ドＳでいこう！①

【温灸券ができるまで】　


鍼灸院20周年の目玉企画として、「温灸券」なるものを発行しています。通常１時間7000円の鍼灸治療を、30分無料で体験して頂けるというもの。院長の鍼施術か、私の温灸を選んでいただきます。

鍼はこんな感じ。

きっかけは１か月前にさかのぼります。

「お母さん、今日渋谷で○○○っていうひとに会ったの！」
「・・・」
「twitterでもハッシュタグがあるようなひとでね、女子高生にも人気があるんだよ。突然近づいてきて性格を言い当てたり、予言めいたものをバーッてしゃべるんだ」
「・・・それで？」
「ほかの子はさらっとだったけど、私は食い下がってね、1時間くらいおしゃべりしちゃった」

何を聞いてきたかというと・・・

●お母さんは、ドＳ
●お父さんは、ドＭ
●キミはそんなふたりが結婚したのが不思議かもしれない、でもそれは～～～だから

●キミは妹が大好き、妹もキミが大好き
●僕が今まで観てきた中で一番仲がいい兄弟、これからもキミ達ぐらい結びつきが強い兄弟に会うことはないだろう
●未来も仲睦まじいまま助け合っていく、だからお互いを大切に

●お母さんの父親はとても厳しいひとだった、だからお母さんは基本ドＳだけど、強いひとにはドＭ
●お父さんは昔、むちゃくちゃモテた

「うーん、お母さんは自分がドＳかどうかはわからないけど・・・確かに年上の父親っぽいひととか、高圧的なひとの前では萎縮しちゃうところはあるね」

「ああでも、Ｓっぽい側面が出たことはあったな。杉並ＴＶの高橋さんに誘われて、～官兵衛で國創り～の年末収録を荻窪でやったとき。たくさんの人がいらしていて、すごい肩書きのかた・知性的なかた・年上目上のかたばかりだったけど、そのときお母さんはその企画のユニークな側面や可能性が本当にスゴいと思っていたから、自分なりの推しポイントを夢中でお話できたんだ。」

「あとで会場を提供して下さったデビットさんに『あなたどうしたの、前と全然違うひとじゃない。そのほうが面白いよ』って言われたの覚えてる・・・」　

・・・そうか、もともとはドＳなのか、でも強いものにはドＭ

印象に残るフレーズが耳に入ってきたときには、それにダイブすること。今の問題と組み合わせること。

・・・長いので②に続きます