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シリーズ:生存時間分析

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生存時間分析の基礎から機械学習系の生存時間分析のアルゴリズムまで git: https://github.com/Greenwind1/survival-analysis
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#kaggle

生存時間分析の基礎3(生存曲線の検定)

前回の記事を up してからかなりの期間をあけてしまいましたが,ようやく重い腰をあげて続編を up しました. ペースの遅い投稿者ですみません(汗.このような感じで遅々としてやっていくと思いますが,気がむいた際にでも読んでいただけますと幸いです. ちなみに,続編を執筆せずに何をやっていたのかといいますと,昨年の 11 月から 今年 1 月上旬にかけて開催されていた ProbSpace の「浮世絵作者予測」や 昨年末から今年 3 月上旬まで開催されていた Kaggle の 「

生存時間分析の基礎2(生存曲線と推定生存曲線・Kaplan - Meier 生存曲線)

お久しぶりです.お元気ですか? 本記事の執筆時点(2019 年 12 月末),急激に寒くなり体調を崩しやすい時期となりました.私はといいますと・・・,先日開催された Kaggle Days Tokyo にて,風邪のためマスクをつけて登壇しお話をする羽目になりました.皆様も体調管理にはお気をつけてお過ごしください. 発表内容は私の Speaker Deck にアップしてありますので,ご興味のある方はご覧いただけると嬉しく思います.欠損値の補完(主に多重代入法)に関するお話となり

生存時間分析の基礎1(生存時間分析とは・生存時間分析のデータ形式)

本記事は,生存時間分析の基礎シリーズの第一回目となります. 更新は不定期で著者のきまぐれに左右されてしまいますが,もしよろしければお付き合いください. 先日,生存時間分析モデルの種類の調査を行っていた際に,こちらの記事にであいました. 非常によくまとめてくださっていて,ありがたく拝見させていただきました.紹介されていた数々のモデルの中でも,個人的なニーズと興味から Random Survival Forests (RSF; Ishwaran et al., 2008) を