【運がいい】は作れる

何か良くないことが起こったとき、思い通りの結果が出なかったとき、

「運が悪かった」

「もっと運が良ければなぁ」

なんて思ったことはありませんか?

そんなあなたに、「運がいい」は自分の思考と行動次第で作れるというお話とその方法をお伝えします。

今回は、私が周囲の人に「運がいい」と言われたとき、実は行っていたことについてお話します。


私は今の会社に就職して1年半で、同期の誰よりも早く、働いてみたかった部署に異動することができました。

周囲の人からは、

「選んでもらえるなんて運が良かったね」「あなたは持ってるね」

なんて言葉を散々かけられたけど、

正直そうじゃないんだけどな、自分で考えて行動したからなんだけどな、

と内心では思っていました。

決して自分ができるやつだなんて思っているわけじゃなく、

そうするために「種まき」をしていたんです。


最初に配属された職場は、働いていても面白いと感じることはなく、

やりたくないと思うことの方が多い場所でした。

そこから早く抜けだしたい、その思いがとても強かったんです。

だから、働いてみたい部署で早く働けるように、人事の目にとまるような人になろうと思いました。

周りの人が全く重視していない、けど会社としては求められている「英語」に力を入れました。

私の勤めている会社では、「TOEIC○○○点以上で○万円」というような奨励金が出るのと、それを達成した人は全社員向けに配信される、資格試験の合格者名簿に名前が載るようになってます。

奨励金には3段階あるのですが、過去の合格者名簿をみてみると、一番下のラインに載る人はたくさんいるものの、二番目のライン以上の人はほとんどいませんでした。

そこでまず二番目のラインを目指して勉強し、クリアしました。

案の定、職場の同僚や他の部署の人から「名前載ってたね」と話しかけらることが増えました。


そしてもう一つ、自分が行きたい部署にいる人に自分のことを知ってもらいたいと思い、会社のイベントで近づける機会があれば挨拶をしに行き、つながりのある自分の上司や先輩に「あの部署に行ってみたい」「あの人とお話をしてみたい」と日頃から言い続けていました。

そんなとき、大チャンスが訪れました。

会社とは全く関係なく、地域のイベントの時に遊びに行っていたとき、偶然会社の社長の近くの席に座りました。

自分のことを知ってもらうチャンス。

もちろん社長は会社の代表として、来賓として出席しています。

周りにたくさん人がいるし、その貫禄に正直ひるんで緊張もしましたが、思い切って話かけることにしました。

名前は名乗らず、シンプルに「今年入った新入社員であること」「仕事を一生懸命頑張りたい」ということ。

できるだけ、大きな、明るい声で。

そうすると社長から「お名前は?」と聞かれ、答えました。

ただそれだけ、ちょっと勇気を出したその行動のおかげで、社長の目にとまることができ、その後も会えそうな場所には積極的に足を運び、社内のイベントで会うたびに挨拶することを続け、約1年後に希望の部署への配属が知らされました。


このことを話すと「計算してたんだね」と言う人もいたけれど、それもまたちょっと違うんです。

次回は、私がなぜこういうふうに自分で考え、行動ができるようになったのか、その方法をお話しします。

それではまた!

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