実に快適だったポイント。冬の試着旅って、コートを着たり脱いだり持って歩いたりが、実はストレスだったんだなぁと、預かってもらって実感しました。身軽な試着旅、最高!
・色んなブランドの服を一気に試着!
これはやはり最大のメリットでしょう。フロアも違う色んなブランドの服を最後の10分で一気に試着しました。ちなみに私は、
①ジャケット、ブラウス、パンツ
②ブラウス、スカート
③ジャケット、ブラウス、スカート
④ジャケット、ワンピース
⑤ワンピース
以上4ブランド、11点試着しました。
(①と②が同じブランド)
これ、1つ1つお店回ってたら、目が回ってる。
・購入のプレッシャーがない
お店で試着すると、今日は試着だけ、と思っていても、店員さんが色々提案してくださると、買わずに帰っていいものだろうか……という気になってしまいます。
が、今回提案してくださったり、試着の時に立ち会ってくださるのは、そのブランドの店員さんではない、伊勢丹のスタイリストさん。購入のプレッシャーがありません。
・普段自分では選ばないブランドの服を試着できるこれは、次に書く失敗ポイントにも繋がるのですが、雫ちゃん試着をするにはもってこいです。絶対自分なら入らないブランドにズカズカ入って、服を選びました。
予想外に気に入ったものと、ああやっぱり私には縁のないブランドだな、と思ったものがありました。
それがわかったのがマジで大収穫!!
失敗(というか気持ちが上がらなかった)ポイント
ちなみに、このスタイリングサービスの間、気持ちが終始高揚していたかと言えば嘘で、ぼんやりしている時間もありました。その原因は、100%自分にあって、計測が終わって、スタイリングサービスでどんな服を探しているかという話をした時に、私は、「職場のちゃんとした場面で着る服を探している」というリクエストをしました。
3月4月と式典や大きな会合があって、そこで着る服が欲しいなと思っていたので、そんなリクエストをしたのですが、私は、自分の「ちゃんとした」と、世間の「ちゃんとした」に大きなズレがあることを忘れていました。
私の職場は、眉ピアスしてる先輩とか、髪がシルバーメッシュの同僚とかもいる、かなり自由な雰囲気です。なので、「いつもよりドレスアップした、ゆるゆるしてない服」くらいのイメージで「職場で着るちゃんとした服」と言っちゃったんですが、そんな省略をしたらそりゃ伝わらないですよね。
結果、計測が終わったあと、似合うブランドとして提示された中から、スタイリストさんが、「ここに行きましょうか?」とあげてくれたブランドが、ことごとく、私の興味から外れている(いわゆるオフィススタイル)という事態に陥りました。
↓ピンクが自分だったら行くところ、ブルーがスタイリストさんがあげてくれたところ。
とはいえ、せっかくの機会だから、自分では選ばないところに行ってみよう!とスタイリストさんの提案に従うことにしました。
結果、選んでくださったスーツを鏡の前で合わせながら「……あがらねぇ。決め手がねぇ。」とぼんやりすることしきり。あげく、隣の店にあるGANNIの虎柄のワンピースかわいい❤️とか目移りしたりして、すっかり授業中よそ見ばかりしている学生のようになってしまいました。先生も「この裾のデザイン、ちょっと変わってていいですよ。」と、不良学生を真っ当な道へ導くべく、色々工夫してくださる、ああ、私たちのスクールウォーズ。
最終的に、コンサバなブランドのちょっと変わったデザインを何点も見つけてくださって、試着。
サイズ選びは完璧。私、今までこんなにピッタリ自分に合うジャケットやパンツやスカートを着たことはありません。感謝!
とはいえとはいえ、テンションぶち上がりともならなかったので、購入は見送り、終了時間となりました。
似合う服とは?
お腹がぺこぺこになったので、遅めのランチを食べながら、先ほど試着したものの写真を見て、何が問題なのかを考えました。
問題点1
似合う、似合わないで言えば、明らかに似合ってる。が、私はそもそも「似合う服」が着たかったのか?
先日、Twitterのタイムラインに流れてきたこの記事を思い出しました。
まさにこれです。記事中の
ファッションに面白みや意外性を求めている人とそうでない人とのすれ違い
が、さっきのスタイリングアドバイスで起こっていたことでした。
問題点2
自分自身のコンプレックスの問題。
マッチパレット、身体の厚みやバランスでタイプ診断してくれるのですが、身長は特に考慮されないんですよね。私は身長150cm前半の小柄なので、パンツスーツを着た写真を見ると、「短足!」って感じるし、ワンピースも「もっと脚が長いほうがきれいだろうな」と感じちゃう。デザインがシンプルであればあるほど、自分自身の身長に対するコンプレックスに意識がいってしまうのです。(他人から見れば、バランスよく似合ってる服だとは思うんだけど)
だからやはり、デザインや、色、柄に最初に目が行くような服でないと、自分自身の着心地が悪いのだということに気がつきました。(大収穫)
というわけで、ランチ&自問自答タイムを終えて、いざ、伊勢丹一人旅へ!
今度は、さっき横目で通り過ぎたブランドにどんどん入るぞー!(ロエベのハウルコラボ、近くで見たいし、CFCLのポップアップも覗きたいし、リミフゥのマネキンが着てたブラウスも、見せてもらいたいし……)と鼻息荒く、伊勢丹へ舞い戻ったのでした。
この1時間後、ジル・サンダーで素敵な体験&お買い物をしたのですが、また次のnoteに。
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