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ワンショット特化型オンセン・ガロウズデッキ解説【NDレジェンド到達】

《激沸騰!オンセン・ガロウズ》《カモン・ピッピー》出し入れするの、強いけどネタデッキだよな…」

そう思ってはいませんか?

《激沸騰!オンセン・ガロウズ》《カモン・ピッピー》
出し入れするのに特化したデッキが、
2022/12/20 に ガイアールオレドラゴンカップ ND 瞬間45位に到達しました。

到達時のスクリーンショット

31戦して勝率71.88%
レート1468から1560まで一気に押し上げたデッキとなります。

本記事はこのワンショット特化型オンセン・ガロウズデッキ、
『オンセンワンショット』の解説記事となります。

本記事で解説する内容は以下です。

  • デッキレシピと使い方

  • 文明の採用理由と各カード採用理由

  • 主要対面に対する対応

1つ言うと、
使い方簡単で使って楽しいデッキなのは間違いないです。

ぜひ本記事を読んで使ってみてください!

デッキレシピと使い方

デッキレシピはこちらになります。

デッキレシピ

このデッキのコンセプトは、
《激沸騰!オンセン・ガロウズ》
《超次元シャチホコ・ホール》で除去耐性を付与し1ターン生き残らせて、
《激沸騰!オンセン・ガロウズ》の効果で
《カモン・ピッピー》の効果を2回使って
《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》を完成させ、
効果で盤面に8打点用意して殴り勝つ』
です。

実際の動きは以下になります。

1, 2ターン目 : 
それぞれのターンでマナを置きます。

3ターン目:
単色マナを置き、
チャージャー呪文を打ちます。

4ターン目:
単色マナを置き、
《超次元シャチホコ・ホール》を打ち、
相手の呪文で場を離れない&攻撃されない
《激沸騰!オンセン・ガロウズ》を出します。

5ターン目メインフェイズ:
《カモン・ピッピー》を出し、
効果で《ウコン・ピッピー》《サコン・ピッピー》を出します。
《激沸騰!オンセン・ガロウズ》の効果を使用し、
《カモン・ピッピー》の出た時効果をもう一度使って
《流星のフォーエバー・カイザー》を出します。
これにより、《サコン・ピッピー》のP'S覚醒リンクが発動し、
《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》が完成します。

5ターン目アタックフェイズ:
《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》でT・ブレイクします。
効果で《時空の戦猫シンカイヤヌス》《サコン・ピッピー》を、
この順番で出します。
《サコン・ピッピー》が後から場に出たことで
《時空の戦猫シンカイヤヌス》が覚醒し、攻撃可能となります。
この時点で以下の盤面が完成します。

《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》の攻撃後

後は残りのクリーチャーで攻撃し、
このターン合計8点の過剰打点でトドメを刺すだけです。

以上がこのデッキの使い方になります!

文明の採用理由と各カード採用理由

デッキレシピ

文明の採用理由

ワンショット特化型オンセンガロウズデッキを構築するにあたっての、
文明の採用理由について解説していきます。

メインコンセプトの《超次元シャチホコ・ホール》の採用により
火闇は確定です。

《カモン・ピッピー》を引けなかった際に出す、
《超次元シャチホコ・ホール》からつながる6マナ以下の
出た時効果が強い火を含んだクリーチャー、
というのがほとんどいなかったため、
他の文明を採用することに決めました。

そこで採用したのが《激沸騰!オンセン・ガロウズ》
効果対象となる水文明です。
《腐敗電脳アクアポインター》での1ドロー1ハンデスは
どの対面でも腐らず強いですし、
《アクア・サーファー》でのバウンスも優秀です。
これらの効果が2倍使えるのはかなりのアドバンテージだと思い、
水文明を採用しました。

マナ加速が優秀な自然文明も候補に上がりましたが、
火闇の3マナチャージャー呪文が豊富なため
自然文明の採用は不要、と判断しました。

光文明は積極的に入れる理由が無いため候補にも上がらなかったです。

各カードの採用理由

ここから各カードの採用理由について紹介していきます。

3マナチャージャー呪文(10枚)

チャージャー呪文

大事な初動です。
事故を減らすための合計10枚採用となります。

闇単色マナ確保のため《ボーンおどり・チャージャー》を4枚、
使用する可能性のあるアンタップキラー付与の効果を持つ
《勝負だ!チャージャー》を4枚、
という採用枚数にし、
残り2枚をこのデッキでは効果が無い《XX・チャージャー》としています。

《超次元エナジー・ホール》(4枚)

超次元エナジー・ホール

《激沸騰!オンセン・ガロウズ》を呼び出す手段をもう一つ用意したく、
採用したのが効果の腐りにくい《超次元エナジー・ホール》でした。

このデッキの水マナとしても重要なカードです。

《超次元シャチホコ・ホール》と合わせて8枚採用しておけば
4ターン目までには引けるだろ!と思っての4枚採用です。

《カモン・ピッピー》(4枚)

カモン・ピッピー

メインコンセプトのため4枚採用です。

意図せず長期戦になった際に10マナ貯めて2体《カモン・ピッピー》
を出して即リンクさせる、という動きがあったり、
《永遠のリュウセイ・カイザー》の横に出して3打点追加する、
という動きがあったりします。

《腐敗電脳アクアポインター》(4枚)

腐敗電脳アクアポインター

《カモン・ピッピー》が引けなかった際のサブプランとして
4枚採用です。

《激沸騰!オンセン・ガロウズ》が場にある際に出すと、
2ドロー2ハンデスでアドバンテージ差を4つけることができます。

また、刃対面やMRC対面でのキーカードをハンデスするのにも優秀です。

《ディス・アダラ・ドラグーン》(4枚)

ディス・アダラ・ドラグーン

《激沸騰!オンセン・ガロウズ》とのシナジーを考えて、
シールドトリガーはなるべくクリーチャーにしています。

このデッキよりキルターンの速い速攻デッキに対処するため、
-2000付与だけでなく全体火力もだせるこのカードを4枚採用しています。

また、このデッキでの火闇マナ確保に役立つ、という点も優秀です。

《超次元シャチホコ・ホール》(4枚)

超次元シャチホコ・ホール

メインコンセプトのため4枚採用です。

攻撃されず呪文の効果でバトルゾーンを離れないという効果は、
クリーチャー効果での除去手段を持たないデッキに対して
かなり刺さります。

このカードを2回使って2ターン耐性を付与する、
なんてことも可能なので安易にマナ置きしたくないカードです。

《アクア・サーファー》(4枚)

アクア・サーファー

元祖、優秀なシールドトリガーです。

《アクア・バースター》でないのは、
《激沸騰!オンセン・ガロウズ》とのシナジーを考えて、
出た時効果を2回使うためです。

青単色マナとしても優秀なため、4枚採用にしています。

《地獄門デス・ゲート》(2枚)

地獄門デス・ゲート

9〜10枚目のシールドトリガーとしての採用です。

このデッキの唯一の呪文除去であり、
《時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ》の除去手段として、
採用する必要がありました。

《ボーンおどり・チャージャー》とのシナジーや、
ロングゲームで強い点から
《デーモン・ハンド》よりこちらを採用しています。

スペースの関係上2枚の採用となっています。

《永遠のリュウセイ・カイザー》(4枚)

永遠のリュウセイ・カイザー

最強のハンデス対策札です。

このデッキのワンショットが、
チャージャー呪文、ホール呪文、《カモン・ピッピー》
の3枚コンボである関係上、
どうしてもハンデスに弱いです。

マナ置きすることでハンデスは危険、
ということを相手に知らせたりできるので、
ハンデスに弱い、という弱点を解決してくれるカードだと思っています。

最大限にハンデス対策の効果を発揮するために4枚採用しています。

また、《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》で墓地に送られた際に、
このデッキのすべてのサイキック・クリーチャーを
呼び出せるようになるのは強いポイントです。

《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》セット

星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン セット

メインコンセプトのカード達です。

《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》
『サイキック・クリーチャーはブロックできない』
という効果が地味に強力で、
相手が立てた《時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ》だったり、
《時空のジキル ザビ・ガンマン》だったりを攻撃時に無力化できます。

2枚目の《サコン・ピッピー》

《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》の効果対象の
ハンターでありつつ、
《時空の戦猫シンカイヤヌス》の覚醒を手助けする火のカードで、
一番パワーが高いサイキック・クリーチャーのため、
採用しています。

パワー1000の《時空の喧嘩屋キル》《ウコン・ピッピー》だと、
《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》《カモン・ピッピー》と合わせて
パワー6000で《スーパー炎獄スクラッパー》まとめて処理されてしまうので、《サコン・ピッピー》を採用しています。

《時空の戦猫シンカイヤヌス》/《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》(1枚)

時空の戦猫シンカイヤヌス/時空の戦猫ヤヌスグレンオー

ワンショットのコンボパーツです。

仕留めきれなかった際に水のクリーチャーを出すと、
1ドローできるのも地味に強いので、
できるだけ生き残らせたいです。

《レッド・ABYTHEN・カイザー》(1枚)

レッド・ABYTHEN・カイザー

シャチホコホールで出せる2枚目のカードとしての採用です。

《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》
《永遠のリュウセイ・カイザー》がめくれた際に出せる
火のサイキック・クリーチャーで一番強いと思っています。

《激沸騰!オンセン・ガロウズ》(1枚)

激沸騰!オンセン・ガロウズ

メインコンセプトの1枚です。

生き残ったら強いカードが、
1ターンほぼほぼ生き残るようになりました。

エイリアンなのもポイントで、
場に残っていると《聖隷王ガガ・アルカディアス》を無力化できるのが
地味に強かったです。

《勝利のリュウセイ・カイザー》(1枚)

勝利のリュウセイ・カイザー

《超次元エナジー・ホール》から出せる
優秀なサイキック・クリーチャーです。

先攻4ターン目のこのカードはマジで強いです。
対面がマナ加速してこない場合は積極的に狙っていいです。

対面の行動を予測して、
それをされないように出すのがポイントのクリーチャーとなっています。

以上、採用カードの解説でした!

主要対面に対する対応

環境全体に対して

現環境は、
遅いデッキはMRC、刃に倒され、
速攻デッキは天門入りのデッキに倒され、
MRC、刃は速攻デッキに倒される、
非常にデッキ選択が難しい環境だと思います。

オンセンワンショットの立ち位置は、
速攻よりキルターンが遅く、
MRC、刃よりキルターンが速い、
と言った感じです。

なので、天門に対しては不利ですが、
現状MRCが増えているおかげで天門の数がそこまで多くないため、
立ち位置はかなり良いデッキだと思っています。

ここからは、主要な各対面デッキに対する動き方を解説していきます。

シータNエクス

こちらが先攻なら超有利、
後攻ならこちらのトリガー次第、という対面です。

シータNエクスは、
《超次元シャチホコ・ホール》で出す《激沸騰!オンセン・ガロウズ》に対する回答をほとんど持っていないです。
トリガーも薄いですし、
こちらが先攻ならほぼほぼワンショット盤面が作れます。

ただ、こちらが後攻の時は
先攻4ターン目の《勝利のリュウセイ・カイザー》で、
シータNエクスのキルターンである6ターン目までもつれ込むので、
殴ってくる場合はこちらがシールドトリガーを引けるかの勝負になります。

白Nエクス

1回しか当たっていないのでなんとも言えないですが、
不利対面です。

《超次元シャチホコ・ホール》で出す《激沸騰!オンセン・ガロウズ》に対する除去が無いのは同じですが、
《超次元ホワイトグリーン・ホール》でのトリガー埋め
+《勝利のプリンプリン》での《激沸騰!オンセン・ガロウズ》選択
でワンショットができなくなります。

さらに、最近出てきている天門入りだと、かなり厳しくなります。

《腐敗電脳アクアポインター》でのハンデスでリソース枯らしたり、
《アクア・サーファー》での盤面コントロールが重要かな、思います。

5Cコントロール

相手の構築の幅が広すぎてこれもなんとも言えない対面です。
戦績で言うと6戦4勝2敗と勝ち越してます。

《超次元ホワイトグリーン・ホール》採用型の場合は、
白Nエクスと同じ対応で厳しくなります。

キルターンはそこまで早くないのですが、
《偽りの名 シャーロック》を出される前には勝ちたい対面です。

MRC

こちらの先攻は有利、後攻は互角〜不利な対面です。

先攻の場合はハンデス以外の邪魔をされずに、
ワンショットを決めることが可能なのですが、
後攻の場合相手先攻4ターン面の墓地肥やしからの、
5ターン目《邪眼獣ヤミノオーダー》での《激沸騰!オンセン・ガロウズ》
除去が可能です。

なので、後攻の場合は
4ターン目に《激沸騰!オンセン・ガロウズ》を立てず
《腐敗電脳アクアポインター》でのハンデスで
手札の《邪眼獣ヤミノオーダー》を除去しに行く動きが重要です。
(もちろん、マナ置きの様子で手札に持っていなさそうなら
ワンショット狙いにいって構いません。)

MRCが始動して、《時空の霊魔シュヴァル》を立てられても、
相手の盾は6枚以上増えないので、
8打点でのワンショットでトリガー次第で上からたたき潰せます。

結局トリガー勝負に持ち込めるので苦手対面ではないかな、
と思っています。

ドロマーエイリアン

ドロマーエイリアンは有利対面だと思っています。

《超次元シャチホコ・ホール》で出す《激沸騰!オンセン・ガロウズ》に対する除去が無いため、
先攻でも後攻でもワンショットを決めることができます。

唯一ハンデスが辛いですが、
そこは《永遠のリュウセイ・カイザー》に祈りましょう。

2022/12/21 18:00追記
有利と書きましたが、互角か不利に修正させてください。
2点気をつけなければいけません。

1. 最初の3点で《捕縛専機ガガ・コロリン》を踏まないよう祈ること
《捕縛専機ガガ・コロリン》がトリガーされると、
《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》が場を離され、
ブロッカーで1点止まるので、
ワンショットがこのカードだけで止まります。
踏まないよう祈って殴りましょう。

2. 《アクア・バースター》が採用されていないことを祈ること
このデッキの天敵です。
《超次元シャチホコ・ホール》で出す《激沸騰!オンセン・ガロウズ》に対する確定除去になります。
採用されていたらガン不利なので、
10マナでのワンショットを狙ったりなどして対応しましょう。

天門

基本、不利対面です。

序盤からブロッカーでリーサルをずらされます。

ワンショットで天門踏まないことを祈りましょう。

ただ、《アクア・サーファー》での2面対処が可能なので、
速攻デッキほど無理な対面でも無いかな、と思っています。

ハンデスをしつつ10マナまでマナ伸ばして、
2体《カモン・ピッピー》を出して即リンクを狙うのも
勝ち筋の1つです。

《超次元シャチホコ・ホール》で出す《激沸騰!オンセン・ガロウズ》に対し、《掘師の銀》という回答札を持っている対面です。

なので、状況にもよりますが、
刃対面の際には最速のワンショットより、
ハンデスを優先しましょう。

4ターン目のハンデスは、相手の手札が少ないこともあり、
キーカードを抜く可能性が高くなります。

《腐敗電脳アクアポインター》ないしなにかクリーチャーを立ててから、
《激沸騰!オンセン・ガロウズ》を出すことで、
《掘師の銀》で除去できなくするのもポイントです。

刃の着地より先にワンショット決まればトリガー期待値1枚なので
不利対面ではないかな、という印象でした。

青黒リバイバー

こちらのシールドトリガー勝負です。

早い段階でトリガーすれば、
クリーチャートリガーなので殴り返しで除去が可能です。

基本的に最速の動きをするのは変わらずで、
5ターン目まで耐えられればこちらのワンショットで勝負が決まります。

とにかく、どれだけトリガーを踏ませられるか次第の対面です。

まとめ

NDでレジェンドに到達したワンショット特化型オンセン・ガロウズデッキ、
『オンセンワンショット』の解説記事でした。

いかがだったでしょうか?

ほぼほぼオリジナルデッキでレジェンドに到達したのは初だったので、
嬉しくなって記事を書いてみた次第です。

今のNDの環境は本当に難しいと思います。
どのデッキでも不利対面が存在しているので、
環境を読んで最適なデッキ選択が必要になってくるかな、と思います。

今後は、レート1700を目指してランクを回していく予定です。

Twitter等で悲鳴や考察を上げるので、もしよければフォローをお願いします。

https://twitter.com/MAXGameAndMusic

本記事があなたのデュエプレライフの一助となれば幸いです。



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