社説の縮約・要約 20日目

20日目は産経新聞より。国際女性デーについて。

【400字縮約】
 3月8日は「国際女性デー」。女性の地位向上や差別払拭などを願った取り組みが、世界各地で毎年行われている。
 女性の個性と能力がより発揮できる日本にしたい。男女の賃金格差は依然大きく、要因として女性の非正規雇用比率の高さや女性管理者の少なさが指摘されている。OECDの国際比較では、日本企業の女性役員比率は、G7中最下位だった。
 政府は上場企業の女性役員比率や国家公務員の課長級の女性割合を増やすこと目指している。女性特有の健康問題解決に向けた取り組みも進める必要がある。セクハラや妊娠・出産、育児休業に関するハラスメントの相談が絶えないので、社会で「女性を守る」という意識を高めたい。
 LGBTの理解増進法が成立したが、性自認をめぐり、女性の安全安心を確かなものとにするため、政府と自治体は対応を急いでもらいたい。世界では女性が抑圧されている現実があり、日本外交も改善に向けて働きかけてほしい。(400字)

【200字要約】
3月8日は「国際女性デー」。女性の地位向上や差別払拭を願う取り組みが毎年行われる。男女の賃金格差は大きく、女性の非正規雇用比率は高く、女性の管理者は少ない。女性特有の健康問題解決の取り組みも必要だ。各種ハラスメントを防止し、社会で「女性を守る」意識を高めたい。性自認をめぐっては、女性が安心・安全な対応を政府と自治体は急いでほしい。世界中で抑圧されている女性にも、日本外交は働きかけるべきだ。(196字)

【寸評】
男性の視点は的外れであることが多いので、意識をチューニングするためにも、こういったキャンペーンは必要だと思います。私も気づかずに思い込みをしている部分もあるので、自戒したいです。