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エンターテイメントとの距離
またまたTwitterに呟こうと思っていたことが長くなったのでここに書いておきます。
小さい頃に比べてなんで好きなものが減ったのかという疑問に対して、仕事とかが忙しくなると他のことに感情を抱くことに疲れてしまうからって、テレビで話しているのを聞いて、分かるなあと思って。
でも、結構最近は感情を100動かさなくていいや、見逃しちゃうことがあってもいいやくらいの気持ちで映像とか舞台とかを観てる。
決して作品を蔑ろにしているわけではなく、エンターテイメントの楽しみ方はそれぞれでよくって、だからこそ別に「この作品の良いところを見つけなきゃ!」とか躍起になる必要もないなって。昔は、なんにでも意義を見出ださなきゃだめって、思い詰めすぎていたなあ。
この間、ずっと前から舞台を観に行こうと決めていた日に、仕事でミラクルというかこれまで考えもしなかったすごいこと(良いことだよ)が起きて、そのことで頭が一杯で「もう何も考えられない」って放心状態で席に座ったことがあって。でも不思議と「楽しみにしていたのに…くそう」とは思わなかった。
考えられないからこそ、頭を空っぽにして、ただ舞台上にあるものを見ていよう、気になったものだけを見て、聞いていられればいいやって思えて。そうすると「面白い」とか「悲しい」とか「胸がきゅっとした」とか、そういう感覚がすっと入ってきて、それが何になるかなんて分かんないけど心の中にあって
そういうものを置いておける、転がしておける、手に取って眺められることが嬉しいなあとじんわりと思って、この感覚を大事にしたいから、映画とか舞台を観たり、本を読むんだな。
あるがままを受け取ればいいから、ぼーっと眺めていれば大丈夫。そのうちぴぴっと何かを受信する感性があるからねって言われているような気がしてほっとした、不思議な感覚でした。
というわけで、今週は仕事終わりに舞台やら映画やら、気になったものを気になるがままに眺めてきました。
こういう時間を抱き締めていたいなと思った一週間。
月曜から金曜までお疲れ様でした。
明日は歯科健診なのでじっくり歯磨いて寝まーす。
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