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【S29シングル:最終482位・R1852】積みリレー ゼルネナットポット

こんにちは、二葉めいです。

目標としていた最終3桁順位を達成したので、記念に構築記事を残します。

〇結果

TN:めい
対戦回数:182
勝ち数:103
負け数:79
勝率:56.6%
順位:482位
レート:1852

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〇コンセプト

頻出の構築に機械的に勝つ


〇構築経緯

ジオコントロールによる高い制圧力、ドレインキッスによる場持ちの良さに惚れ、ゼルネアスから構築を組むことにした。

ゼルネアスを選出する上で、最大の障害となるのは当然ザシアンであるが、ザシアン入りの構築に対しゼルネアスを通すためには、ザシアンをゼルネアス圏内まで削った上で流し(もしくは倒し)、積める対面を用意する必要がある。

メジャーなザシアン入り構築(黒馬バドレックス、カイオーガ、イベルタル)を想定し、以下の2匹を採用。
ゼルネアスと合わせて基本選出とした。

ナットレイ
きょじゅうざんを半減で受けられ、てつのトゲにより受動的に削りを入れられる。
遂行速度を上げるため、ゴツゴツメットを持たせた。

ポットデス
でんこうせっかを無効にでき、からをやぶるでザシアンを縛れる。
おきみやげを採用することで、任意の対面で自主退場しながら、ゼルネアスが積む際の負荷を減らすことができる。


上記基本選出の補完として以下の3匹を採用した。

ブラッキー
高い耐久とあくびにより、ディアルガ、イベルタルなどの特殊アタッカーを幅広く誤魔化せる。

ゼクロム
珍しい技範囲とかたやぶり特性により、ホウオウ、ムゲンダイナなどの受け回し構築に強く出られる。
ナットレイと合わせて初手カイオーガを牽制する。

霊獣ランドロス
ゼルネアスvsザシアン対面での交換読みインファイト(相手視点ナットレイ引きが明らか)、エースバーン、霊獣ランドロスの初手ダイマックスを牽制する。
ゼクロムに集中している受け回し構築の処理ルートを分散させる。


〇個体紹介

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ゼルネアス@パワフルハーブ

フェアリーオーラ/ひかえめ

201-××-116(4)-201(252)-118-151(252)

本構築のエース。

初手にはザシアンを投げられることが多いが、きょじゅうざんを誘って後述のナットレイに触れさせるために、こちらも初手に投げた。

H振りザシアンが、てつのトゲ+ゴツゴツメット1セットで+2ダイフェアリー圏内に、2セットで+2ムーンフォース圏内に入る。

ダイマックス以上にパワフルハーブを大事にしながら立ち回った。一度ジオコントロールを積んでしまえば特殊のダイマックスなら打ち合えるので、相手の初手ダイマックスが怖いときや、ミストフィールドを展開したいときは雑にダイマックスを切ることもあった。

ジオコントロールはなるべく上から積みたいが、おくびょうでは火力が心許ないので、ひかえめとした。

つじぎりは途中までかみなりだったが、虫がいるだけで選出できないのはおかしいので、変更を余儀なくされた。

いわなだれ(ホウオウにも多少抗える)と選択だが、外して逃げられるとストレスになること、ホウオウは後述のゼクロム、霊獣ランドロスに任せられること、ダイアーク(D-1)に可能性を感じたことから、つじぎりとした。

メタモンを投げられることが多かったが、HP管理とダイマックスの温存ができていれば、実は返り討ちにできる。


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ナットレイ@ゴツゴツメット

てつのトゲ/のんき

181(252)-114-201(252)-××-137(4)-26*個体値9

ザシアン対面からの引き先。削り担当。

ゼルネアスに対するザシアンの行動が、攻撃技ならまきびし、つるぎのまいならこらえる、みがわりならジャイロボールを押し、とにかくザシアンを削ることに尽力してもらった。

相手の行動、技構成次第では、ザシアンと相打ちにできることもあったが、裏の起点になるのが嫌なので、ザシアンが次の接触で落ちそうなところまで削れたら、積極的にだいばくはつで自主退場させた。

ナットレイとして強い型ではないが、本構築にはぴったりはまっていた。


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ポットデス@きあいのタスキ

くだけるよろい/ひかえめ

135-××-86(4)-204(252)-134-122(252)

ザシアンを流す(もしくは倒す)担当。

てつのトゲ+ゴツゴツメット1セット+インファイト後のD-1(またはまきびし1回)で、H振りザシアンが+2シャドーボールの圏内に入る。

一度破れば、ザシアン対面で倒されることはほぼないため、必然的にザシアン以外とゼルネアスの対面を作れる。

ダイサイコで先制技を封じられるので、通せそうなら残りHP1でもダイマックスを切る価値がある。

おきみやげが優秀で、ふいうちで縛りにくる相手、ダイマックスで対処しようとする相手には特に刺さる。
きあいのタスキの黒馬バドレックスの嘶きを回避できるのも良い。

どのポケモンも頑張ってくれたが、MVPはこのポケモン。


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ブラッキー@たべのこし

せいしんりょく/なまいき

202(252)-××-131(4)-80-200(252)-76

汎用特殊受け担当。

主にイベルタル+日食ネクロズマ、ホウオウ+ディアルガなどに投げた。

イベルタルは物理型、特殊型の両方があるが、物理型でもダイマックスの3ターンを枯らせるだけの耐久はあるので、気にせず投げていた。

機会はなかったが、破ったポットデスをメタモンにコピーされた際のストッパーも担える。

ダイサンダー、ダイフェアリーで眠気をカットするつもりで対面で積んでくる相手は、あくび→ダイウォールで眠らせ、即引きし裏の起点にする。

なまいきなのは、バトンタッチ採用時(後攻バトンしたかった)の名残り。(ミス)
ダイアークを打つこともあったため、結果的にはよかったのかもしれないが、それならA個体値も上げるべき。


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ゼクロム@ハバンのみ

テラボルテージ/ようき

175-202(4)-140-××(4)-120-156(252)

受け回し構築の崩し担当。

ボディプレス(ダイナックル)のおかげで、ナットレイやドリュウズにも臆さず選出できる。

ハバンのみは、ムゲンダイナ対面で合法的にりゅうのまいを積むため。他にも舞った後に意気揚々と出てくるメタモンのげきりんも耐えられる。

ホウオウ+ムゲンダイナのような構築は、(使用したことはないので推測だが)ゼクロムがどうしようもない様子。
りゅうのまいに合わせて、せいなるほのおの火傷に賭ける人が多かった。
燃え続けたので何度もラムのみに変えようか悩んだが、仕様上は50%のはずなので信じて燃え続けた。

Cに4振られているのは、りゅうせいぐん採用時の名残り。(ミス)


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霊獣ランドロス@いのちのたま

いかく/ようき

165(4)-197(252)-110-××-100-157(252)

選出画面での威圧、受け回し構築の崩し担当。

ゼルネアスvsザシアン対面からナットレイ引きのタイミングで、何度かこおりのキバを打たれたため、ザシアン受け偽装がある程度機能してることを確認できた。

こだわりスカーフにすれば、ポットデスの代わりにザシアン入り構築にも投げられるようになるが、裏から出てきたポケモンの起点にされる未来が見えること、本来の役割が疎かになりそうなことからやめておいた。


〇重いポケモン

ホウオウ:ゼクロム、霊獣ランドロスが燃えるので結局重い

日食ネクロズマ:ダイマックスされた試合は全敗した

メタモン:積みリレーの宿命

オーロンゲ:なんかズルい

ガラルヒヒダルマ:こおりタイプが全員に等倍以上で入る


〇感想

目標を達成できたことが、ただただ嬉しいです。

しばらくは離れますが、第九世代ではもっと上を目指します。

@mayf_poke

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