見出し画像

人の成功事例なんて読んでも、自分の人生は変わらないって気づいてるよね。

先日、とあるお仕事の場面で思った話です。

それは、某エリアでのそれぞれの成功事例を集結しながら
共有したり、表彰し合ったりしていく場。

リクルート時代も、よく「ベストプラクティス(ベスプラ)」といって
3ヶ月に1回の成績が良かったり、みんなに展開できるような事例を
集めては表彰していましたが、そういうのって結構ありますよね。

日常生活の中で言うと、本屋さんにいってみたら
いろんな著者の成功事例が書いてあったり考えが書いてあったり
ビジネス書、自己啓発書って結構在りますが
それも「誰かがうまくいったこと」を書いてありますね。

で、そういった「成功のプロセスがマニュアル化された!」的なもの
ずっと読んでるって人達がいるワケなんです。

で、とあるお仕事の場面でも、同じように各取組みについて
「うちはこんなことして、こんな成果が出ましたよ」とか
「これからは、こんなトレンドになるから、考えましょう」とか
いろんな情報が飛び交っていて、目から鱗的な時間がありました。

聞いていると面白いし、関心するし、真似してみようとか思うし
とても刺激になっていいことだと思うんです。

でもねって話。

それって、その人だからで来たことだと思うんです。極論。

で、その人とあなたは、同じ考えなのか、境遇なのか、覚悟なのか。
その辺りはさておいて、「方法だけ」を真似ようとしていないか。

真似ることから、学ぶこともできます。
いろんな知見を吸収することはとても大事です。

多様な世界観や考えを知ることによって、身につける教養も
自分の人生を豊かにしてくれると思います。

でもねって話。

本当に大事なことは、自分の思いと決断を持って
「行動を起こし、体験し、経験にすること」だと思うんです。

その本を1冊買う値段があれば、僕は「体験を買う」ことを
おすすめしていきたいと思っています。
それが、新しいものを食べる、新しい場所へ出掛ける
新しい友人を見つけてみるということ。

自分の人生ってのは、誰かが変えてくれるんじゃなくって
自らの行動によって変わっていくもの。

人の成功体験よりも、自分の失敗体験を増やしてもいいじゃないか。

そして、その経験を、僕は知りたいと思っています。
桜梅桃李。それぞれの花を咲かせましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?