mayumi-yamazaki

職業はITエンジニアです。趣味は読書、散歩など軽い運動。映画やドラマ視聴、ミュージカル鑑賞。1人の時間も人との時間も好きです。 このサイトへの投稿内容は私個人の見解であり、必ずしも所属企業・部門の立場、戦略、意見を代表するものではありません。

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最近の記事

進化する Amazon Q Developer の現状と期待

Amazon Q Developer について気になっていましたが、まとまった時間を作って学べていなかったのでブログ記事を書くことにしました。 タイトルにも書いたとおりで進化が速いサービスなので、執筆時点の情報となりますことご了承ください。 Amazon Q Developer とは?Amazon Q は、AWSが開発した生成AIを搭載したアシスタントサービスです。 Amazon Qには、Amazon Q Business と Amazon Q Developerがあり、そ

    • 最新技術がわかるプロジェクトマネージャーになろう(3)

      前の記事 最新技術がわかるプロジェクトマネージャーになろう(1) 最新技術がわかるプロジェクトマネージャーになろう(2) AWSを活用したマイクロサービス開発の課題と解決策 はじめに前回は、AWSを活用したマイクロサービス開発の基本的なアプローチについて紹介しました。 今回は、実際のプロジェクトでよく直面する課題と、AWSを活用した具体的な解決策について見ていきましょう。 1. サービス間の依存関係の複雑化問題 マイクロサービスが増えると、サービス間の依存関係が複雑

      • 最新技術がわかるプロジェクトマネージャーになろう(2)

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        • 最新技術がわかるプロジェクトマネージャーになろう(1)

          この記事を書いた背景私は日本企業がデジタル変革(DX)を成功させるためには、プロジェクトマネージャー(PM)が最新技術について理解することがとても重要だと考えています。 DXは、企業がデジタル技術を活用し、顧客体験、ビジネスモデル、業務プロセスを革新して企業価値を高めることを目指すものです。 最新の技術を深く知り、それらを使いこなせる技術者がDXプロジェクトの体制に含まれていたとしても、それだけではDXはうまくいきません。 その最新技術をどのように適用すれば価値を生み出せる

          Amazon S3のデータ削除保護機能の使用について

          はじめに 2024年6月20日・6月21日の2日間、幕張メッセでAWS Summit Japan 2024 が開催されました。 私が勤めている会社もスポンサーだったため、私はブースで短時間のプレゼンテーション(オファリングやお客様事例のご紹介)をしたり、ブースに来られた方に展示内容の解説をしたりと、忙しくも楽しい2日間を過ごしました。 AWS Summit Japan 2024 開催中の2日間、会場では本当に多数のセッションが開催されていたのですが、私自身は全くセッションを

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          「AWS Backupのコストを最適化する」を読み、もう少し詳しくバックアップについて調べてみた

          はじめにAmazon Web Services ブログの「AWS Backup のコストを最適化する」を読みました。 (昨今、機械翻訳技術が進んでいますが、日本語で読めると、すんなり頭に入ってくるのでありがたいです。) ランサムウェアの脅威によって、データ保護はすべての企業にとっての最優先事項となっているが、データ保護のためのバックアップにかかるコストについて最適化を行う必要がある、すなわち、"データ保護の要件と、賢くお金を払うことのバランスを取る必要がある"ということが

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          AWS Skill Builder チームサブスクリプション活用例をご紹介します

          AWS Skill Builder についてAWS Skill Builderは、AWSを自身のペースで学ぶことができるオンライン学習センターです。 AWS Skill Builderは、オンデマンド講義、ハンズオンラボ、ゲーム、AWS認定資格取得の準備などのサービスを、好みで選んで学習することができます。 本記事の目的AWS Skill Builderのサービスには無償のものと有償のものとがありますが、ここでは有償サービスも利用できるサブスクリプションを、チームで活用

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          個人のAWSアカウントでもSecurity Hubを有効化することを推奨したい

          はじめにAWS Security Hubは、AWSのセキュリティ状態を包括的に把握することができるサービスです。 セキュリティ業界標準およびベストプラクティスに照らしてAWS環境のセキュリティ状態を評価することができます。 セキュリティが重要だということは理想として分かっていても、実際どれだけの価値があるのか、試してみないことには評価が難しいのではないかと思います。 利用料への影響も気になりますよね。 なんとAWS Security Hubは、30日間無料で評価することができ

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          AWS Well-Architected Tool概説・活用シーン

          AWS Well-Architected Toolとは?  AWSのベストプラクティスに基づき一貫性のある処理手順でアーキテクチャをドキュメント化して測定するクラウドサービスです。 利用者は、このツールを使うと何ができるのか?AWS Well-Architected Toolを使うことで、アーキテクトなど利用者は、AWSのベストプラクティスに基づいて、アプリケーションやシステムアーキテクチャをレビューし、改善計画を立てることができます。 本番リリース前の工程、本番リリー

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          AWS Organizationsのポリシーを改めておさらい!

          AWS Organizationsとは、複数のAWSアカウントを組織で一元管理できるサービスです。 AWS Organizationsの「ポリシー」を使うことにより、組織内のAWSアカウントのさまざまな機能を管理することができます。 AWS Organizationsでサポートされているポリシー執筆時点(2023/7/12)でAWS Organizationsでサポートされているポリシーの種類は以下の4つです。 AIサービスのオプトアウトポリシー バックアップポリシー

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          Amazon WorkSpaces の高速セットアップでUbuntu Linux Desktopを使えるようにしてみた

          はじめにAmazon WorkSpacesは、ユーザー向けに、Microsoft Windows、Amazon Linux、Ubuntu Linux デスクトップ環境をクラウドベースで提供できるサービスです。 個人や少人数ユーザーの場合、Amazon WorkSpacesのクイックセットアップ(高速セットアップ)を使うと、簡単にデスクトップ環境をプロビジョニングすることができます。 少しUbuntu Linux デスクトップを触ってみたくなったので、セットアップしてみました。

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          AWS Network Managerで、リージョン間、アベイラビリティゾーン間のレイテンシーを見てみた

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          AWSのAZをまたがるEC2インスタンスのネットワークスループットを測定してみた

          はじめにこの記事では、筆者が個人の学習・趣味目的で実施した、AWSのAZをまたいで配置したEC2インスタンス間のネットワークスループットを測定する手順の例と結果について、ご紹介します。 前提手順実施の前提は次の通りです。 AWSアカウントを作成済み 必要な権限のあるIAMユーザーがある AWS CLIが使えるように、作業するクライアントPCが設定されている 参考:「AWS Command Line Interface とはどのようなものですか」(AWS CLI v2

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          Amazon SageMakerを使ってAWSサービス一覧をCSV形式で出力する

          サマリーAmazon SageMakerのノートブックインスタンスを作成すると、自分のPCにanacondaをインストールしなくても、手軽にJupyter Notebookが使えて便利です。 この記事では、Amazo SageMakerでJupyter Notebookを使い、AWSのサービス一覧のHTML内の表からCSVファイルを作成する方法をご紹介します。 Jupyter Notebookを起動するまでAWSマネジメントコンソールでのノートブックインスタンスの作成 公

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          Amazon SNSでAWSのデイリーフィーチャーアップデートを購読してみた

          AWSをはじめとするクラウドの進化スピードは速いですよね。 意識的に最新情報を追いかけないと、すぐに追いつけなくなってしまいます…。 RSSリーダーアプリでNewsの購読はしているものの、忙しいとアプリを開くことさえ忘れてしまいますし、AWSのアップデート情報をまとめて、自分宛てにメールで知らせてくれる仕組みがあるといいなと思っていました。 そんな中、たまたまAWS Newsブログの記事「Subscribe to AWS Daily Feature Updates via

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