メタファーの分解のメモ
動く鼓動に我関せず、
高く聳え立つ君にただ触れず、
君の元へ全力で渡りもせず、
将来を君と見据えもせず、
あの砂丘の砂の一つにもならず、
そんな僕を、僕は僕と言えるのだろうか?
メタファーの分解
メタファーの目的の明確化
文1:
動く鼓動に我関せず、
高く聳え立つ君にただ触れず、
君の元へ全力で渡りもせず、
将来を君と見据えもせず、
あの砂丘の砂の一つにもならず、
文2:
そんな僕を、僕は僕と言えるのだろうか?
これは、文1への逆説。
比喩を直喩に変換
動く鼓動に我関せず、→絶対に動かない
高く聳え立つ君にただ触れず、→君と接触しない
君の元へ全力で渡りもせず、→君に近づこうとしない
将来を君と見据えもせず、→君と過ごす日々を願わず
あの砂丘の砂の一つにもならず、→唯一の存在にならず
否定している文を、肯定している形にする。
文1
動く鼓動に我関して、
高く聳え立つ君にただ触れて、
君の元へ全力で渡り、
将来を君と見据え、
あの砂丘の砂の一つになり、
文2
そんな僕を、僕と言える。
つまり、
常に動き、君と接触し、君と近づき、君と過ごし、唯一になる、そんな僕だ。
という文に落ち着く。
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