見出し画像

クレパスなら隙間時間に描けるかも ー 人はやりやすいことをしてしまう


最近、自分がやりたいことをちゃんとやるべく、いろいろと環境設計をしています。
本日は絵の話。
ここ3年くらい、絵をずっと描けていなかったのですが、絵の具とかがずっとしまってあって、描き始めるのに腰が重くなってしまうのが原因かなと思い当たりました。
絵を描くときって、広いスペースを空けて、新聞を敷いて、絵の具・パレット・筆を出して、水を汲んで、イーゼルを出して・・・と言う準備があって、結構大変なんですよね。
片付けにも時間を取られます。筆を洗う水とかそのままというわけにいかないし、筆も洗わないと使えなくなるし。

これだと、絵にあてられる時間が30分あるとしても、
・ 準備10分
・ 片付け10分
・ 実際に描ける時間10分
になってしまいます。

絵の具で描くのは、もちろん表現の自由度は高いのですが、すぐ描けない、日常生活との切り替えに時間がかかるという、強力な弱点(日本語がおかしいか?)があります。
絵の具は、水彩にしろ、油絵にしろ、アクリルにしろ、完成までに時間もかかるので、その点からも隙間時間で描くのには向いていないです。

まとめるとこうですね。

<絵の具と筆>
・ 表現の自由度・・・◎
・ すぐ描き始められる度・・・×
・ 完成までの時間・・・× (面積とかにもよってきますが)

アーティストは、「すぐ描き始められる度」なんか問題にしないとは思いますが、隙間時間で描くサラリーマンには超重要。

ということで、絵の具を使うことでの面倒くさい経験が重なり(別に時間が全く取れないわけではなかったけど)ここ数年何も描いていませんでした。
このまま何も描けないのは悲しいので、発想を変えて、
「クイックに描ける画材を選ぶ。自由度は妥協する」
ことにしてみました。

最初に選んだのは、色鉛筆。
4年位前に買った60色のセットを持っていたので、久しぶりに使ってみました。
感想は、

<色鉛筆>
・ 表現の自由度・・・△
・ すぐ描き始められる度・・・◎
・ 完成までの時間・・・△(面積次第)
です。

すぐに描き始められるのは良かったです。
でも、私はもっと絵画ではベタベタ塗るのが好きということに気づきました。
なのでいったん保留して、次に選んだのはクレパス。小学生が使う、サクラクレパスです。

<クレパス>
・ 表現の自由度・・・〇
・ すぐ描き始められる度・・・◎
・ 完成までの時間・・・〇
クレパスでも多少の準備は必要ですが、すぐに描き始められます。
毎日スキマ時間で描くにはちょうどいい画材かもしれない。
自由度は筆に比べたら低いけど、準備は色鉛筆よりも若干面倒くさいくらい。
色鉛筆よりは圧倒的に短時間で、なんとか形になります。

ということで、クレパスで絵を描くのは今の生活にフィットしている感じなので、ひとまずこれで描いています。
試行錯誤の結果、また変わるかもしれませんが。

人は好きなことをするというより、やりやすいことをしてしまう。
アフォーダンス・環境に引っ張られる。
なので、これからも、やりたいことを自然とできるよう、環境設計をしていきたいと思います。

最近クレパスで描いた絵、こちらです。

画像1

最後まで読んでくださって、ありがとうございます!サポートいただけたら嬉しいです。