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絵画で気づいたことプラス11ー「描ける絵」と「描きたい絵」は違う

絵画教室に通い始めて気づいたことは、すでに何度か記事にしてきました(これまでまとめてきたのは以下の記事です)



でも、まだまだ描けば描くほど気づきがあるフェーズのようで、さらに発見があったので、11個、追記しておきます。
(実は新型コロナウィルス感染予防のため、絵画教室が2週続けて休講になったので、いったん落ち着いてまとめるのにちょうどよかったです)

1.絵は平らな机に置いて書くとかなり首が痛くなる。短時間でもイーゼルを使うほうがいい。特に大きい紙・キャンバスを使う場合。
圧力を思い切りかける必要がある色鉛筆などは難しいが、クレパスくらいならイーゼルでも行ける。

2.画材によって塗るスピードが劇的に変わる。単純に、物理的に細い色鉛筆は時間がかかる。趣味で、早くたくさん書きたい場合は、クレパスは良いかも。短時間でたくさん塗れるので。

3.クレパス・色鉛筆など、水を使わない画材は、細目の紙が良さそう。凹凸の凹の部分に色が入っていかないので。厚めのケント紙を試したところ、最初はなめらかすぎるかと思ったけど、よいかもしれない。

4.絵を描き始めると、画材屋とか行きたくなるけど、画材屋ばっかり行ってもうまくならない。買い物に時間を使いすぎるのはワーストプラクティス。買い物よりもトレーニング。なんならトレーニングよりアウトプット。

5.大きい紙にどんどん描いてると、手が動いてくる感覚ある。

6.人に習うのは良い。フィードバックがあるのは良い。独学だと、小さくまとまる。

7.プロの絵はコントラスト・色が考え抜かれて書かれているので、模写をするとなんか上手く描けた気になってしまう。自分で構成から考えて一枚の絵にまとめるのは至難の業。

8.久しぶりでも、模写する技は身体の中に残っていた。でも、見ないで描く能力はだいぶ落ちている感じ。いろんなものの形が頭から抜けているような気がする・・・が気のせいかもしれない(前からこんなものかもしれない)

9.何を良いと思うか、美しいと思うかというセンスは、絵を描いていない間にも磨かれている。

10.画家の絵を模写をすると、構成、色使い、ごまかし方の勉強になる。

11.「描ける絵」と「描きたい絵」は実はかなり違う。「描ける」とわかるような絵ばかり描いても、「描きたい絵」を描けるようにならない。表現の幅も広がらない。でも「描きたい絵」ばかり狙ってチャレンジングな絵ばかり描いていると、うまく描けなくてつまらなくなってくる。
「描ける絵」、チャレンジングな「描きたい絵」絵、交互くらいに書くほうが良いかも。

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